第四七話 非日常 銀の目
今晩は。
投稿です。
「え?真夜中だよ?眠れないの?」
このジャージ姿の白鳥さん、本物だろうか?
なぜか非現実感がつきまとう。
白鳥さんは正面ではなく、俺の横に座った。
真新幹線の席でも横だったし、違和感がない!
俺としては……なんか嬉しいかも。
「うん、いろんなことがあって興奮しているのかな?皆との旅行!」
まぁ確かに凄く楽しい。
でも!
「一人で行動、危なくない?」
「それは鳥庭くんも、でしょう?」
「それは……そうだけど……」
「大丈夫、私逃げ足速いの」
いやいや集団で囲まれたら大変だよ?
と、いう言葉は呑み込む。
今、白鳥さんを怖がらせたって意味はない。
ここで俺はハッ、とする。
俺がいると思った?確かに彼女はそう言った。
なぜ分かった!?
改めてお顔を見る。
あれ?今は普通に黒い目だ。でも、さっきまでは銀色に輝いていた。
よし、聞いて見よう。
「……鳥庭くん、私の目、何色に見える?」
「!?」
先を越された!?偶然か!?
「目の色?」
「……そう、目の色よ」
ギラリと銀色に輝く白鳥さんの目。
「……あ、あはははっ……変な質問だったかかな?でも……正直に答えて欲しいな……」
「今は……銀色に見える」
「!」
「今度は僕からだ、僕の目は何色に見える?」
「……黒色よ」
「!?」
え?俺だけ黒?
安心と不安。
それはそれでなんかイヤだな、仲間外れみたいで。
「……今は……」
「!!!!!!」
今は!?
「でも、時々銀色に輝いているわ」
「!」
沈黙が続く。
銀色、だからなんだい?生活はいつも通りだ!
……いや、いつも通りか?
次回 第四八話 非日常 ぺろん の予定です。
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