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練習生
自分で言うのもどうかと思うが、オーディションはまずまずの出来だった。
オーディションを受ける子は皆、前世があるか、なにかしらレッスン経験がある人がほとんどだったと思う。
未経験の僕がこの実力なら合格は間違いない。
なによりも僕を満足させたのは、お手本を披露するために登場した練習生の存在だった。
イケメンで、実力も申し分ない。
これからの僕のライバル……
切磋琢磨しながらしのぎを削って最高のアイドルに、〇〇になるんだ……!
オーディション会場を去り、東京観光に向かった。これから東京暮らしが始まるのだ。抱えきれないワクワクを抱きしめながら、未来を思って笑みを浮かべた。




