沈まない太陽
*この物語は作者が趣味で、適当に書いてるメモと朝一番の(強制)ラジオ体操中におもいついた内容と妄想を書き溜めたモノをス〇ゼロを飲みながら書いた”短編作品”です。支離滅裂・シナリオ崩壊等の描写がございますが、それでも見たい方は… 好きな飲み物(アルコール的な物は大歓迎)とすきな煙(火をつけるものならナカーマ)を嗅ぎながら…生暖かい目で見てください(小並感)
なお…極力R指定的な作品は掲載しないようにするのでぇ~よろしくお願いします(小並感)
少年は、夜の砂漠を走っていた
砂が足を取る
風が頬を叩く
それでも、止まらない
膝に砂が絡みつくように重い
息は荒い
それでも――
前へ進む
遠くの空に、太陽があった
夜なのに
沈まない太陽
それは昔からそこにあった
誰もが言った
「あれはただの光だ」
「届くわけがない」
「追いかけるものじゃない」
けれど少年は知っていた
あれは光じゃない
憧れだ
走りながら
背中で声がする
「速く走り抜け」
誰の声かはわからない
だが、聞き覚えがあった
それは昔
自分が諦めそうになったとき
どこからか聞こえてきた声だった
少年は振り返る
だが、誰もいない
あるのは砂だけ
ただ、そこには
動かしたはずの足跡が残っている
それが残像のように
砂の上に並んでいた
少年は思う
あれはきっと
今までの自分だ
転んだ日
諦めかけた日
泣いた日
それでも歩いた日
すべてが後ろに残っている
忘れない
ずっと
あの太陽を見つけた日のことも
それは、沈まない太陽だった
誰が何と言っても
砂漠の果てにある
消えない光
少年は走る
悲しみも
迷いも
全部連れて
途中で
奇妙な花を見つける
砂の上に咲く
黒い花
「悲しみの花」と
誰かが呼んでいた
触れると
過去の声が聞こえる
諦めろ
無理だ
意味がない
少年は花を踏み越える
「それでも行く」
もし本当に花が咲くのなら
もし本当に希望があるなら
その果てまで行く
砂漠は広い
夜は長い
それでも太陽は沈まない
空の高いところで
ずっと燃えている
少年は息を切らしながら
空を見上げる
「あそこに行く」
誰も信じなくても
世界が笑っても
残像が背中を押す
過去の自分が
今の自分を追いかけてくる
少年は走る
砂を蹴る
夜を抜ける
沈まない太陽へ
それは憧れ
それは希望
そしてきっと
まだ見ぬ未来だった




