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希望
僕が最後に彼に会ったのは、
あのオーディションの日。
お手本としてオーディションに春風が立ったあの日だった。
春風は才能に飲まれても尚、強い光を放つ、視線を一身に集める究極のアイドルだった……。
全てを飲み込む、終わりのない漆黒のブラックホームなのだ。
僕を例外とせず、彼に叶う人間なんてどこにも存在しやしないのだ……。
……だから本当に驚いたんだ…………………………。
……運命に出会ったんだ……!!!!!!!!!!
………僕は天才じゃなかったんだ……!!!!!!!
と、希望に満ち溢れた透き通るような目で僕を見つめながら、僕に嬉しそうに話しかけて来たときはさ…
目には生気が宿り、この世の全ての光を取り込んだ、焼けるような煌めきを放っていた。
僕には1度たりとも向けてくれなかった種類の目で、言葉でキラキラした口調で語る春風が眩しかった。
彼は希望の糸を見つけ、必死に呪いの瘴気の楔を引き摺りながら、糸を手繰り寄せようとしていた……。
だから、彼は失敗したんだ……。
糸は切れたんだ………………………………。
「それが……君だよ」
「……"ショウマ"………………!」




