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破滅世界の俺、エルフ。(2025.12)  作者: MAYAKO
第二章 西への旅

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第五七話 なんと答える?     

こんにちは。

投稿です。


 同じ質問?

 ナゼ?

 どうしてだ?考えろ!


 ミッチーは『ドーマンセーマン』で正解だった。


 考えろ!

 オトネは『セーマンドーマン』で不正解だった。

 ミッチーは名前の順番に拘った、ならば?

 この式神さんが求めている答えは『ドーマンセーマン』ではなく『セーマンドーマン』ではないのか?

 直感では『セーマンドーマン』が正解だ。でも!


 ここで俺は考えた。

 ミッチーには『ドーマンセーマン』と答えて、式神さんには『セーマンドーマン』と答える?

 え?いいのか?

 なんか不誠実な気がする。ミッチーを裏切らないか?

 今度、ミッチーに会う時、ちゃんと向き合えるだろうか?


 ……答えられよ、正解すれば補足説明してやろう……


 さて困った。


 ……呪符や星読み、歩き方も詳しく教えよう……


 うっ!

 どうする?

 板挟みだよ!

 これから先、呪符の知識は絶対に必要だ。

 うう、でも……しかし……コケェ……どうすべ?


「知りません」


 俺が出した答えは知りません、だ。


「おい!トリッ!なんば言うとや!」


 オトネが信じられんという顔付きで俺を睨む。

 あ、白鳥さんは、なんかニッコリした?

 ああ、白鳥さん以外は皆『え?』ってお顔しているな。


 ……残念だな……


 ゆらゆらと揺らめく紙。


「はい、あの星形の名は知りません」


 ……ミッチーには答えて私には知らぬと?……


 え?聞いていたの!?

 それで同じ質問?

 ならば。


「正解はセーマンドーマンだと思います」


 ……ほう……


「ですが、親切にしてくれたミッチーの、その……知らないところで名前を変えるのは不誠実かと」


 ……要領の悪いヤツだな、そなた損な性格だ……


「そうでしょうか」


 損でケッコウ、不器用ですねん。


 ……ふふっ、面白し!ミッチーより先に会いたかったぞ……


次回サブタイトルは 第五八話 補足説明 の予定です。

毎回ご愛読ありがとうございます。

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