第三七話 日常 安否確認
今晩は。
投稿です。
寒い日が続きますね。
本多のお父さんは造形師としても有名で、フィギュアの世界ではとんでもない伝説の人なのだとか。
……すまん、光、おれダンプラすら分からない人種なのだ。
光はプラモ好きで、特にロボットが好きだ。
俺も小さいときはよく、光や陽野と一緒に作ったりもした。
まあ、俺はダンプラより戦車や車、バイクを作っていたけど。
それにロボットなら、M・カムインとか好きだった、関節とかリアルで。
俺はその後プラモより、1分の1のリアルな車や飛行機、列車に興味を持ち始めたんだ。
ん?
陽野は……寝ている!?
首が、がくん、ガクンッ、と揺れている。
「お、おい!?陽野!?」
「ん!?あ?もう花の都か?」
はぁ!?おいおい、本当に寝てたのか!?
「いや、僕、暗くなると眠くなるんだよねぇ」
いや、眠くなるんだよねぇ、じゃねーだーろーっ!
「あははっ、私も陽野くんくらい図太くなりたい!」
そう言って笑ったのは本多さんだ。
「おいおい、本多さん、それ僕のこと誉めてるの?」
「え?誉めてるけど」
そんな皆の会話を聞きながら白鳥さんを見る。
……どこ行った?
俺の腕は、寂しくなっていた。
移り香?残り香?って言うんだっけ?
微かないい香り。
もう俺の腕は必要ない?
白鳥さんは俺の腕を離れ、後方15m(目測)くらいにいた。
彼女は、小さな男の子に膝に絆創膏を『ぺったん』していた。
次回 第三八話 日常 バックスタイル です。
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