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【異世界編】サツマ超特急☆彡とクロネコの姫2

ここは東シナ海上空約10000m

2重反転プロペラを搭載した超大型偵察機が2機飛んでいる。

北方人民連邦所属(通称北連)である。

サツマ帝国の防空識別圏を超える前に機体後部の扉が開く。


それぞれの機体から、鉄の箒に乗った魔法使いが2名ずつ合計4名飛び出してきた。

高高度でも、呼吸ができ、凍えないのは、

魔法使いを寒さと冷たい風から守るバリアと酸素を濃縮する魔法のおかげである。


北連の護衛の魔法使い小隊隊長 イリーナ・ヴォストークは今回24回目のサツマ超特急任務

彼女の箒には、紫色のとんがり帽子をかぶった本人の顔に似せた魔女が書かれており。

かなりの美人で。サツマ帝国側の空軍内でも「私の心も領空侵犯されました!!」

と公言するファンが出るほど人気がある。

サツマ側からも紫の魔女という、コードを付けられている。


サツマ帝国防空識別圏を超える前に偵察機2機と4人の魔法使いは高度を下げて行く。

なぜ低空から防空識別圏に侵入するかは不明だが、

だが、サツマ帝国の防空反応、迎撃速度、追尾能力、通信手順。

そのどれかを測っていることだけは間違いなかった。


サツマ帝国側も、インターセプト任務で、防空識別圏に到達すると同時に

接敵、並走してエスコートしながら。

「こちらはサツマ帝国空軍、貴殿たちはサツマ帝国領空に近づいている。

直ちに進路を変更し、離脱せよ」と帝国標準語など北連語など同じ警告が、言語を変えて繰り返された。


普段のサツマ帝国側は2基の空軍箒でエスコートしてくるのだが、

この日は違った、2基の空軍機に交じって、1基の海軍箒しかも短魚雷を装備し、対空装備は ない。

海軍機にまたがるのは一人の見慣れぬ軍服、そしてマスクとゴーグルを掛けた女性。

超大型偵察機の機上偵察員は専用のカメラを向けて撮影を行う。

その見慣れぬ軍服の女はカメラに気付くと手を振りVサインをしだした。


現在大隅海峡を太平洋側へ抜けた位置、サツマ超特急は始発駅をでたばかりである。




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