第四〇話 日常 AIとの対話
今晩は。
投稿の時間です。
花の都には3時間遅れで到着した。
もう深夜である。
眠い。
いや、真新幹線のなかでレポート書いて寝たけど。
鳴り続けるタブレット。
ポコン、ポコンと途切れない。
安否確認だ。
一番安心したのは病院からの連絡。
停電地域は甲辺一帯らしく、他は異変なかったそうだ。
俺がホテルに到着して最初にしたのは教育AIとのバトル。
問答である。
皆疲れているから、レポートは免除してくれ、もしくは明日にしてくれと申請したのだ。
皆が提出したレポート9枚、なんと!すべて再提出だったのだ!それも1時間以内に提出しろと!
何が気に入らない?
「明日ではダメなのか?いやもう0時過ぎているから明日なんだが」
返ってきた答えは、今でしか書けない文章がある、今、提出するように、である。
「それだったら、明日にしか書けない文章だってあるだろう!音声入力では駄目なのか?」
……経験者の言葉を音声では無く、文章で読みたい……
「何故文章に拘る?」
……文章は考えて作る……
「言葉だって考えて喋るだろう?」
……その場限りの言葉もある、欺きもある……
「それなら文章だって同じだろ?だいたい、今何時だと思っている?あなたは睡眠必要ないかも知れないが、こちとらまだガキだぞ!」
あ、なんかハラたってきた!
……言葉は、今のように暴言になりやすい……
あ、これは反省だ。
「……ごめんなさい、すみません。取敢えず、これじゃダメですか?」
俺は真新幹線のなかで書いたレポートをポチッ、と提出する。
次回 第四一話 日常 深夜の晩ご飯、どうする? です。
毎回ご愛読ありがとうございます。




