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【十一話】 少年、師匠っぽいことをする②

いろいろと設定を詰め込もうとして、わけがわからないことになってます。

自分の文章を作る能力の低さが恥ずかしいです。

分からない点があれば、感想で聞いてくれると嬉しいです。できる限りお応えします。


今回はシャルの修行をするにあたって、『ドラグの片手剣』と『レベルの仕組み』の設定をかきました。

矛盾、疑問、誤字脱字、多数あると思います。すいません。


とても読みにくいものになっているのですが、読んでくれると嬉しいです。


===================================


『妖刀』


 それは多くの人、魔物を切り捨て、その血を吸って、その怨念を受けた危険な刀だ。

 多くの血を吸った刀は、その多くの怨念を受け、とても危険な刀へと変化する。

 何が危険か。それはその受けた怨念により、使い手を呪い殺してしまうのだ。

 原理は、あまりよくわかっていない。そもそも怨念が染み付いてしまうほど多くのものを切り捨てた刀など多くはない。原理を知ろうにも情報量が少ないのだ。


 しかし、大概の妖刀は、使い手の『力』を吸い取り、自分の切れ味、能力を維持し、向上させる傾向にある、ということは分かっている。

 妖刀の呪い殺す、というのは、この『力』を使い手から過度に吸い取り、殺してしまうことを言う。

 その『力』は、刀によって変わる。体力であったり魔力であったり、生命力であったりする。


 だが、このドラグの剣は


「こいつな、俺のレベルを一時的に喰うんだよ」

「『レベル』!?」


 冒険者の純粋な力となる『レベル』。

 この『レベル』というものは、今、この世においてとても謎である。

 たくさんの研究者が研究に研究を重ねているが、その全貌は、いや、真実のしっぽさえ見えていない。


 そんなレベルの仕組みには、いろいろな説が提唱されている。その中でも有名なのは『神の恩恵説』『魔素吸収説』という二つだ。


 まず、『神の恩恵説』は、詳しくは省略するが、魔物を倒せば倒すほど神が力の恩恵を与えてくださる、という説。

 次に、『魔素吸収説』は、魔物は力の根源となる『魔素』というものがあって、魔物を倒すと、その魔素が吸気中に飛散、それを人間が吸収することによって魔物の力を手に入れる、というものだ。


 どちらが真実なのか、それともどちらも偽りなのか、今はまだ誰にもわからないが、この二つに共通しているのは、「魔物を倒すと、人は『力』を得る」というものだ。


 人々はその力を求め、魔物を倒した。そしてより強大な魔物を倒し、さらに力を得て・・・

 そんな風にして生まれたのが、冒険者だった。


 しかし、ここ最近までその魔物を倒すことで得られる力の大きさを、人々は測りかねていた。

 そうするとどうなるのか。冒険者は自分の力を過信し、自分よりも強大な力を持つ魔物に無謀にも戦いを挑むようになった。宝や、金や、名声を求めて。


 そのことから、人々は現代技術を結集し、『レベル測定器』を作り出した。それによって人々は、その与えられた『力』を図ることに成功したのだ。


 これが何を意味するのか。それは、冒険者それぞれの力量をただしく見極め、冒険者の無理を事前にやめさせることができるのだ。

  これによって冒険者の死亡率は大幅に減った、という統計がある。


 これが、『レベル』という概念が生まれた経緯だ。


 話がそれたが、このレベルは、冒険者にとってとてつもなく膨大な『力』なのだ。

 レベルがあがるだけで、生まれつき魔法が使えるエルフの魔力を超え、パワーの強いドワーフの膂力を超え、機敏であるという獣人の速さをたやすく超えることができるのだ。


 冒険者にとって絶対的な力となりうる『レベル』。それを一時的にでも喰うというのはとてもじゃないがいい剣とは言えない。


 さらに頭に疑問符を浮かべるシャル。ドラグは左腰にあるその剣に手をあてがい、頬笑みながら話を続ける。


「レベルを食べるって・・・」

「一時的に自分のレベルが下がるだけだよ」

「でもさっき、この剣は魔剣だって・・・」


 頭に疑問符を浮かべまくるシャル。

 そのシャルをみて、ドラグは昔話をし始めた。


「この剣を打ったやつはな、魔剣を可哀想だっていったんだよ。

「壊すの前提で使われるなんて可哀想だ」ってな。

 それでな、あいつ、魔剣を焼き入れするときに、水の代わりに大量の「魔物の血」をつかったんだよ」

「魔物の血!?」

「うん。そしたらさ、魔剣に妖刀の性質がついちまったんだ。怨念が染み付いたせいでな。

 そしたらよ、割れなくなったんだ。魔剣が。

 妖刀は使い手から『力』を吸いとって自分の強さ、切れ味を維持し、向上させる。するとな、その剣は魔術を放つたびに、使い手から『力』を吸い取り始めたんだよ。

 魔剣が割れるのはその刀身から魔力が切れることが原因。そこに使い手からいくらでも力を吸い取ることができる性質が加わったらどうなると思う?もう魔剣は割れなくなるんだよ」

「ええ!?それって世界的な大発明じゃ・・・」

「まぁ、そうなんだけどな。この剣を作り出した鍛冶師も、それはもう喜んだよ。「これで魔剣も割れずにすむんだ!」ってね。

 でもね、危険すぎたんだよ、その妖刀兼魔剣ってのは。

 「妖魔剣」って呼ぼうか。ただでさえ妖刀は使い手の『力』を吸いすぎるって言うのに、魔剣が妖刀になったらどうなると思う?」

「・・・・・それ以上に力を吸う?」

「その通り。使用するたびに膨大な『力』を吸われてしまうんだよ。使い手を簡単に殺してしまうほどにね。考えれば簡単に分かること、一級魔術師並の魔術を放つための『力』に加えて妖刀として必要な『力』が加われば、それはもう手練と言われる上級冒険者でさえ耐えきれない量になる。

 そんな危ないもの、普通の人が持ったら、死者がどれだけでるか分からない」

「だから世間に公表されていないんですね・・・って、ドラグさんはそれ使って大丈夫なんですか!?」

「うん、まぁ、俺強いし、こいつはそこまで危なくないからね、生命力とか吸わないし、取ってって『レベル』は、終われば返してくれるしね」

「そ、そうなんですか・・・・」


 急にいろいろなことを言われて、頭の回転がだんだん追いつかなくなっているシャル。そんな様子にようやく気付いたのか、ドラグははシャルに笑いかけながらこう言った。


「とりあえず今は、剣の能力で、俺の力がレベルも持たない一般人とおんなじ状態になってる、ってことだけ分かればいいから」

「あ、はい」


 とりあえず、分かったようだ。


「でも、なんでそんなことを?」

「だって、俺の本当の力で戦ったら、触れるだけで倒しちゃって参考にならないでしょ?」

「あー、なるほど」

「とりあえず、魔物を一匹も倒したことがない、力の弱い人間だとしても、技さえ覚えれば木の棒でさえ、魔物を倒せるってこと」

「!?」


 シャルはようやくドラグが伝えたいことが分かったようだ。


 つまりドラグは、技を身につけて強くなれということを言いたかったのだ。


「レベルを上げれば、人は簡単に強くなる。でも、それじゃそこらへんにいる本当の強さを知らない冒険者と同じだ。

 自分の力を磨いてこそ、人は本当に強くなれるんだよ。分かった?」

「はい!ドラグ師匠!」

「だから「師匠」は・・・・もういいや。

 とりあえずシャルには、これから魔物と戦う技を身につけてもらおうと思ってる」

「おぉ!」


 これから始まる自分磨きに心躍らせるシャル。彼の頭の中にはどんどん強くなっていく自分の未来予想図が浮かんでいることだろう。

 だが、ドラグはここで一つ忠告をする。


「でもね、シャル」

「はい?」

「俺は、今まで人に物を教えたことがないんだ。だからね、とても大変な道になると思う。それでもいい?」

「はい!もちろん、望むところです!」

「でね、教え方なんだけど、俺、我流だから言葉ではうまく教えられないんだよね・・・」

「え、じゃあ・・・」

「とりあえず、実践の中で教えるしかないかなって」

「いきなりですか!?」


 いきなり魔物と戦えと言われたシャルはすこし怖気ずく。


「やっぱり怖いかな?やめる?」

「いや、えっと、うーん・・・」


 頭を抱えるシャル。


 そして、決心したようにこう言った。


「やります!」

「!う、うん、わかった!危なくなったら俺が助けるから」

「はい!」


 こうして、シャルはドラグの教えを受けることになった。


 しばらく待っていると、またしても木々の間からオークが顔をのぞかせた。


「お?シャル、来たよ」

「は、はひっ!」

「大丈夫!?」


 あまりの緊張に声が裏返るシャル。

 なぜこんなに緊張しているのかと言うと、今のシャルの装備にある。

 前まではハードアーマーで全身完全防備の状態で魔物と対峙していた。しかし今は、ただ一つの防具も付けていない。今までは金属製の防具が身を守ってくれていたのに、今はそれがないというのは、とてつもない不安感があるのだろう。


「シャル!思い出して!レベルを持っていない人でもオークは倒せるんだよ!」

「は、はい!」


 今シャルが持っている武器は、木の棒、ではなく、人の足ほどの太さのある木の幹だった。


 シャルを認識したのか、またしてもトテトテと走ってくるオーク。それに対してシャルは、目をつむりながら、自分の背丈よりも長いその木の幹を両手で抱えて持ち上げ、それをオークに思いっきり振った。

 それも、木の棒を軽く振るったような勢いで。


「あ・・・」


 ドラグが間抜けな声を出す。

 その木の幹が直撃した瞬間、オークはあっけなく体を破裂させ、一瞬にっして体を灰へと変えた。


「え?や、やった!やった~!倒せた!」


 思った以上に強かったシャルに驚くドラグ。

 よく考えてみれば当然なのである。

 そもそもドワーフの膂力は人間の成体の力を大きく上回るのだから、レベルなしの人間と同等のように考えているドラグがおかしいのだ。

 それに、しゃるはこれまでにもあのブカブカアーマーを着てモンスターを狩っていたのだ。それなりにレベルが上がっていてもおかしくないのだろう。


 オークを木っ端微塵にした少年にドラグは問う。


「シャル?今までどれくらいモンスター倒したことある?」

「はい?あぁ。えっと、二年前くらいからお母さんの目を盗んでたまにモンスターを倒してきたんで、300体くらいですかね?一回につき1~2体位しか倒せませんでしたし・・・」

「そ、そうなんだ・・・」


 すでにシャルのモンスター討伐数は駆けだしの域を超えていた。


(もしかして俺がやろうとしてたこと、シャルにとって簡単すぎた?)


 今更ながらシャルの実力を知るドラグ。


(でも、まぁ・・・)


「やった、本当にこんな武器で倒せちゃった・・・!」


 自分がやはり指導役に向いていないのだと確信したドラグは、自分に呆れながらも、目の前で喜んでいるシャルを見て、これでもよかったのかな?と思った。

 シャルは、この戦いを経て、モンスターに抱いていた過剰な恐怖心の一部を取り除けたようだった。


================================


最後まで読んでくださってありがとうございます。


読みずらかったですよね?すみません。


今回出てきた設定の内容をまとめておこうと思います。


まず、ドラグの剣について


この剣は『妖魔剣』で、戦闘中、ドラグのレベルを一時的に喰う(下げる)ことで切れ味を増し、闇属性魔法を放つことができます。


この剣には過去があります。

あるところに、ドラグの知り合いで、魔剣に同情していた鍛冶師がいて、その鍛冶師は魔剣を割れないようにできないかと試行錯誤をしていました。

そしてついに魔剣に妖刀の性質をつけることで割れない魔剣を作ることに成功した。

しかしその剣はものすごい力を使い手から吸い取ってしまう、『使い手殺し』の妖魔剣になってしまった。

そこで鍛冶師は、レベルマックスのドラグにこの剣を託した。

という感じです。

この剣の能力は、とりあえずドラグのレベルを好き勝手に上下することができるということだけです。

これからどんな魔法が使えるのか、切れ味はどのくらいなのかなど、明かしていきたいと思います。


次にレベルの仕組みについてですが、とりあえずゲームと同じように魔物を倒すことで経験値のようなものが体内に入り、冒険者の力を底上げしてくれる、と思ってください。

上がる力は、耐久力、膂力、防御力、魔力、俊敏、など様々です。知力も少々上がるようです。僕も魔物倒せば勉強が・・・


この情報は、感想に来た疑問からすこしずつ加えていけたらと思います。

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