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参加者募る

 キシたちの何人かはアパートを出て旅立った。みんなに祝福されて。セドは祝福をしたもののやはり拗ねていた。セドは拉致騒動もあり、レオンの半月遅れで最近やっとピストル弾を取得できたのである。


 セドから散々、愚痴を聞かされうっとうしくなり一発お見舞いしといた。


 ロゼは春になっても7階を陣とっていた。セドは寂しいのか4階が空いているから移れと部屋まで入って来た。しかし、上の階の住人たちがさっさと4階に越してきたためトラブルに成りかけたが、セドと歳も近く一緒に森で自主練をしていた仲間たちだったようでいつの間にかロゼのことは立ち消えになった。


 ロゼは薬草採取と魔獣狩りを再開していた。魔獣はあいかわらず、あやしいローブの男に全購入されていた。


 新緑が芽吹くころ、レオンから冒険者全員に正式に間引きの話があった。


「今年は5年に1度の森で魔獣の間引きが行われる年である。参加者は自由だ。ピストル弾を取得したものは出来るだけ参加してほしい。」

 レオンはちらっとロゼを見る。冒険者ギルドのフロアに冒険者を集めて参加者を募っている。


「決まり事と言えば成人していることだけだ。今いない冒険者にもこのことを広めてくれ。そして、活躍したものは領主様から王都の騎士団試験の紹介状を書いていただけるぞ!冬になるまで待たなくていい!もちろん給金も弾む!よろしく頼む!!」


 うおーーー!と冒険者たちの雄たけびが広がる。


レオンはロゼをまた見る。

ロゼは興味をなくして、依頼書を探っていた。


 成人してないからムリでーーす。と、思いつつフロアを後にした。


レオンがなにやらセドたちを呼び寄せて話をしている。




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