第五一話 怖くて聞けない
今晩は。
投稿です。
簡単に教えてくれるのだろうか?
それに呪符って??
白鳥さんがすっ、と立ち上がりドアを睨む。
あ、オトネや皆も警戒し始めた?
俺は何も感じないけど?
「どちらさまですかな?」
ミンミンさんがドアに向って尋ねる。
すっ、と音も無く開くドア。
コケェ?
「!」
そこには『力』の存在が浮遊していた。
そうとしか言いようがない。
俺の目には銀色に輝く光の球が見えた。
皆にはどんな風に見えているのだろう?
……我に教えを請うか……
ん?よく見ると部屋にもお札が貼ってある!
あの星形の呪符?お札?だ。
この方が、俺を助けてくれた?
……しかり……
ありがとうございます。
……ふふっ、よい言葉じゃ……
そのお名前を。
……名前か?その前に一つ聞きたい……
?
……答えられよ、我が満足すれば我の術、伝授しようぞ……
コケェー!?
どんな問題なんだ?
ここでこの『力』の存在と話をしているのだが、もう一つの考えに殆ど俺の思考は奪われていた。
その考えは、この塗り薬、誰が塗ったんだ!?
こっちも大問題なんですけどぉ!
俺、ツルツル状態なんですけど?
そう、全身。
その女の子の前では決して言えないところも……あの……その……。
いや、女の子限定じゃなく、皆の前でも言えないよっ!
怖くて聞けないっ!聞けねぇよ!
し、白鳥さんと目が合せられないっ!
……あのお札、見えるか?……
え?あ、はい。
星形の絵が描いてあるお札ですよね?
……あの星の名は、なんと言う?……
え!?
次回サブタイトルは 第五十話 正解 の予定です。
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