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破滅世界の俺、エルフ。(2025.12)  作者: MAYAKO
第一章 日常

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第五八話 非日常 非日常が日常になる     

今晩は。

投稿です。


 そこに矢が飛んでくる!


 俺はゴブリンから奪った太刀を振るう!

 威力が弱い、この程度だったら払える。


 しかし、だ。


「トリ、数が多い、どうする?」

「……できることをする」


 俺はコマたその矢を引き抜き、傷口を塞ぐ。


「コマたそ、ばあちゃんや皆を守れ、オトネも、いいな」


 ヲフヲフ!


「いい子だ!」


 ゴブリンの数は30くらい?

 ザリガニが20くらいだろうか?

 美術館の中にもいそうだ。

 あとは、取敢えず感じない。

 今はまだこれだけだ。

 

 パキッ!

 飛んできた矢を折るオトネ。


「矢の数は少なかはず、撃ち続ければその内無くなる」

「問題は槍と刀か、ん?」


 背広姿の男達が近寄ってきた。

 壮年、若年、様々だなぁ、ご相談か?

 立て込んでいるのだが?


 ……おい、どうにかしろよ!……

 ……俺達は会社に行ってだな……

 ……お前ら、何者なんだ?この状況、説明しろよ!……

 ……早く、どうにかしろ!……


 苦情ですか?

 どうにかしているのだが、こいつは俺らのこの姿が見えないらしい。


 ……さっさと、あの化け物共を殺せよこのグズ!……


 オトネがゴブリンからぶんどった刀を一振り、男に渡す。


 ……え?……


「自分の身は自分で守りなっせ、貴重な武器ば分けてやる」


 その刀の重さに、よろめく男。

 その姿を見て、緑が笑う。


「ははっ、足手まといだろ?腕力、俺よりなさそうだ」


 緑はゴブリンの返り血を浴び、その目はギラギラと銀色に輝いていた。

 手には槍。


 ……はぁ?学生、大人に対して口の利きかた知らないのか?……


「ふふっ、そこの血まみれの戦士達は俺らの同級生、同じ学生さ、制服見えない?あんたら大人なら、この状況、どうにかしろよ!」


 ……なんだと!ガキの分際で……


「そのガキに守ってもらって、感謝の言葉もねぇのか?お前らガキ以下のクズだな」

「緑、そのへんでやめとけ、おい、背広さん、もう一度言うぜ、自分の身は自分で守りな」


 ……おまえら強いんだろ!弱者を守るのは義務だろ!……


「勘違いするなよ?これが日常なんだぜ、これからの!」


 ……!?……


「彼奴らに喰われたくなけりゃ、頑張りな!白鳥さん、行けるか?」

「……いつでも」

「怖くない?」

「いつも夢で見ていた世界、こんな世界だった」

「その話し、あとで聞かせてよ」

「いいわよ……エルフ」


 そのエルフという呼び方、どこかで聞いた気がする。

 そう、昔かな?それとも俺も同じ夢の中でかな?

 俺は、彼女をなんて呼んでたっけ?

 あ、そうだ!


「姫って呼んでいい?」

「え?お姫様の姫!?……それは恥ずかしいなぁ」


 でもなぜかしっくりする、俺の心。

 ああ、きっと俺に取憑いたヤツがそう呼んでいたのだろう。

 増え続けるゴブリンとザリガニ。

 ……なんかデカイ別のヤツも現われたな、デカイゴブリン?大鬼か?


 群れか?どこからこんな数が?

 200は越えているぞ。


 コマたそ、オトネ、姫、俺、覚醒した4人の絶望的な戦いが始まった。


次回 第五九話 日常 SSR召喚 の予定です。

予定ですが、身体に麻痺が出ました。

状態異常です。

これがなかなか、呪文でも薬でも治りません、しくしく。

投稿が、かなり乱れると思います。

もしくは回復するまでお休みするかもしれません。

数少ない我が読者さま、お許しを、そして気長にお待ち下さい。

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