表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
破滅世界の俺、エルフ。(2025.12)  作者: MAYAKO
第一章 日常

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

69/98

第六五話 日常 あらゆるものが目覚めた世界     

今晩は。

投稿です。


 知らない名前だが、ぞくっ、とした。

 その名前を聞いて。

 凄い名前だな、滝夜叉姫。

 普通はここで周囲の温度が下がりそうだが、ぞくっ、としたわりには、何だか暖かくなった。

 なんで?

 俺はサラリーマン戦士の話しに耳を傾けた。


「お父さんの仇を討つため、荒神より力を授かる姫」


 ……ほう……


「仇の雇った戦士に対し、巨大な髑髏召喚し戦う」


 髑髏!?

 先程の髑髏はこれから来ている?いや、逆か?


「しかし戦士の問い掛けに眼を覚ますんだよなぁ、その恨み、姿、お父さんは悲しまないか、とか言って。相手の戦士も格好いいんだ」


 じっと聞いている白鳥さん。


「その言葉を聞き、五月姫は復讐をやめ、天に昇ったとも尼僧になったともいわれている」


 ……今はととさまと共に、この板東国に蔓延る悪鬼退治じゃ……まぁ実際戦うのはお前らじゃがのう、我らは精霊ゆえ、手伝いしか出来ぬ……


 いや、ガイコツでゴブリンの一団、呑み込んだし。

 手伝い?いやいや主力では?

 ゲームでも、困った時の召喚術で逆転とか?

 ここで不思議なことに気が付く。


「身体が?」

「軽い?」


 ……さて、気力も充分じゃろ?そこな悪鬼退治といこうか……


 凄みのある笑みが、一瞬、見えた。


 ……ふふっ、そうさのう、我の名にも力が宿っているが、ととさまの名の力は凄まじい、何と喚ぼうか……

 ……ワシは別にどう喚ばれようと、合力に駆けつけるが?(まさ)ちゃん、でもよいぞ?……


「……いやさすがにそれは、ダメですよ……勘弁してください、恐れ多いです」


 震える声で陽野が答える。

 俺はチラリと白鳥さんを見る。

 なんか言い呼び名、考えてくれそうな気がしたのだ。


「カドオウ、門王はどうでしょう?」


 ……!?……決まりじゃ!……ではこう喚ぶがよい、水風地火木金雷、我の元に来たりて、我とともに闘い、戦いたまえSSR門王!……


 俺はチラリとオトネを見る。

 俺の頭では、一回聞いたくらいで覚えられるわけがないっ!

 ど、どうしよう!?


「大丈夫だ、トリ、俺が覚えた」


 俺は安心して立ち上がった。


「あ、エルフ、私も覚えたからね」

「姫とオトネが覚えているなら安心だ」


 俺達は立ち上がり、巨大なゴブリンが蠢く中庭に向った。


次回 第六六話 日常 ラスボスの片鱗 の予定です。

毎回ご愛読ありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ