第六二話 日常 黒い霧
今晩は。
投稿です。
サブタイトル変わりました。
なかなかSSRまで辿り着けません。
SSRのお話しは出来ているのですが、うまく繋がらないのです。
陽野?これは?
陽野が恐る恐る尋ねる。
「もしかして……五月姫さまですか」
……そちらの名で呼んでくれるか……
姫!?
そちらとは?二つ名があるとか?
……その方、我を喚んだであろう?……
「ぼ、僕が!?」
……この不条理、怒れる者あらば合力を願う、お前はそう願ったではないか……
陽野?お前もしかして……召喚士!?
ここで銀色の眼の陽野と目が合った!
「召喚士はお前だ、トリ」
「え?」
「僕はサニワだ、僕の言葉をお前に映した、お前の魔力が反応して、彼女を喚んだのだ!」
……こいつは何を言っているのだ?
「まったく分からん!お前何を言っているのだ!?」
俺が召喚士!?エルフの自覚は多少あるが、それでも夢見のような感覚なんだぜ?
いまだに現実が稀釈されているようで、変な感覚なんだが。
そう思いながらも太刀を振るい、ザリガニモドキをぶった斬る!
チッ、ゴブリン共は怯んでいるが、数が多い!
どうにかして美術館まで行けないものか?
「まだ覚醒して間もない、間もないが合力してやろう」
え?
姫さまの足下から、黒い煙が!?
ぶわっ!と吹き出される黒い煙、いや霧か!?
その霧の中から……!?
現われたのは無数のスケルトン!
骸骨の固まりだ!
……オオオオオオオオオッ……
出てくる出てくるスケルトン!
蛇口から溢れ出す水のように出てくる!
無数の骸骨戦士達は雄叫びを上げ、霧の中から這い出てくる!
コケ-!?
怖すぎだろ!多過ぎだろっ!
その圧倒的数でゴブリンどもを斬り裂き、打ち倒し、呑み込んでいくスケルトン戦士!
倒れたゴブリンは……あ、ドロドロと溶け始めた!?
骨だけの存在になった元ゴブリンは、起き上がると、ゴブリンを襲い始めた!
大半のゴブリンどもを骨仲間にすると、スケルトン戦士達は、フッ、と消えていった。
「いまだ現世で力を振るうには、力不足か……ゆるせ、我に出来ることはここまでじゃ」
そう言って、五月姫さまは、ふっ、と消えた。
「いや、充分ですよ!ありがとうございます……」
……俺のお礼の言葉、届いたのかな?消えちゃったけど?
あの方達はどんな存在なのだろう?陽野ヤツは怨霊とか言っていたけど?
とうのご本人は精霊とか言っていなかったか?
そして俺達は、生き残ったゴブリンやザリガニどもを斬る伏せ、打ち砕きどうにか美術館に到着した。
次回 サブタイトル未定です。
毎回ご愛読ありがとうございます。




