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破滅世界の俺、エルフ。(2025.12)  作者: MAYAKO
第二章 西への旅

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第二二話 ち、父、上動きがありました!      

こんにちは。

投稿です。

日曜日、お茶の時間です。


 ヴィジョンだったのだろうか?


 もう何も見えない。


 いや、物理的にもよく前が見えないのだが。

 服の上からとはいえ、さすがにこの状態はマズいと思う。

 その、埋もれているのだ。

 白鳥さんの胸に。


 ……正直に言うと、心地いい。


 とんでもない安らぎと、それと同時に癒やしというか優しさというか、ああ、無償の抱擁?不思議な信頼感が伝わっている。


 ……俺がエルフだからかな?人族としてのスケベナ感情は非常に小さく、プチ、と指で潰せそうだ。

 人ではない妖精の愛情表現?


 俺は確実に今、白鳥さんから『何か』をもらった。

 何だろうこれは?

 言葉で言い表すのはとても難しい。

 俺は白鳥さんに頭を抱かれながら、呟いた。


「……平原、遠くに見たこともない不思議な山が見えた」


「!」


「そこには、無数の精霊達が集い、武術の鍛練をしていた」


「……そうね」


 白鳥さんは俺の肩に手を移し、引き離し顔を覗き込む。

 彼女は泣いていた。


「なぜ、もっと速く目覚めなかったのですか?私、あなたより年上になってしまいました……同級生だったのに……」


「ごめん」


 エルフの馬鹿野郎!何年も待たせて!

 しかし、とんでもなく不謹慎な俺は、年上でも構わないのだが?とか思ったりしている。

 ああ、でもオトネ並みに年齢が離れたら……いや、それでも白鳥さんは白鳥さんだ。


 その様子をじっと見ているギャラリー。


(ち、ちちうえ、動きがありました……も、もしかして……い、今から……せ、せせ、せ、せ、接吻(せっぷん)でしょうか!?)


次回サブタイトルは未定です。

毎回ご愛読ありがとうございます。

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