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決意 3

「話がぁいろいろありすぎてぇ、わからないんだけどぉん? まとめてもいいかしらぁん?」


 マスターがルーチェとポラーレを交互に見ながら言った。


「そ、そうですね。その方が僕もいいと思います」


 アナリズもルーチェたちに近づきながら口を開いた。


「えっとぉ、つまりぃ、ペルデちゃんがぁやられてぇ、その相手も別の人にやられてぇ、やっつけちゃった人がぁ、リナシッタちゃぁんにそっくりってことぉ? しかも、その人はぁ、リナシッタちゃぁんじゃなくてぇ……でもぉ、リナシッタちゃぁんを捜してるのぉ?」


「僕、見てたので大体合ってますけど、ややこしいですね」


 マスターの話を聞きながら、頬をかいたアナリズ。


「……つまり、その人もリナシッタさんを探している、と?」


「……ええ。あの口ぶりだとそうなる」


 ポラーレを見ながらルーチェは静かに答える。そのポラーレは腕を組んだ。


「それで、ルーチェさん。これから、どうしたいんですか?」


「…………」


「まぁ、とりあえず、我々と来てもらおうかな」


 突然、会話に割り込んできた人物がいた。声のしたほうへルーチェが顔を向けると、そこには整然と並ぶ警察の集団がいた。その集団の先頭に立っていた女が話していた。


「キャンビア……」


 ポラーレが女の名前を呼びながら身体を向けた。それから、一歩前に出た。


「どうしてここに?」


「……ポラーレ。忘れているかもしれないが、我々は警察だ。ガンビーザの件で協力したとはいえ、ここで暴れまわったんだ。出向くしかないだろう」


 キャンビアもまた、警察の集団から一歩前に出て、話し続けた。まるで舞台上で話しているかのように、両腕を広げながら。ポラーレがさらに一歩進んだ。


「ガンビーザを逃がした件があるなら、わざわざここまで来ないで、外のアルヴィネンサの方を片付けたらどうだ?」


「心配は無用。外で暴走していたアルテファットたちは鎮圧した」


「なっ!? 全員気絶させたのか?」


 キャンビアが事も無げに告げた言葉。そのキャンビアの目の前にいたポラーレが大きな声を上げ、問い質していた。ルーチェもまた、目を見開く。


「その通り。キミたちがたどり着いた仮説通りさ。気絶させてしまえば、あとは簡単だった。面倒だったのは、それに便乗したやつらがいたことかな。向かってくるはずなのに、奇妙な動きをしていたものだから、まいったね」


 腕を広げたまま肩をすくめたキャンビア。


「それでも、俺の部下たちはみな優秀でね。即座に見極めて、捕まえていったというわけさ」


「そうですか。でしたら、その捕まえたアルテファットたちの取り調べをしていればいいんじゃないですか?」


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