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第11話 フィアとご主人様

少し短く内容も少し被りますがお読みください。




ーギルドマスター室ー


あれから契約を終わらせてほんの少し迷いながらアキはギルドへ戻って来ていた。



「ほぅエルフを選んだのか。

隻腕とは言え銀髪なら王貨くらいとんでいったか」


ガイズはフィアをみながらアキに聞いた。



「いえ?

700万イェンでしたよ??」


アキがガイズに答えると少し考える素振りをしてから話し出す。



「あの偏屈主人最初からお前にそのエルフを売るつもりだったな…

確かフィアと言ったか?そいつ以外はレベルが大分落ちていなかったか??」


「言われてみればもう1人の獣人の方はフィアとくらべると…そうですね。。」



「まぁ良いじゃないか!!

悪いならまだしも良いのを安く渡されたんだ喜んでおけ。普通なら億だし隻腕じゃなけりゃ何倍もいくからな。」




「それもそうですね、まぁ億でもフィアにしましたけど」


それを聞いてフィアはまた


「やっぱりご主人サマは馬鹿よね。

その億は性奴隷としても併せた価値よ

隻腕な上で抱けないとなれば安く売るわよ」


あぁ…そういう意味か。

でも実際には隻腕なんてあまり関係ないんだよな。

それに。。。


「フィアが治したいなら腕、治せるよ??」


「おぉ!そうだったなアキにはあれがあったな。」


「はい、まぁ本人が治したいならですけど。」



アキ達の話を聞きながらフィアは目を白黒させていた。



意味がわからない…

なにをこの二人は言ってるの??

四肢の欠損なんて霊薬か聖王クラスが使う最上級魔法を何回も掛けて貰わなければ治らないし


そんなお金を使うなら最初からもっと良い奴隷を買えば良いのだから、しかも霊薬なんて王族くらいしか持っていないし魔法にしても大貴族の紹介でもなければ使い手に会えすらしない。


「別にそんな必要ないわよ、それにそんな事できないでしょう」



アキが霊薬を大量に持っているなんてフィアには分からないし当たり前の事を言う。


実は霊薬が無くてもアキなら聖属性単体の聖王クラスなんかとは比べられないレベルの光と聖の複合魔法『癒神の献身』を使えるから1発で治せるのだがそれがわかるのはまだまだ先である。



「治せるよ??

ほら、これ霊薬って言うんだけどこれを飲んでくれればすぐにでも腕が出来るよ。」


「からかわないでよ!

そんな偽物で私を騙せるわけないでしょ?!

それともなに?私を騙して後で笑い者にしたいの?」


フィアは普通に考え奴隷に貴重過ぎるほど貴重な霊薬なんて使う人間は居ないと常識で知っている。


だからこそ主人のアキに対し本気で怒っていた。


一方アキは信じられないのはしょうがないと分かっているからフィアに優しく言った。



「なら騙されたと思って飲んでみてよ。

もし偽物だったならフィアの願いを1つ叶えてあげるよ、それならいいでしょ?」


アキに優しく言われたフィアは



「いいわ、飲んであげる

もし本物だったなら私は貴方の性奴隷になってもいいわ、もし偽物なら私を解放してもらうわ!!」



「うん、いいよ

性奴隷とかは好きにしてくれれば良いけど解放ぐらい今でもいいんだけどね。

ガイズさん証人になってもらってもいいですか?」


アキは笑顔でガイズに頼んだ。


「いいだろう。

ギルドマスターの名に誓ってその契約の証人となり履行させることを誓う。」



ガイズはこの世界の誓約の方法に則り、右の拳で自分の胸を三回ドン、ドン、ドンと叩き誓った

それを見たフィアは霊薬を一気に煽った。



そして…



「嘘でしょ…

やっぱりあなたは馬鹿ね。

奴隷なんかに霊薬なんて絶対使わないわよ?ご主人様…」



フィアは新しく出来た自分の右腕を見て涙を流しながらアキへ言った。


そしてこの瞬間がフィアにとってアキが本当の意味でご主人様となったときだった。




本日、最終の更新の予定です。


次話は…修羅場LaLaら~アキがあたふたo(T△T=T△T)oフィー!!


泣いちゃえYO!!


お読み頂きありがとうございます。

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