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破滅世界の俺、エルフ。(2025.12)  作者: MAYAKO
第一章 日常

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第六六話 日常 集まる戦士達     

投稿です。

サブタイトル変わりました。


 戦いは熾烈だった。

 だが、参戦している者達は全て銀色の眼が輝き、怯まなかった。

 特筆すべきはサラリーマン戦士だ。

 この人、魔法剣士だったのだ。

 ゲームでは中途半端な印象だが、炎の属性攻撃を得意とし、まぁ強いのなんの、憧れとはコレホドまでに強い想いなのか?


 巨大な鬼も、ザリガニ擬きも、ゴブリンも、全て美術館から駆逐した。

 俺達はボロボロに成りながらも、生き残った。


 そして俺達は、自然と美術館正面フロアに集まった。

 怪我人は白鳥さんや俺が治療する。


 ……あ、私もヒーラー職みたいなので手伝いますう……

 ……オレも出来るようだ、手伝おう……


 ジョギングスタイルの綺麗なお姉さんや、警備員のおじいさんが手伝う。


 俺は深手を負っているサラリーマン魔法剣士を見つけ、治療する。


「名前、聞きたいな、俺は鳥庭光一、皆はエルフって呼んでいるけど」


 灯りの消えた自販機の前で、尋ねてみた。


「俺?俺は西って言うんだ、西 空道(にし そらみち)

「西さん、家族は?俺達、修学旅行で球磨本から花の都に来たんだけど」

「実家は京都だ、家族は……どうしているかなぁ、無事だといいけど」


 ゴロゴロゴロ。


 喉を鳴らして、西さんに頭を擦り付けるコマたそ。

 何故か西さんに懐いているのだ。


「おいおい、ばあちゃんのところ、行けよ!きっと、お前のことを心配しているぞ」


 ゴン。


 オトネが自販機を叩く。

 するとガコン!と何かが出てくる。


「炭酸かぁ、誰か飲む?」

「あ、俺、炭酸パス」

「飲む!炭酸好きなんだ!」


 ゴン!

 ガコン!


「コーヒー、ブラックいる人!」

「あ、私飲みたい!」


 なぜかオトネが叩くと、中身を吐き出す自販機。

 周囲には覚醒戦士30名ほど。

 皆銀色の眼で、それぞれ能力を発揮した戦士達だ。

 それぞれに飲み物を配るオトネ。


「これから夜が来る、灯りのない夜だ」


 オトネが告げる。


 ……どうする……

 ……夜かぁ……

 ……まずは木々も燃やして灯りの確保かな……

 ……それと周囲警戒、生き残った人達を助けにも行きたい……

 ……家の者達が心配だ……


 サバイバルが始まる。


次回 第六七話 日常 ラスボスの片鱗 の予定です。

七〇話前後で第1章が終る予定です。

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