学校行事
ぐはぁ、気が付いたら半年以上放置してしまった><。
書いちゃ消し、書いちゃ消しをしていたら、こんなことに。
すみません、まだ放置気味だと思います。
気を長くして、お付き合いくださいませ。
「ぷっはぁ、何するかな、桃花、」
「いや、今の涼音は普通じゃないよね。」
「いや、あたしは冷静だ。」涼音が言う。
「魔法少女。」桃花が涼音に言う。
「ギクっ!」明らかに涼音が狼狽えた。
「魔法少女のような、変身が涼音の望みなんだ?」桃花が冷静に言う。
「いや、魔法少女だよ、桃花は何も感じないの?」
「そんな子供みたいな。」
「つぅ。」
「でも。それがあたしの望みだ!」涼音が宣言する。
「ははは、良いよ、涼音に私の魔法を教えてあげる。」
「べリアーナ、マジで神。」涼音がべリアーナの手を取って言う。
「物質交換魔法だよ。」
「おぉ。」涼音が言う。
「特定の登録した物と、特定の登録した物を交換する魔法。」
「質量や、容積は問題なく、本当にこれとあれを一瞬で交換できる魔法。」
「まじで、教えてほしい。」
「ちょ、涼音さん、顔が怖い。」
「だってぇ、あこがれの魔法少女の様に、変身が出来るんだよ、期待値はMAXだよ。」
「理は簡単、取り換える物の出現場所を、細かく設定するだけ。」
「おぉ、理にかなっている。」
「呪文は、『チェンジ』、そして、交換するものを設定するだけ。」
「おぉ。」
「もし、着る物を設定するなら、着ている状態で交換する前と後を設定すれば良い。」
「成程。」
「変身前の状態と、変身後の状態を設定すれば良い訳だね。」
「その通りだよ。」
「ぐふふ、店に帰ったら早速設定しよう。」涼音がニコニコしながら言う。
「涼音、顔がものすごく残念だよ。」桃花がため息をつきながら言う。
「ほっとけ!」涼音が桃花に言う。
「さぁ、道楽亭に行こう。」涼音が先頭に立ち、歩き始める。
キャラとシャイナもそれに続く。
「はぁ。」桃花はため息をついてそれに続いた。
*************
「で、連れてきた、と?」
「うん。」涼音が良い顔で言う。
「アンタねぇ、まぁ、今更か。」
「えへへ。」
「で、べリアーナさんだっけ?」
「べリアーナで良いですよ。」
「では、べリアーナはどうしたい?」理沙姉が言う。
「どうしたい、とは?」
「あ~、私達とどう付き合いたい?」
「ふむ、私の一存では決めかねますが、私自身は友好的にお付き合い出来ればと思います。」
「成程。」
「既にあなた達は、獣人とエルフ種と対等の立場で接触しているように見えるのだが。」
「まぁ、そうだね。」
「しかも、竜種もそこにいますね。」
「我か?」
「はい。」
「我は涼音と共に在るのじゃ。」
「魔族も、一時いたと聞いています。」
「事実だね。」理沙姉は肯定する。
「では、我々も友好的に交流できそうですね。」べリアーナがほほ笑んで言う。
「そうなることを望みます。」理沙姉が頭を下げる。
「私は、あちらに帰って、お偉方と話し合います。」
「はい、解りました。」
「7日後に、あの森で。」
「解りました。」
*************
「チェンジ!」その言葉で、制服が体操着に変わる。
「涼音、せめて忍者装束にしようよ。」桃花が残念そうに言う。
「だって、忍者装束って売ってないんだよ。」
「何で?」
「忍者が、レアジョブだから?」
「あ~。」
「あたし、裁縫できないし。」
「あ~。」
「ちょ、其処はそんなことないよって言う所じゃないの?」
「そう言ってもらって、涼音は嬉しい?」
「全然。」
「んじゃ、言わすな!」桃花が突っ込む。
「はあ、誰か忍者装束を作ってくれないかなぁ?」
「詩織さんは?」
「あ~、しー姉なら作ってくれそうだけど、対価がなぁ。」
「え?」
「しー姉が、錬金する物は国宝級だよ。」
「ほぇ?」
「その対価だよ。」
「あの、あの、涼音。」
「なに?」
「私、巫女装束やら他にもいろいろ貰ってるんだけど。」
「あー、対価は払ってるんじゃない?」
「何で?」
「コーヒーとか?」
「国宝級の装備がコーヒー一杯って。」桃花が頭を抱える。
「しー姉が文句言ってないから、それで良いんじゃない?」
「そうなのかなぁ?」
「気になるんなら。シー姉の前にコーヒーを置いてみれば?」
「解った。」桃花はカウンターの奥に行き、コーヒーを入れると詩織の前に置く。
「ん~、これは何かなぁ。」詩織がカウンターに突っ伏しながら言う。
「あ~、やっぱりだな。」涼音が思う。
「あの、あの、私からのお礼です。」桃花が顔を赤くしながら言う。
「ん~、てんきゅ!」そう言ってシー姉はうっぷしたまま起用にそのコーヒーを飲む。」
「本当に起用だ。」涼音はシー姉を見て思う。
「涼音~。」
「ん、良いんじゃない?」涼音は桃花を見てニカッと笑う。
「う~。」桃花は唸るが、何も変わらない。
*************
「2週間後に文化祭を行う。」教師が、教室に入って唐突に言う。
「で、実行委員は、春野頼めるか?」
「ほえ? あたしですか?」桃花が狼狽える。
「あぁ、全てを任せた!」教師が言う。
「ほぇ?」その瞬間桃花が呆けた。
「では、ホームルームは春野に任せた。」そう言って教師が教室を出ていく。
「え? え? え~?」桃花が悲鳴を上げる。
涼音は、いつもの通り机にうっぷして寝ている。
桃花は、涼音の机に行くと、涼音を叩き起こす。
「涼音ぇ、助けてぇ。」
「んわ?」涼音は寝ぼけながら桃花に言う。
「豚バラ肉は、キムチと相性抜群!」
「いや、知ってる、そうじゃなくて!」桃花は涼音の身体を揺する。
「うわ、酔う、酔う、止めて!」涼音が苦しそうに言う。
「助けてぇ。」桃花が涼音に詰め寄る。
「ふわ? どうしたの桃花。」まだ夢心地で涼音が問う。
「文化祭の実行委員にされちゃった。」
「へぇ~。」
「いや、へ~じゃなくて。」
「頑張れ~。」そう言いながら、涼音は眠りの世界に「行かせないよ!」桃花が涼音を更に揺する。
「いや、いや、酔うから!」
「なに?」完全に目覚めた涼音が言う。
「助けて。」
「何を?」
「文化祭の実行委員を手伝って。」
「だってさ、キャラ。」
「はい、喜んで。」
「と言う事で。」
「ちょ、寝ないで涼音。」
「なんでだよ。」
「涼音も手伝って。」
「え~、めんどい。」
「手伝ってくれたら、私が忍者装束を作る。」
「桃花、私達は親友じゃない。」
「ほえ?」
「何をすればいい?」
「涼音。」
「何かな?」
「凄く残念だよ。」
「ははは。」
「いや、マジで手伝え!」
「はい。」桃花の叫びに、脊髄反射で答える涼音だった。
「桃花さん、怖いっす。」
*************
「で、何をどうすれば良いの?」
「クラスの出し物を決めないと。」
「クラスの皆に聞けば良いじゃない。」
「去年は、何をやったの?」
「知らない。」
「え?」
「あたし、係わってないから。」
「何で?」
「最上級の5人が係ったら。」
「どうなるの?」
「パニック?」
「え?」
「あたしが、僧侶の魔法の教えを施すと言ったら?」
「あ~、私も聞きたいな。」
「体育館に200人収容しても、20回以上講演する羽目になるよ。」
「あ~。」
「その対価は何?」
「払えないね。」
「そう言う事。」
「皆、聞いて!」桃花が教壇の所に行き声を上げる。
「なに?」
「何だろう?」
「おう。」そこにいた全員が,桃花に集中する.
「お願い、文化祭の出し物を考えて。」桃花が言う。
しかし、桃花は気付いていない。
今、桃花が発した、「強制」は、その教室の全生徒に展開した。
「森の、今現在の攻略数値の発表。」
「エルフの存在確率。」
「今日の給食当番。」
「いやいやいや、何言ってるの。
「エルフの存在の発表。」
「守の王の存在を発表。」
「竜族の存在を発表。」
「魔族の存在を発表。」
クラスメイトが、森の秘密を上げ始める。
「全部却下。」涼音が言う。
「エルフ、森の王、その他全部まだ極秘事項!」涼音が叫ぶ。
「あぁ、そうだった。」一人の生徒が気を取り直して言う。
「初級、森に入る為には。」に一票。
「あぁ、それで良いんじゃね。」
「その為のアイテムを売る。」
「良いんじゃない?」
「んじゃ、そうしよう。」文化祭の出し物が、色々な事をまとめて決まった。




