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騎士のジン

「ちょっといいか?」

王都の手練れ1号だ。最初に取得した騎士のようだ。

「俺はジンと言う。ちょっとギルド長と相談をしよう」

そういうと、ロゼを引っ張ってギルド長室に向かった。


「なんだ?解決したのか!」

レオンとキキがいた。

「いや、ちょっとこのロゼと話がしたくて、ちょっといいだろうか?」

ジンはロゼと2人で話しがしたいようだ。

「ああ、いいだろう。俺もいいだろう?キキもロゼの師匠だ。いいな」

勝手に決めて行く。なんの話があるのか…


「ロゼ、言いにくいかもしれないが…君は精霊と意思疎通ができるのではないか?」

ジンはロゼを見つめて単刀直入に聞いてきた。


 意思疎通…息が止まる。なんと答えるべきか…しかし、特に慌てない。


「俺は出来る。というかちょっとなにを考えているかわかるくらいだが…」

え?っとみんながジンの方を見る。


「そんな奴がいるのか!!」

レオンが叫ぶ、キキとジンは私を見る。

「どうなんだ?」

ジンはロゼを見ながら言う。


「このことは俺の上司の何人かは知っている。でもだからと言ってなにもない。なんの効力もないからな。」

ジンは自分のことを話す。

 そうやって相手が話しやすいように持って行っているだろう。だからなんのだ。男と女では違うだろう。


「俺がこの講習に参加した時に感じたのは、精霊の拒否反応だった。なぜ拒否しているのかわからなかったが、君が来てわかった。精霊は君の承諾を待っている」


「俺の承諾?」

「君が発案者だ。それの承諾だろう」

「おしえていいとレオンにも言ったぞ?」

「無料でか?」

「「「え?」」」

3人がジンの顔を見る。


「発案者の特許金がいるな、それをロゼに払えばいいのではないか?」

「そ、そう…精霊が言っているのか?」

レオンだ。

「俺はそう感じた。なんとなくだけど」

「ロゼに特許金を払おう。1回に金貨1枚でどうだ」

月一に金貨1枚

「ああ、それでいい」

金貨もらったぞ。みんなに伝えてくれーーー!!念話だ。

『わかったーー』

精霊たちの声がする。ふぅと息を吐く。


ジンはロゼを見ている。

「やっぱり意思疎通が出来るんだな?」


「いや、出来ないよ」

「隠さなくてもいい」

じっとロゼの目を見る。


「いや、隠してない」


「でもさっきブツブツ言っていたよね?」

「は?知らん、なんで取得できないのか考えていたんだが」

「そうか、俺の気のせいかな」

ジンはまだロゼを見ている。

「精霊がさっき、喜んでいたんだよ。金貨、金貨って。たぶん、もう負の感じがないからすぐにみんな取得すると思うよ」

 金貨に心当たりある?と聞かれたので、金貨は好きだが、と隠さず言った。


「はははははははは!そりゃそうだ。みんな好きだよな。」

 ??

「どうやらロゼは精霊に無自覚に好かれているようだな。発案者のロゼに金貨1枚も支払われていないことに精霊たちはご立腹のようだ!」

 は?

「確かに、ロゼは精霊に好かれているな。前もちょっとロゼがらみで騒ぎがあってな、関わったやつらはみんな、精霊なしになったな。」

レオンは納得する。

「は?なんだそれ、すごいな」

ジンはちょっと引いている。

「ザリもこの間、騒いでいたぞ。精霊なしになったって」

「どれも自業自得だろう」


「ロゼを怒らしたら精霊なしになるのか。こぇな」

ジンは笑いながら言っている。


 ジンというこの騎士は、長身で長髪オレンジ髪に、瞳は紫だ。

精霊も3体と契約しているようだ。一番は土の精霊、時の精霊、水の精霊のようだ。

 本人は気が付いているのかは知らないが、契約をしていない精霊も20体ほど付いている。


「あんた貴族か?」

レオンが聞く。瞳が紫だからだろう。

「いや、ただの成り上がり、一般人だよ。瞳の色か?昔の昔は王族だったのかもな」

カカカッと笑う。


ああ、いい男だなと、ロゼは思う。

今何歳だろう?

結婚しているだろうな。不倫は趣味じゃない。


「あんたいくつだ」

おっナイスだレオン

「23だ」

若いな

「若いな、結婚は?」

ファインプレーだレオン

「いや、まだだ」

まだか!彼女はいるよな…

「婚約者はいるのか」

おお、いいぞ。レオン

「いや、今んとこいない…」

いない!以外だな

「いないのか、以外だな」

?ん?


「なぜ、そんな身辺調査みたいなことを聞く?」

まったくだ、レオン

「??ん?いや、気になっただけだが。すまん。そうだな、変だな」


「いや、いいんだが。じゃあ俺は練習場の様子を見てこよう」

「ああ、たのむ」


ジンは精霊を引き連れて練習場へ向かった。


 なんか変だな、私が聞いてほしいこと全部聞いたな。しかも私が思っていることをレオンも言っていた…

 そっと、精霊たちを見る。精霊たちはロゼを見ていた。


 なんかしたの?

『ロゼが知りたそうだったからレオンの精霊に頼んで言ってもらった』

白の精霊は言う。

 え?言ってもらった?そんなことも出来るの?

『出来る、しようと思えば』

 そう…なんでもありね。ありがとう。とても参考になったわ。でも今度からしなくていいからね。

『わかった、必要なときは言ってね』

白の精霊はうれしそうに飛び回る。


 精霊ってそんなことも出来るの?すごいわ…


「ロゼ、さっきあの騎士が言っていたことはどうなの?」

キキはずっとロゼを見ていた。

「ん?さっき?」

「だから精霊と意思疎通が出来るかどうかよ!そんなことできるなら大変なことよ」


キキはこの世の終わりみたいな顔をしている。

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