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破滅世界の俺、エルフ。(2025.12)  作者: MAYAKO
第二章 西への旅

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第五五話 忘れるなよ     

今晩は。

投稿です。


「ミッチー氏、それは大地に感謝しろと、いうことですかな?」


 ミンミンさんが質問をする。


 ……控えろフェアリー、我は鳥庭光一と問答をしている……


「こ、これは無礼を!」


 慌てて謝罪するミンミンさん。

 一瞬、凄味が見えた。

 それは閃光のようだ!


「ミッチー、大地の力が入ってくると、どうなるのです?」


 ……よい質問だ、大地の力が入ってくると力が現れる……


「?」


 ……現れ方はそれぞれなのだ、押した者に相応しい力が現れる……


 見極めが難しいのでは?


 ……お前だったら、自然と呪符が作れるようになるだろう……


「!」


 ……まずは歩け、呪符については、お前が歩き方を取得した後じゃ……


「では師匠と呼んでいいですか」


 ……師匠!?……ミッチーの方がいい……


「……ミッチー師匠?」


 ……ダメ、ミッチーの方がいい……


 なんで精霊さまって、こうもお茶目なのだろう?

 門王さましかり、香衣の虎さまも、輝さまアイさまコンビも!


「分かりました、では早速歩いてみます、貴重なお話し、ありがとうございます」


 ……ふふっ、一つ言っておく……


「?」


 ……このことは、歩き出すと忘れるのだ……


「え!?」


 ……どんなに憶えておこうと思っても、意識を取られたように忘れるのだ……


「そ、そんなこと、あるのですか!?」


 ……ある、何者かが邪魔をしているように『押し推しの歩き』は忘れる。しっかりと憶えて歩くがよい、忘れるなよ……


「……はい」


 ……いずれまた会おう……


 ミッチーはそう言い残すと、ふっ、と消えた。


次回サブタイトルは 第五六話 質問再び の予定です。

毎回ご愛読ありがとうございます。

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