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破滅世界の俺、エルフ。(2025.12)  作者: MAYAKO
第一章 日常

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第三八話 日常 バックスタイル     

今晩は。

投稿です。

今回2話分です。


 ……痛くない?大丈夫?……

 ……グスッ……いだぐない……


 いや、痛いだろ?


 ……ほら、お姉さんにお礼を言いなさい……


 お母さんだろうか?

 白鳥さんにお礼を言っているみたい。

 男の子はお母さんらしき人に抱っこされ、階段を降りていく。

 肩越しに手を振る男の子。


「おい、トリ!なに白鳥さんのケツ見ているんだよ!」


 コケェー!!!!


 お、恐ろしいこと言うなよっ!ミドリッ!

 き、聞こえたらどおおおするんだよおおおっ!?

 嫌われるじゃねええええかあああああああっ!?

 見ていたのは、白鳥さんの黒髪だっ!


 ん?


 誰かが、ススススッ、と静かに近づいてくる?


「え?なに?班長、瑞紀を狙ってるの?」


 ……鈴木さんだ。


「え?」


 狙う?


 違う、好意はあるが狙うとは違う。

 俺の気持ちは、その表現じゃない!

 狙うではない、捕まえるとも違う。

 さっき手を繋いだ、あの時の感情。


 俺の感情はつなぐだ。


 俺は白鳥瑞紀さんと繋がりたい。

 手を繋いで、一緒に歩きたい。


 鈴木さんの眼が光る!

 俺は固まって鈴木さんを見た。

 スレンダー美人の鈴木さん。


 あ、いたずらっ子の目だぁ!


「ふぅふうううん、そぉなんだぁ」

「いや、ちょっと待て!?」

「瑞紀、優しいからねぇ?」


 これって!?


「……もしかして、歌わせたこと、根に持っている……とか?」

「別ぇつにいぃ……私、陸上部なのに歌わせるなんてぇ?」


 あああっ、根に持ってる!


 そう、合唱部は小学生の時だ。

 俺と鈴木さんとは同じ小学校。地方は小中高と世界が狭かったりする。


「でも、あの歌で皆助かったんだよ!」


 ここは上手いところ、フォローを!

 そう、女子に恨まれてはいけない!

 いや、女子だけではないっ!人に恨まれると、たとえそれが逆恨みでも恨まれてはいけないのだ!

 何故か?

 それは、恨みは周りに伝染し、本人を含め毒を周囲に撒き散らすかからだ!


次回 第三九話 非日常 異変 です。

毎回ご愛読ありがとうございます。

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