第五八話 補足説明
今晩は。
投稿です。
出会いに後先があるのだろか?
あるだろうなぁ。
……私のことは明さんと呼べ……
「アキラ?」
……日、月、と書いて明じゃ……
「はい、明さん」
……明ちゃんでもいいぞ……
だからなんで精霊さまってこんなに、お茶目なんだろう?
……大地は踏み固められているのだ、そこを推し歩き、大地を癒やせ……
「え?」
……さすれば大地はお前達に力を与える……
「固まっているんですか?」
……ああ、肩こりが酷すぎて、腕も上がらん、腰にまで影響し全身ガチガチじゃ……
うわぁ、なんか分かりやすい喩えだな。
全身血行不良?ああ、みんなで苦労かけてこんなにしてしまったんだ。
と、言うことは?ああ、そういうことですね。
……ん?なんだ?合点したか?……
「その大地から与えられた力で、また押して推して歩くと、さらに大地が喜ぶ、善循環が出来上がると?」
……おお、そうじゃ!今は悪循環じゃ!これをひっくり返せ!お前達は苦しくて、悔しくて、そうだな、悲しくて大地を踏締めて歩いておる、大地はそれを永遠と受け止めてきた……
「そんな大地を押して推して歩けと?」
……ふふっ……
結局補足説明をし、歩き方を教えてくれた明さん。
「ありがとうございます」
自然と感謝の言葉が出た。
ん?雰囲気が変わったぞ?
人型の紙一枚が空中に浮いているだけなんだけど、明らかに雰囲気が変わった。
……いま、響都で戦が激化している……攻防戦じゃ……
「え?」
……このままでは響都が落ちる……
「はい!?」
……我ら精霊の力は増しているのだが、我らの力を受け取る者が少なすぎる……
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