第六四話 それぞれの戦い方
今晩は。
3分程遅れました。
「実際は脳内でイメージしているだけなんだけどな」
なんだそりゃ?
「蜻蛉様は槍や刀の達人なんだけど、その力を格闘に使わせてもらっている」
「宿した、ってこういうこと?」
「まぁな、これも教えてもらったことなんだけど」
「誰から?明さまか?それともミッチー?」
「いや、この街を守護している賢者みたいな精霊様に」
「花の都の門王さま見たいな存在か?」
「そうだ……農業に凄く詳しくてな、まるで農業の神さまみたいな人なんだ。あ、精霊さまか。街の者達は敬意を込めて、二徳さまと呼んでいる。超絶風水士というか賢者というか、凄いんだ」
満岡が熱く語る。
どうもその精霊さまはとても魅力的で、思慮深い方らしい。
「二徳さまが言うには、世界がひっくり返ってから数百年、まだこの世界は混沌としているらしい」
……そう、みな手探りで生き残る方法を探している……
明さま?
……我らは少しだけ見える、このままでは……この国の者達が……
……無為に死んでいくのは、見るに堪えぬ……
「この精霊さま達、見方によっては色々な異形に見えるらしい」
そう言いながらも、大魔を一匹倒す満岡。
大魔は膝から崩れ落ち、バラバラと崩れていく。
「残り2」
カチカチカチカチッ!
自らをゲームのキャラとして戦っている、と認識していいのか?
満岡、とんでもないヤツだな!?
次回サブタイトルは未定です。
毎回ご愛読ありがとうございます!




