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破滅世界の俺、エルフ。(2025.12)  作者: MAYAKO
第二章 西への旅

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第六一話 その身に宿す     

今晩は。

投稿です。


「修行とか言うばってん、教えた先生はお友達の術と言っとったばい」


 ?


 友達とは。

 ここでオトネがニヤついた。

 なんだ?


「ほ、見なっせ!そこん窓から!」


 ?


 巨大な魔物が田畑を踏みにじり、侵入してきた!

 弓で応戦する街の人々!


「おっ達があの大鬼、大魔ば倒してくるけん」


 え?デカいよ?3体もいるよ?

 手に持っている棍棒か?何かの固まりか?あんなん振り回されたら一撃で終わりだよ?


「白鳥さんはトリば見ときなっせ、あわてち出てくるかもしれん」


「え?私も……」


「まぁまぁここは任せなさい」


 そう言ったのは高齢の満岡である。


「ふふっ、私達でも戦えるところを見て欲しいわ、ね?」


 ドアを開け、外に向って歩き出す鈴木さん。

 え?大丈夫なの!?


「俺、格ゲーが好きだったんだよなぁ、あと狩りも」


 ああ、確か満岡は電脳世界では有名だって、オトネに聞いたことがある。


「なぁトリ、俺は目覚めてから思う存分暴れてきた」


「そうなの?」


「ああ、ホントは……帰りたかった」


「!」


「だけどよぉ、お前やダチのオトネ、白鳥さんを置いて帰るのはイヤというか、できなかった」


「……すまん」


「いや、これはこれでよかったと思うぞ……鈴木さんと結婚もできたし!さて、友よ来てくれるか」


 友?


 満岡がそう言った瞬間、室内の温度が上昇した。

 え?暖かい?いやこれは……暑い!?

 満岡の曲がった背中がグン!と延び、皺だらけの指から皺やシミが消え始める!


「え?若返り!?」


 俺の問に答えたのは白鳥さんだ。


「憑依現象よ」


 コケェ!?

 はぁ!?


 え?幽霊に取憑かれたの!?

次回サブタイトルは未定です。

毎回ご愛読ありがとうございます。

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