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破滅世界の俺、エルフ。(2025.12)  作者: MAYAKO
第二章 西への旅

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第二話 最初に行く場所     

今晩は。

投稿です。


 そこにオトネと同じ格好のドワーフがやって来た。


「団長、皆が待っていますが」


 周囲は夕闇状態である。

 で、団長とは?


「わかった、皆、そろったんね?」

「はい、須藤家、川崎家、鈴木家、満岡家、他揃っています」


 ……須藤家?川崎家?みんな知っている名前だけど、なんだそりゃ?

 ん?松田さんの名前がない、それに陽野は?本多さんはオトネを庇って……。


「トリ、お前が目覚めたけん夜は祝いたい、んでこれから各家の代表やらとお話したい。そこで皆の話しば聞くとよか、おっも話したいことがあっとよ」


「各家には、皆の話が伝わっているの、聞いてあげて」


 ああ、白鳥さんは聞いたんだね。


「わかった、行こう。だけどその前に……」

「なんね?」

「墓参りがしたい」

「「!」」

「場所は遠いのか?その各家とかだったら、一箇所ではなくバラバラか?」

「いや、英雄の墓は一箇所にある」


 英雄かぁ。


「それと、門王さまは?それと滝夜叉姫さまは?」

「普段、あん方達は観蛇の神社に鎮まっておられるとよ」

「ではまず観蛇に行こう、お礼が言いたい」

「今日はもう日暮れ、お礼参りは朝がよか」

「そうなのか?ではお墓参りは?」

「今から行きましょう、こっちよ」


 先頭に立つ白鳥さん。

 白鳥さん、先に行ってもらっては困ります。


 何故かというと、それは。


「……」


 そう、視線が白鳥さんのフワフワの尻尾に行くからだ。

 もう釘付け、どごろか瞬間接着剤と強力両面テープで強制固定である!

 歩く度にフワフワ、フリフリ動く白鳥さんの尻尾。

 ウサギさんの尻尾がこんなに可愛いとは!

 時々、ピコピコ動くのだ。

 ああ、不謹慎だなぁ。

 お墓参りなのに、白鳥さんの尻尾が気になるなんて。

 

次回サブタイトルは 第三話 別世界 です。

毎回ご愛読ありがとうございます。

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