第一九話 ここどこ?
今晩は。
投稿です。
不思議な光景だ。
目の前に白鳥さんがいるのだが、他の景色も見えるのだ。
……なんと言って説明したらいいのだろう?
二つの世界が見える?
その世界で、俺は弓の練習をしていた。
先生は門王さま。
俺の放った矢は右へ左へ生き物のように曲がり、最終的には的を射抜く!
なんだこの映像?
ここはどこだ?いつ俺は門王さまに矢を習ったんだ!?
意識をもう一つの世界に集中する。
「あ!?」
その世界には、オトネや白鳥さんもいた。
修行している?
でもおかしいぞ、これはいつの時代だ?門王さまとの出会いは宿泊ホテルだったはず。
それから召喚して一緒に戦った。
俺はどこで弓を習ったんだ?よく見ると、白鳥さんやオトネも剣や斧を習っているぞ!
門王さまの他にもいろんな精霊さまが……ここはどこだ!?
「トリ、おっは時期目覚める、ここでのお前との修行は終りたい、先に起きて待っとるぞ」
「もう行くのか……」
「……ああ、おっの修行はここまでらしか」
そう言ってオトネは消えた。
それからは俺と白鳥さんの二人になった。
俺達は二人で山野を駆け巡った。
どれくらいの時が過ぎただろう。
「ねぇエルフ、山羽くんのことは憶えている?」
「やまは?誰だい、そいつは?」
「……やっぱり忘れてしまったのね……」
ふっ、と現われる門王さま。
「それは仕方のないことだ。ここでの修行の邪魔になる者は記憶から消えていく。魔力が高すぎて憶えている姫が異常なのだ」
「門王さま、時期私も目覚めます、エルフはこの世界での私のこと、忘れるのですね」
「え?姫?何をお言いです?私があなたのことを忘れるわけがありません!」
「では白鳥瑞紀という者を知っていますか?」
「誰です?その者は?」
「では鳥庭光一は?」
「……鳥庭……?」
「姫よ、ここは技を磨く鍛練の場所。それ以外は存在を許されないのだ」
「……そして目覚めれば、この世界のでのことは全て忘れてしまいます、夢の世界のように、朝起きた時のように、綺麗に忘れてしまうのです」
「それが決まりだ。そしてこの世界で身に付けた技を生涯を掛けて思い出すのが修行だ」
次回サブタイトルは未定です。
投稿も未定です。
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