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春風  作者: はるき
2章
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14/22

スター

結論から言うと僕は間違えた。


練習生としてレッスンに参加して1ヶ月、正確には2週間後、僕は月末評価で1位を獲得した。その数日後、全レッスン会場1位が集った年間トップ評価が行われ、東京代表として選出され、僕は1位を獲得した。


僕が練習生になったのは11月だった……。


僕がすべてを間違えたと気付いたときにはもうなにもかも取り戻せなかった。



こういう事は続くんだ。1ヶ月後、僕はオーディション会場でお手本として、オーディション生の前に立っていた。




僕は……


ぐにゃりと視界が歪む。


急がないと、彼を早く完成させなくては……!!


心がざわざわと波立ち、歪んでいく。



風の噂で、デビュー確実だと事務所の練習生代表としてオーディション生のお手本として立っていた彼は心を病んで事務所を退所したと聞いた。

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