第五六話 非日常 崩れゆく世界で
今晩は。
投稿です。
突然の変化に恐怖心とか、嫌悪とか感じないのだろうか?
俺の視線を感じたのか、白鳥さんは俺の方を見た。
その半獣半人の姿はまるで、神話の世界に出てくる神獣のようであり。
返り血を浴びたその姿は、皆を守った証。
彼女はとても。
ああ、言葉が見つからん!
「……変……かなぁ……」
「……いや、瑞紀は……綺麗だ……」
見つめ合い、真っ赤になる俺達二人。
「おい、行くばい、そん続きは後でたい!」
オトネが促す。
「え゛!?オ、オトネ!?お、お前!」
オトネはその手に道路標識を持っていた。
ボコボコに凹み、曲がった道路標識。
「ああ、これね?そこんとば、引っこ抜いた。こっで奴らばぶっ叩く!」
いや、もうボコボコにしているだろ!
それより!
「い、いや、お前その姿!?」
「ああ、おっはドワーフになったとよ、多分ばってん、この呼び名がしっくりくる」
オトネは髭が伸び、腕は太腿のようにデカくなっていた。
なんだ!?この変化は!?
何が起きているんだ!
「みんなを集めて移動しましょう!先頭は私で」
「おっは右、左はコマたそ、トリが一番強かけんが、しんがりでよか?」
え?俺が一番強いの?そもそも俺は?
「ん?」
今更気がつく長い髪。
「白髪?」
「白髪じゃなか、プラチナブロンドたい」
「なに?そのプラチナなんちゃらって?」
「トリの髪の色たい」
何だよ、この髪の色!
「白鳥さん、オトネ、皆、俺の姿何に見える?」
「「「「「「「「「エルフ」」」」」」」」」
「!!」
俺達は、生き残った人達を救助しながら国立大美術へ向った。
ここで、タイトルコール。
『破滅世界の俺、エルフ』
次回 第五七話 非日常 崩れゆく世界は の予定です。
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