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転生特典で完全没入型VRMMOが作れる才能を貰ったので1人で作ってみる  作者: 愛板


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20/31

第20話 作ってワクワク!

はい、今日は超絶スーパーウルトラファイヤーボンバーサンダー腕時計を作っていこうと思います!


まず材料はこちら!作り方不明(思考達が作った)の超小型パーツが数千個!!時刻を刻むための歯車みてぇなの!!時計の針!ガラス!!文字盤!んでからカーボンファイバー!!


「というわけでつくっていくぞー」


はいまず最初に思考達に呼びかけます


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


主人格「人力で作れるわけねぇだろ!?」


思考s「「「「「「しるか」」」」」」


思考6「あはははは…」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


とまぁ今から作るもの的に人力作業じゃ不可能なので俺は内部機構の作成を思考達のぶん投げ、腕時計のガワの部分を作っていきます。


まずカーボンファイバーを取り出し…カットして……カット…して……カット?


「…………」


とりあえず機械にぶち込む。

カーボンファイバーとか人力でカットできるわけがねぇ…炭素繊維だぞこれしかも積層構造の

それに今から作ろうとしてる腕時計のストラップは、見た目以上に精度が要求される部品なのだ、幅が数ミリ違うだけでケースにはまらず、厚みが少し狂えば腕への装着感も大きく変わる。マジで1番大事な所。腕時計は腕につけるんだから装着感が終わってるとストレスでしかないからね


設計データは思考達が準備してくれているので早速スイッチON、すると高回転するエンドミルが、板材を少しずつ削り始めた。耳障りな金属音ではなく、細かな炭素繊維を削る独特の乾いた音がする。気になる人は調べてみると良いよ、なんかちょっと面白いから。(個人の感想)


さてさて機械にぶち込んでから10分が経過したあたりで機械の作動音が消えた。どうやら完成したようなので出来上がったパーツを取り出していく。うーんちっちゃいねぇ…だが腕時計でよくみる感じのパーツになっている。ここまでは成功!


よし、次はバリ取りだな。切削直後のカーボンファイバーは、縁にわずかなバリが残るんだよねぇ


そのままにしてるとお肌が傷だらけになっちゃうので極細のダイヤモンドヤスリで一つ一つの角を落とし、さらに超微粒子研磨剤で表面を均一にならしていくのだ。


ふはははは見よ!我が腕前をチートとしてもらった才能をうまく使いバリを削り取っていく姿を!動きが早すぎて気持ち悪いことになっているからなぁ!!



はい



なんかテンションがおかしくなっていたがバリ取りが終わったのでリンク同士を繋げていく。まぁこれまた意味わかんないくらい器用になった俺の手にかかれば速攻で終わる。


いやぁ改めてすげぇなぁ才能ってやつは…


この領域に来るまで7〜8年かかったけどな…咲かせるまでが大変なんだよ…才能は…しかもまだ完全に開花した感じではないし…絶対もっと上があるって言う感じするし…厳しい世界だぜ


とまぁそんな感じで作業を進めていくと、はい完成。腕時計の腕に巻く部分ー。いやぁやっぱカーボンファイバーで作るとかっこいいな…いやほんとにカッケェな…普通に欲しいわこのタイプの腕時計


「けど、これ絶対男性向けだわ…」


シックな色をしているのでカッコいいが似合うんだよねこのままだと現役女子高生に送るものとしてはイケメンすぎる…取り敢えず一回作ってみるか!と思いノリと勢いで作ったがやっぱり色変えたほうがいいかぁ…んー何色にしようかなぁ…悩むなぁ…


「ーーーパールホワイトでいいや、あの色だと用意した宝石とも合うだろうし」


ので今の工程の1番前に着色工程を加えます!簡単にいうとカーボファイバー自体にエポキシ樹脂などを繊維に含浸…しみ込ませるんだとさ(思考達が調べた)というわけでやっていこう!準備はできてる!




ーーーデデドン!!

はい、完成。樹脂を固めるための圧力を加えるという工程が追加で必要になったけど大部分は変わらず先ほどのシックな色の完成品と全く同じ形をした。パールホワイトのカーボンストラップが完成した。すげぇ色が変わるだけでここまで印象が変わるのか…めちゃくちゃ可愛らしくなったぞ…



というわけで俺の仕事は終わった……いやはや難しい作業だったぜ…






「…いやなんで俺腕時計つくってんの??」




……まぁいいか翠ちゃんのためだし




あとは思考達が完成させたものと合体させれば完成、というわけにもいかないのが今回作っている腕時計である。ここからが大変なんだよねぇ…


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


主人格「みんなー俺は作業は終わったぞー出来たやつどこに置けばいい?」


思考4「めんどいから体ごと貸せ」


思考3「まぁ、それが1番早いが…」


主人格「あ、はい」


思考6「素直だねぇ…」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


はい、というわけで体の操作権を思考4に渡したので暇になりました主人格です。

このまま思考達が腕時計を完成させる様をずっと見ておくのも面白いですが、ぶっちゃけ作業が細かすぎて何をしているのか不明な部分しか無いので俺たちが今どういうものを作っているのか説明したいと思います。それくらいしかすることないとも言う。


さて初めに言うべきなのはやっぱり今回作っている腕時計の名前からかな?名前は大事だ。うん、超大事


少し長ったらしいけど正式名称『腕部装着型統合空間演算現実拡張端末』である。が、普通に長すぎるので俺たちは『Chrona』と読んでいる。いちいちこんな長ったらしい名前で呼ぶのは普通にめんどい


この『Chrona』一応電気屋さんとかで商品として販売できる程度には詰め込んで設計しており、まぁ『Chrona』と言う名前は売り出す時の名前、商品名みたいなものである。キャッチーで可愛い名前でしょ?命名したのは思考4だよ。いいセンスしてるよね。


アレはそうだな…むかーーし、そう俺が小学4年生くらいの時に特典知識をあさっていた思考4が完成させた現実拡張機能を搭載しており一時はこれを使ってお金を稼ごうかなと考えたこともあったのだが、いやそんなことしたらクソめんどいことになると俺含め思考達で全会一致になった結果お蔵入りになった商品だ。まぁ設計図だけで実物は作っていなかったんだけどね。作るだけでも普通にお金かかるし勿体無いもん


正直完全没入型ゲームを世に出すまではずっと封印しておくつもりだったけど今回ばかりはしょうがないと言うことで封印が解かれたわけだ。


ちなみにだが封印されていただけあってだいぶ頭おかしい性能をしている。


まず一つ目の機能!

腕時計に巻くだけで視神経に干渉し何も無い空間に自分だけが見えるディスプレイを表示できる!さらに触覚にも干渉することでディスプレイに触れた時に感触も感じることができ普通にスマートフォンの様に操作が可能!アプリも起動できるし通話も聴覚に干渉することでおこなえる!さらにナビ機能を使えば何も無い道に道標をつけてくれる優れもの!ぶっちゃけスマホでできることは大体全部できるヤベェ機能、大画面でソシャゲもできるぜ!


二つ目!

現実を好きに書き換えられる機能!ナビ機能で説明した通り自身にだけ見えるものを出現させられるので目印として自身の好きなマークをお店の前に出現させたりすることは朝飯前!さらに恐竜が見たい!とかあの何も無いところを花畑にして!とかも普通にできたりする素晴らしい機能がある!スーパーサイ○人みたいなエフェクトを体から出して、とかもできる。

また同じく『Chrona』をつけている人に申請を出し受け入れられると今自身が見ている景色と同じ景色を共有可能!!一緒に楽しむこともできるんだぜ!


三つ目!

自身がいる半径10メートルまでならばカメラを動かして撮影することができる!周囲の空間を毎秒数百万点規模でスキャンし、高精度な三次元空間データをリアルタイム生成。映像は固定カメラではなく空間そのものを記録するため、撮影後も視点を自由に変更できる。ただし生成したもののためまるっきりその空間をコピーしただけなので本物を写真で撮ったわけでは無いのでそれを嫌がる人もまぁかなりいそうである。がドローンから撮影する様な写真や動画が撮れたりするので自分でカメラを持つ必要がなくなる!

ただし『Chrona』を持っていてもいなくても許可を出していない人物の写り込み対策として許可を出していない人物は自動的に空間から排除される。実際にはいなくなるわけでは無いがカメラでは捉えることができなくなる!ローアングルの撮影とかされる危険性があるからね。


四つ目!

支払い機能!!

これはまぁ…うん…そのまんま、『Chrona』を決済端末にかざすと決済ができる…べ、便利だよね!!



と、こんな感じの機能が盛り込まれているのだ!!




改めて見てもやべぇなこの腕時計…実際に作って無かったけど俺の分も作ろうかな…いや、やっぱりやめておこう…俺の腕にはすでにヤベェ高価な腕時計が装着されてるし…作るなら腕時計型じゃなく…イヤーカフ型とかにしとくか…腕時計型に比べると頭に近い場所に装着できるので制作難易度もかなり落ちるし


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


思考4「完成した。操作権返す」


主人格「あ、はい」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


はいと言うわけで完成したので今日は寝ます。お疲れ様でした。仕上げの装飾作業は…宝石が届いてからやります。はい…







ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


思考5「依頼した配信者さん達から返事が届いた」


主人格「お、マジ?どうだった?」


思考5「明日に通話で打ち合わせをさせて欲しいと返事をくれた人が一名。明後日詳しい話をさせて欲しいと連絡があったのが一名。他のメンバーが受けるなら受けると言った方が一名と言った感じだ」


主人格「おっけー、了解。じゃあそれまでに資料作っちゃおうか…明日まで、に…明日!?明日ですか!?」


思考5「あぁ、ちょうど主人格も学校が休みだったため了承しておいた。明日午後2時からだ。」


主人格「てことは?」


思考4「主人格の提案だし主人格が資料作れ」


主人格「……」


思考6「あはは…流石に可哀想だから僕が作るよ…主人格は…ぼーっとしといて?」


思考3「では今から話し合いを始める。」


主人格「……」


思考4「本気でぼーっとしてる…」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー











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