第37話 『パレモ』発売!!
「まじすっか…えぇ…マジで1週間で1話仕上げてくるとは…」
「あはははは、まぁ効果音も色も付いてないし声優さんの声も入ってませんけどね」
しずこさんに説教されてから1週間経った今日この頃。あの日しずこさんに説教されてから担当編集さんに電話をして1週間に1話完成させれば問題ないですかね?という話をするとOKをもらったのでとりあえず1週間かけて未完成だったアニメを1週間かけて(ゲーム作りと並行して)1話描いてみたものを提出している所です。
「裕一先生一応もう一度確認するんですけど…ほんとにことペースで完成させられるんですか?無理とかしてないですよね?」
「全然無理してないですよ。むしろ1週間ももらえればかなり余裕がある方です」
「さ、さすが…常人には100%できないことを余裕とは…」
「あはははは…」
ぶっちゃけ思考達に手伝って貰えば一瞬だったしな…あの日自分で描いた後、思考達に相談すると基本は主人格である自分で描いてもらうが背景は描いてやる。と言われたのでだいぶ作業量が減り、尚且つ色もつけなくていいという契約になったので3日あれば終わるようになったんだよねぇ…
なので今は3日かけて完成させて残りの4日は 『Living Labyrinth』の作業をする。という感じにしている。ちなみに徹夜はしてない。というか多分次徹夜したらしずこさんに何されるかわからん…
「では!来週もよろしくお願いします!」
「はい、任せてください」
ただまぁ今俺が描いてはいるけれどアニメとしてテレビに流れるのは後1年以上は掛かるだろうなぁ…まだ製作委員会も完璧には立ち上がってないくらいだし。今の所アニメ制作班俺のみって感じだもんなぁ…
別にいいんだけどね?先に必要なことを終わらしておくのは好きだし。というわけで残り11話、しっかり完成させますか!
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思考3「主人格、一応報告だが…今日発売の『パレモ』がものすごい勢いでダウンロードされているぞ」
思考6「SNSもすごいねぇ、みんな自分で描いて生み出したモンスター達を自慢するために写真をあげまくってるよ〜」
主人格「あ…」
思考3「本気で忘れてたのか…」
思考4「ばか」
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そういえばそうだった…アニメのことと『Living Labyrinth』のことを考えすぎていてマジで忘れてた…
「えーっと…ゲーム機ゲーム機…」
あの超王手のゲーム会社が出している日本に住む子供なら基本持ってるであろうゲームハードをゲーム機置き場から取ってくる。
このゲームほぼ思考達が作ってくれたからシステム周り以外詳しいことは知らないんだよなぁ…
「って…だめだなあ…どんだけ浮ついてたんだよ…」
もうすでに浮ついた気分とはおさらばしたとはいえ、自分が出すゲームのことを詳しく知らずに作っていたとか…もし過去に戻れるなら過去の俺に全力でパンチしたいぜ…
というか定期的にこんな感じで俺が浮ついていた証拠を見せられてかなり恥ずかしいんだが…
ほんっっっとうにこれからはしっかりと地に足つけていこう…
「というわけでプレイするか!!」
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思考5「どういうわけなんだ…」
思考3「はぁ……」
主人格「だって気になるじゃん。こんな面白そうなゲーム」
思考2「ゲームシステム自体は主人格が考えたはずだが?」
主人格「だからだよ。俺は基本的に自分でプレイしてみたいゲームしか作らないし」
思考2「それはよく知ってる」
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「はい、というわけで、起動して…ショップに行って…ホイ購入っと」
さぁ、どんなゲームになってるのかな?いやー楽しみである。
「よし!キタキタキタキタ!!来たぞみんな!起動できる!!」
・いえーーい!!
・0時になった瞬間ゲーム開始ボタン連打してたのはマジで笑った
・よろずさん…あんたyou_1氏が出した死にゲーの案件こなかったことだいぶ悲しそうにしてたもんな
・あぁwwそういえばwwなんかSNSで「俺が死にゲー好きなら……」とか言ってたなww
・草
・そうなんだwどんまいwよろずさん!!
「うるせぇ!お前ら!そのはなしをするんじゃあない!それよりも今は『パレモ』だよ!」
・どんだけテンションたけぇんだよww
・気持ちはわかる
・あの人類のバグが初めて世に出したpc専用じゃないゲームだもんな
・翠ちゃんを返せ翠ちゃんを返せ翠ちゃんを返せ
・↑元々お前のじゃない定期
「そうなんだよなぁ!しかもトレーラー時点で意味わからんクオリティしてたし!マジでどうやってこのクオリティに作品をこのハードでプレイできるようにしたんだ?」
・たまに出るよな、このクオリティでなんでこのハードでプレイできてるの?っていう作品
・あるある
・まぁまだトレーラーの情報だけなんですけどね
・神ゲー認定するにはまだ早い
・もしかしたらクソかもしれないしなw
「お、始まった!えーと?主人公の性別か…まぁ女の子だわな」
・わぁ可愛らしい主人公達だこと
・速攻で女の子選んでて草
・というかキャラデザくっそいいな…
・同人誌が賑わう予感…
・最悪な予想やめろww
「で、ここでくるのか!お絵描きタイム!!何々?君の初めてのパートナーモンスターを生み出そう?」
・きたーー
・目玉要素!
・今聞いても意味わからんぜ!プレイヤーが描いた絵をAIがブラッシュアップして自動でモンスターとして作りあげるとか
・なんでこのハードで出来るんだポイントその一
・意味わかんねー
「よし!じゃあ描いていくか!いやぁ!俺さ家にタッチペンが無かったから代用のもの探したんだけど…これしか無かったわ。綿棒」
・wwwwwwww
・アホすぎるwwwwww
・めwwんwwぼwwうww
・確かに何故か反応するよなww
・硬い綿棒が描きやすいんよww
「んで、俺は楽しみすぎて事前に描くモンスターのデザインを終わらせてある!みよ!これが俺の相棒となる!虎くんだああ!!!」
・なぁにこれ……
・よろずさん絵うまかったんだ…
・くっそ迫力あって草
・いやこれ絵師になれるレベルだろ
・え?今からその虎を綿棒で描いてくの?むりじゃない?
「あ……」
・こいつなんも考えてなかったな
・なんでそのクオリティのものが描けるのに大事なところはポンコツなんだよw
・草
・まぁ時間かければいけるんじゃない?
「と、とりあえずがんばるぞー」
・と言い初めて30分が経ちました。
・いやぁ時間が経つのは早いねぇ
・それにしても綿棒描いてるとは思えないくらいうめぇな
・それなw
「よし完成!タイムは30分!まぁだいぶ早い方だろ!じゃあこれで…提出っと!」
・さぁどうなるAIくん!
・これで明らかに描いたものと違うものが出てきたら全力で笑うが…
・どうなる!?
・お!完了したか!?
・創造完了!!
「お、できたか!?ならばこい!俺の初めてのモンスター!!ぽちっとな!!」
・って……は?
・うっそじゃん…
・やっばw
・やっぱあの人天才だわ
・すっげ
「は、ははははマジかよwwマジで俺の描いた虎くんだ!!意味わかんねぇw正面部分しか書いてないのに全身がちゃんとしてる!しかも3D体になってる!!すっげぇ!!細かい装飾部分もちゃんとある!!」
・もっと回転させて見せてくれ!
・いや、確かによろずの絵も上手かったけどなんであの絵だけでこのクオリティのモデルが出来上がるんだよ
・どんなAI積んでんだ…
・なぁこれ絵心ないやつはどうなんの?
「た、確かに…みんなこのゲームしてる?絵心ない人がどうなったか教えて欲しいんだけど」
・しらん
・ノ 絵心ないです。けど俺が描いた絵の面影を持った可愛いモンスターが生まれたぞ
・絵心あるから可愛い鳥さんが出てきました
・ノ 絵心ないし適当でいいやと思って一本の線だけにしたら何故か紐のモンスターが生まれたぞ。なんかちょっと可愛くて愛着出てきた。
・コメ欄見る限りなんかすごいことになってんなw
「はぁーー流石はあの人がつくったゲーム…意味わかんねぇ〜」
・それな
・ちなみにSNSには自分で描いたモンスター達を自慢する奴らでいっぱいだぞ
・ほんとだw
・ていうかこれ…同一個体いなくね…?
・…ほんとだ。似たようなのはいるけど全く同じ造形のモンスターがいねぇ…
・トレーラーで言ってたオンリーワンのモンスターって本当のことだったのかよw
「いやぁ…意味わからんが。とりあえず進めていこうか…えーと次は生み出したモンスターに名前をつけよう…ね。じゃあ『トラぽん』でいいか」
・トラぽんwww
・かっこいい感じの虎なのにww名前がww
・心なしかトラぽんもマジかこいつっていう顔をしてるように思えてきたなw
・よろずさん相変わらずネーミングセンスがねぇなww
・草
「さて、ほーんここで『トラぽん』のステータスがわかるのか…えっと…この感じは…物理攻撃力と体力が高い感じかな?んで覚えてるスキルは今のところ無しっと。ふむ…みんなは初期スキルあった?」
・無かったぞ
・ない
・ねぇっす
・んなもんなかった
「へー、なるほど。教えてくれてありがとね。ということはレベルが上がれば覚えられるのかな?」
・そうじゃない?
・たぶん
・ネタバレになるからそれだけは言えない
・それだけは言えない
・それだけは言いたくない
「言えよ。」
・やだよ
・死んでもヤダ
・知らないから言えない
・むしろなんで知ってる人がいるんだ。このゲーム発売してからまだ40分だぞ
・40分もあれば最速クリアを目指す奴らはどんどん進めてるぞ、どうせ
「お、ムービーきちゃあ!!って映像綺麗だなおい!本当に大丈夫か!?ゲーム機爆発したりしない!?」
・心配しすぎだぞ(俺も思った)
・爆発とかするわけないじゃん(俺も爆発するんじゃ?って言った)
・しないしない(怖くてゲーム機から手を離した)
・コメ欄も怖がりすぎてて草
「で、始まるって感じか。えーと?うんやっぱりセリフ全部に声は入ってないな」
・それはそう
・安心ポイント
・音声データ……は重いんだ……
・ちょっとした声はあるけどね
・全部のセリフに声入ってたらほんとにゲーム機爆発するぞ
「たしかに、というか主人公も可愛いけどこの案内役?らしき青髪ショートヘアの女の子も可愛いな…ジャンルで言うと…活発ギャルっ子か?」
・よろずさんだけギャルゲーやってる?
・目の付け所が違うだろ
・普通目の前にある畑と農具が置いてる物置小屋に反応すんだよ
・それか奥の方に見えるクソでかい塔
・それかほんのり見える町
「馬鹿野郎!女の子は大事だろ!!」
・草
・流石は『恋色リフレイン!』で全ヒロインハーレムルートを発見した男だ。面構えが違う
・wwwwwwww
・あれはガチで笑ったwww
・よろずさんあのゲームのプレイ時間えっぐい事になってるからなw
「おい、コメ欄『恋色リフレイン!』の話はするな。またプレイしたくなるから」
・まだやるのかwww
・まぁ気持ちはわかる、いまだに新しいルート発見されるもんなw
・あのゲームはもう神ゲー超えてノベルゲー界では神そのものになったから
・それよりよろずさんの隣に寝っ転がってる『トラぽん』の話をしろよ!流石に可愛すぎるだろ!
・爪とか死ぬほど鋭いのに何故か可愛いが勝つな…
「うちの子最強」
・親バカがはえーよ
・まだチュートリアルの初めも初めだぞ
・まだ戦闘すらしてないし、畑仕事すらしていないよろず
・それにしても現時点でわかるな完成度の高さが
・流石人類のバグ




