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破滅世界の俺、エルフ。(2025.12)  作者: MAYAKO
第一章 日常

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第五七話 非日常 崩れゆく世界は     

今晩は。

投稿です。


 何が世界で起きているのか、まったく分からない。

 情報がないのだ。

 タブ、端末類は一切沈黙し、公共機関は全て停止しているようだし。


 混乱。


 だけど目的はある。

 それは、生き残ること。


 皆で!


……お婆さん、大丈夫ですか?……


 ん?本多さん?

 ああ、あのコマたそ(命名、鈴木さん)の飼い主さん!


……ええ、コマが助けてくれたから……

……コマって名前なんですか!……

……小さいけど、勇敢な子でね、保健所から引き取ってきたんだけど……


 ヲフヲフ、ベロベロ。


……まさか、ここまで大きくなるとはねぇ……

……お婆さんのこと、大好きみたいですね……

……ああ、うれしいよ、狛犬さまのように大きく立派になるように名前を付けたけど、まさか、ホントに狛犬さまになるとは……


 ヲフヲフ、フンフン。


 そのまま現実を受け入れるお婆さん。

 タフだな。

 それどころか、犬が大きくなって喜んでいる!

 乗れるよ、大人二人ほど。

 実際、なんなんだ?あの生き物は?

 お婆さんの思いの結晶か?


 後ろから見ていると、人それぞれの反応だ。

 青い顔をしてフラフラ進む人もいれば、お婆さんのように勇む人もいる。

 移動は皆で50名くらいに膨れ上がった。

 ジョギング途中の人、サラリーマンかな?子供連れ、いろんな人が集まってくる。

 もう少しで……お?国立大美術館が見えてきた!


 ん?前方が騒がしい?


……班長!……


 緑の声だ!

 交戦している!?

 そこには、日本刀や槍を手にしたゴブリン共がウジャウジャいた。


「先を越された!?」


 俺のとんでもない視力は、白鳥さんを捉える!

 危ないっ!出すぎだ!


 白鳥さんに深々と刺さる槍!


「トリッ!使え!」


 オトネは道路標識を俺に投げてよこした!

 空中で受け取ると、俺はそのままゴブリン共の群れに突っ込む!


次回 第五八話 非日常 崩れゆく世界の日常 です。

毎回ご愛読ありがとうございます。

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