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破滅世界の俺、エルフ。(2025.12)  作者: MAYAKO
第二章 西への旅

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第五四話 問答     

連続投稿です。


 ……大地を踏んではいけないのだ……


「え?」


 ……大地は恵みの固まり、母なる大地と言うではないか、お前は母をその足で踏むのか?……


 ミッチー?何が言いたいのだ?

 歩けないのでは?


 ……大地は雨が降れば川を作り、池を湖を作る……


「ふんふん」


 ……海を包み込み、山々には木々を、沢山の食べ物を作り出す。それはイモやニンジン、カボチャになす、米に麦、リンゴにブドウ、みな大地の子だ……


「畑や田んぼ?」


 ……食べ物だけではない、地震という力を抑えているのも大地だ、大地は偉大だ、お前はその大地を踏むのか?無礼であろう……


 え?大地が揺れるから地震なのでは?

 大地と地震は別?


「……確かに……そうなの……かな?」


 では、どうすれば?

 俺は言葉に出した。


「ではどうすれば?」


 ……押すのじゃ……


「え?」


 押す?大地を!?


 ……大地は踏むのではない、押すのじゃ、押(お)して推(お)して歩くのじゃ……


「押して押して?」


 ……違う、押して推して歩くのじゃ……


 押して推して歩く?


 ……お前達が大地を押すと、大地も作用反作用で押し返す、更にお前達が推せば大地も推してくれるのだ!決して踏んではならん!呪術の世界では当り前のことなのだがな……


 なんか怖くないか?


「そうすると、どうなるのです?」


 ……大地の力が押した者に押し返され、流れ込む……


「大地の力が流れ込むのですか?」


 ……そうじゃ、更に推せば大地はお前を推す……


「大地を推すとは?」


 ……大地を大事にすることじゃ、ポイ捨てなどすると一発で大地に嫌われる……


次回サブタイトルは未定です。

毎回ご愛読ありがとうございます。

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