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破滅世界の俺、エルフ。(2025.12)  作者: MAYAKO
第二章 西への旅

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第六五話 残り二匹     

今晩は。

投稿です。


 もう一匹の大魔は鈴木さんが相手をしていた。


「扇?」


 ……あれは鉄扇じゃ……


「え?でもアレじゃ相手の大きさというか、有効なの?」


 ……あの鉄扇には滝さまの魔力満ちている……


 滝様?ああ、滝夜叉姫さま!

 鈴木さんが鉄扇を片手に舞うと、スパスパッ!と大魔が斬られた!

 風の魔法だろうか?

 凄い威力である。


 ……え?鈴木さんって、俺と同じで異界の者が憑依しているはず。


 俺はエルフに成ったけど、鈴木さんは基本人族だよね?

 強化された人族?まぁ俺は毛無のエルフだけど……あ、なんか自分で言って傷ついたかも。

 それに鈴木さん……満岡同様、かなりの高齢のはず。


 大丈夫なのかなぁ?


 そして、そこに満岡が乱入し、コンボを決め、二人で2匹目の大魔を倒す。

 バラバラと崩れていく2匹目の大魔。

 3匹目はオトネとアンキロちゃんが相手をしていた。

 街の人々が矢を放ち、弓矢の攻撃が終ると、オトネとアンキロちゃんが攻撃する。

 この繰り返しで、大魔のHP、ヒットポイントを削っているようだ。


 ブンッ!


 オトネの斧はその刃に魔力が込められていた。

 大魔は巨大な脚と腕で攻撃するが、素早いアンキロちゃんとオトネにはヒットしない。

 だが、その大魔の一撃一撃は大地に大穴を開けていた。


 ……せっかくの田畑が……

 ……ああ、水路が!……


 アンキロちゃんが回転し、その尻尾の重りを大魔の足にぶつける!


 ……ぐおおおおっ!……


 叫び声を上げ、ドオオオオッ!と倒れる大魔。

 そこにオトネが振り下ろされる!


「あっ!」

「え?どうしたの!?鳥庭くん!?」


 白鳥さんが俺の声に反応し、思わず俺の手を握る。

 ……ち、近いよ?し、白鳥さん?

 

 もう一人の俺は、オトネ達をしっかり見ていた。

 大魔の腕が、オトネの斧より速く動いたのだ!


 オトネ!マズいって!


 ここで不思議なことが起こった!

 大魔の腕が吹飛んだのだ!


 オトネは斧を振り下ろし、大魔を見事に分断する!


 ドオオオオンッ!


 爆音と共にボロボロと崩れ去る大魔。

 オトネは崩れる大魔を確認すると、斧を納める。

 

「だっか知らんばってん、助かったとよ、礼ばいう……!?」


 大魔の腕を吹飛ばした人物が、ゆっくりと現れる。


「!?」


 女の子!?

 それは150㎝くらいの女の子に見えた。

 子供?

 鬼族?頭に立派な角が二本ある……でも鬼族は身長高くなかったか?

 鬼族の子供かな?いや、違うな、子供じゃない!

 その、あの、バストが……で、デカすぎ!?

 それに腹筋もバキバキだし!

 成人していると見て、いいのでは?


「いででででででっ!?」


 俺は激痛に襲われる!

 ベッドでのたうつ俺。


「……」


 俺は、白鳥さんから思いっきり抓(つね)られたのだ。


「……鳥庭くん、誰のどこをみているの」


 あ、目が怖い。


次回サブタイトルは未定です。

多分、番外篇になると思います。

毎回ご愛読ありがとうございます。


*感謝のお知らせ*


今回、『Lily 前世の記憶は邪魔である』が 295位にランクインしました。

この作品は4年程前の作品ですが、まさかランクインするとは思いませんでした。

これも読者皆様のおかげです、ありがとうございます。

ちなみにMAYAKOの最高ランクインは、『泣き虫弱虫魔王さま』197位です。

よろしければ、ご一読を。

本当にありがとうございます!励みになります!

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