第125話 連鎖する残党狩りと、浄化の聖蔓
第125話 連鎖する残党狩りと、浄化の聖蔓
常闇の極北で胎動していた絶望を打ち砕き、世界に平和の祝祭が訪れてからというもの、特級クラン『絆紋亭』を中核とする『絆紋公国』の朝は、かつてないほどの活気と穏やかな調和に包まれていた。
拠点の中央にそびえ立つ巨大な精霊樹は、深淵の虚無を完全に浄化した極上の光をたっぷりと吸収し、一つの大森林と見紛うほどの神樹へと成長を遂げている。その豊かに茂ったエメラルドグリーンの枝葉が朝の心地よい風に揺れるたび、チリン、チリンと微かな鈴の音のような魔力の波紋が広がり、拠点全体を極上の癒やしのオーラで包み込んでいた。
「ウォンッ!」
「キュイッ!」
「きゅるるーっ!」
澄み切った青空の下、縁側で朝の空気を胸いっぱいに吸い込んでいる俺の足元へ、一番最初に俺の固有スキルである『絆紋』を受け入れ、共に歩み始めた最古参の相棒たち――銀色のウルフ『フェル』、純白のポーションラビット『ピコ』、そして空色小竜の『ソラ』が競い合うように飛び込んできた。
彼らの後に続くように、水豹のリン、幻宝石獣のキラ、白銀の幼熊ブラン、空間転移を操る銀狐のギン、鋼棘の鎧獣マル、疾風の隼ゲイル、影猫のシャロ、水妖の獺ミロ、風精のリスのルル、土精の土竜ドロ、星翼の梟ステラ、幻影の蝶ファル、雲羊のモフ、木精の栗鼠コノ、鎌鼬のタマ、鋼殻の戦亀カメ、雷雲の幼鳥ライたちが一斉に集まってくる。
さらに極北の遠征や各地の迷宮で家族となった数え切れないほどの魔物たち。次元を司る星天の神狼シリウスや、時空の鯨クジラ、次元の螳螂カマ、星喰いのバク、星の精霊であるルミ、コア、ジュジュ。虚無の暴食者から浄化され生まれ変わった虚空の精霊ゼロ、時空猫のチク、星屑の幼竜アストラ。
そして日課の救済活動や探索で新たに仲間となった琥珀の狐コハク、翠玉の螳螂ジェイド、紫水晶の蝶アメ、鋼角の猛牛バフォ、晶翼の蜻蛉トン、地揺らしの穴熊アナ、癒水の精霊シズク、土塊の猪ブブ、豊穣の案山子ワラ、蜜の妖精蜂ハチ、水水晶の亀スイショウ、蜃気楼の狐キロ、オアシスの蓮妖精ハス、幻聴鳥のルリ。
先日の西方の荒野で魔王軍残党の地下施設から救い出した、聖獣キマイラのキマ、清流の水蛇ミズ、紫電の霊鳥シイ、豊穣の地竜ドリたちも、すっかり拠点に馴染み、わらわらと俺の周囲に集まり、心地よさそうに喉を鳴らしている。
「おはよう、みんな。今日もいい天気だな」
俺が彼らの頭を順番に優しく撫でると、魔物たちは心底嬉しそうに目を細め、尻尾を振って応えた。庭の奥では、漆黒の竜ノヴァや紅蓮の火蜥蜴ガエン、鋼角の犀ザイン、岩砕の巨獣ダグ、砂塵の魔蠍ゼットといった大型組も、朝の日差しを浴びて気持ちよさそうに背伸びをしている。
「レイン様、朝食の準備が整いましたよ!」
厨房から、見習い魔導士のエリスと元宮廷料理人のセシルが、賑やかな声を上げた。
ダイニングルームの巨大なテーブルには、特製の魔力小麦で作った『焼きたてのチーズフォカッチャ』に、農学者セリーヌが育てた新鮮なキノコを使った『濃厚クリームポタージュ』、そして砂漠の巫女ナディアが持参したスパイスで味付けされた『特大オーク肉と香草のグリル』が並べられている。
「ガハハ! 今日も飯が美味いねぇ! さて、今日はどこのお馬鹿さんをぶっ飛ばしに行くんだい?」
女戦士のアイラが、オーク肉を豪快に頬張りながら大笑いする。
「ええ。昨日の密談の阻止と西方の要塞制圧で、世界にはまだ魔王軍の残党が潜伏し、各地で非道な研究を続けていることがはっきりと分かりましたからね。私たちの手で完全に根絶やしにしてあげましょう」
少女魔導士のルウも、優雅にポタージュを飲みながら冷たげな笑みを浮かべた。
「悪の根は、深く張る前に断ち切るのが最善です。我が剣はいつでも抜けるよう研ぎ澄ませてあります」
剣聖シルヴィアが静かに紅茶のカップを置いた。
連鎖する残党狩りと、隠密部隊の網
朝食を終えた俺たちが執務室へ向かうと、特級密偵のシオンと首席文官のエレナが、複数の地図をテーブルに広げて待ち構えていた。その傍らには、新人獣人のミャオも控えている。
「レイン様、おはようございます。先日のゴルゴン大渓谷の制圧時に捕縛した屍術師への尋問、およびミャオと幻聴鳥ルリを用いた隠密部隊の徹夜の情報精査により、魔王軍残党の隠し拠点が次々と判明いたしました」
シオンが地図上の複数のポイントに赤い印を置く。
「彼らは一つの巨大な組織として動いているわけではなく、魔王の死後、各地に散り散りになった幹部たちが小規模なアジトを構え、それぞれが独自の生体兵器や毒物の研究を行っているようです。特に厄介なのが、南方大陸の『腐食の湿地帯』に潜むグループです」
「腐食の湿地帯……。極めて毒素の強い植物が自生する、人間が近づけない魔境だな」
俺が地図を見つめると、エレナが深刻な表情で頷いた。
「はい。残党たちはその環境を利用して、水源や土壌を広範囲にわたって汚染し、無差別に生物を死滅させる『腐死の魔毒』を開発しているようです。さらに、その研究を完成させるために、周辺の領地から植物学や薬学に秀でた者たちを拉致し、強制的に働かせているとのことです」
「拉致だと? また善良な人間を巻き込んでいるのか」
「我々の諜報によれば、南方の小国で農地改革に尽力していた植物学の権威『レオニス伯爵』と、彼の優秀な助手である『マヤ』が、数週間前から行方不明になっています。状況から見て、彼らがその湿地帯の奥深くにある研究所に囚われている可能性が極めて高いです」
「ガハハ! 魔導工学の次は植物学か! 自分たちの力じゃ何も作れないからって、優秀なヤツを誘拐してこき使うとは、本当にどこまでも腐りきった連中だね!」
アイラが戦斧を肩に担ぎ、怒りの笑みを浮かべる。
「ええ。才能ある人間を力で屈服させ、あまつさえ世界を汚染する毒を作らせようなど、許しがたい暴挙ですわ。彼らの歪んだ野望ごと、私が燃やし尽くしてあげます」
ルウも炎の杖を構えた。
「シオン、エレナ、状況は完全に把握した。これより俺とアイラ、ルウ、シルヴィアの主力部隊で南方の湿地帯へ向かう。残党の拠点は一つ残らず潰す。ギンの空間転移を使えば、一気に研究所の内部へ奇襲をかけられるはずだ」
「かしこまりました。他の小規模なアジトについても、アシュタルの魔境鎮圧部隊を複数派遣し、同時多発的に制圧作戦を展開します」
シオンが影のように一礼し、姿を消した。
腐食の湿地帯と、囚われの植物学者
南方大陸、常に緑色の毒霧が立ち込める『腐食の湿地帯』。
その最深部に隠された、石造りの異様な研究所の地下牢では、泥と汗にまみれた初老の紳士と、若い女性が身を寄せ合っていた。
「レオニス様……申し訳ありません。私がもっと早く彼らの襲撃に気づいていれば……」
助手のマヤが、血のにじむ手で床を叩いて悔し涙を流す。
「自分を責めるな、マヤ。お前は私を庇ってくれた。それに、連中の要求する『腐死の魔毒』の生成など、絶対に手伝うわけにはいかない。我々の植物学は、不毛な大地を豊かにし、人々を飢えから救うためのものだ。毒を作るためのものではない」
ボロボロの貴族服を纏った植物学の権威、レオニス伯爵が、痛む体を庇いながら気丈に微笑む。
彼らは、南方の民を豊かにしようと尽力していた良心的な貴族と専属の助手だったが、その知識に目をつけた残党たちによって領地を襲撃され、拉致されてきたのだ。
「ヒャハハハ! 美しい師弟愛だなァ! だが、その強情さも今日で終わりだ!」
鉄格子の外から、不気味なローブを羽織った魔王軍の残党兵が、おぞましい姿に変異させられた植物の魔物たちを引き連れて現れた。
「さあ、毒の抽出を急ぐんだ。でなければ、この『狂棘の茨蔓』がお前らの皮膚を一枚ずつ引き裂くことになるぞ!」
「くっ……! 誰が、お前たちのような悪魔の兵器を作るものか!」
レオニス伯爵がマヤを庇うようにして前に立つ。
「そうか。ならば死ね!」
残党兵が杖を振り上げ、狂棘の茨蔓が鋭いトゲを持つ触手を振り上げた、その瞬間だった。
「諦めるな。民を豊かにしようとしたその意志は、絶対に無駄にはならない」
地下牢獄の空間が突如として歪み、銀色の光の渦が発生した。
ズガァァァァァァンッ!!!
凄まじい衝撃と共に光の渦の中から降り立ったのは、特級クラン『絆紋亭』のマスターである俺と、アイラ、ルウ、シルヴィア。そして、足元にはフェル、ピコ、ソラたち最古参の相棒が鋭い眼光を放っている。
「な、なんだ貴様らは!? この毒の湿地帯の地下要塞にどうやって……!」
残党兵が驚愕して叫ぶ。
「き、絆紋公国の……レイン公王様!?」
レオニス伯爵が信じられないものを見るように目を見開く。
「遅くなってすまない。あとは俺たちが引き受ける」
俺が剣を抜き放ち、右手の甲の『絆紋』の光を灯した。
「ガハハ! さあ、日課のお掃除の時間だ! こんなドブ臭い地下室で悪巧みしてる連中は、アタシがまとめて風穴を開けてやるよ!」
「『極大旋風・星砕き』!!」
アイラの巨大な戦斧が巻き起こす竜巻が、残党兵たちを一瞬にして空高く巻き上げ、牢獄の壁に叩きつける。
「燃え尽きなさい!『インフェルノ・バースト』!!」
ルウの放つ灼熱の業火が、要塞内の毒物生成プラントを瞬時にドロドロの灰へと変えた。
「我が剣の前に、立つことすら許しません。『神速・絶空の剣』」
シルヴィアの神速の剣閃が、牢獄の鉄格子を豆腐のように切り裂き、レオニス伯爵とマヤを解放する。
「フェル、ピコ、ソラ! 一掃するぞ!」
「ウォォォンッ!!」「キュイッ!!」「きゅるるーっ!!」
フェルの天雷が轟き、ピコの浄化の蹴りが炸裂し、ソラの神聖なブレスが瘴気と毒霧を完全に中和する。俺たち『絆紋亭』の圧倒的な力の前に、残党たちが築き上げた防衛線は、わずか数分のうちに完全に崩壊した。
毒に沈む命たちと、新たなる絆
残党兵たちを無力化した後、俺は彼らが操っていた魔物たちへと視線を向けた。
彼らはおぞましい姿に変えられ、狂気を宿して俺たちに襲い掛かってきたが、その瞳の奥には、無理やり魔王の瘴気を植え付けられ、猛毒の兵器として操られていることへの深い悲しみと苦痛が見えた。
戦場に倒れ伏しているのは三匹の魔物だった。
一匹は、強酸の毒液を垂れ流しながら腐敗を広げる『腐毒の粘菌』。
一匹は、周囲の植物の生命力を吸い尽くし、鋭い毒のトゲで全てを傷つける『狂棘の茨蔓』。
最後の一匹は、大量の怨念と毒の泥を練り合わせられて作られた巨大な鬼『怨念の泥鬼』。
「お前たちも、魔王軍の身勝手な欲望の被害者だな。もう苦しまなくていい」
俺は剣を収め、右手の甲の『絆紋』の光を限界まで灯し、ゆっくりと彼らの体に手をかざした。
翠色の極限浄化と調和の光が、地下要塞全体を温かく包み込む。
魔物たちを縛っていた呪いの鎖や魔力杭が光の粒子となって消滅し、彼らを侵していた魔王の瘴気と腐死の毒が完全に浄化されていく。
おぞましい姿に改造されていた彼らの体は、光の中で本来あるべき、美しく神聖な姿へと再構築されていった。
腐毒の粘菌は、透き通るような緑色の体を持ち、触れた大地に豊かな栄養を与える『豊穣の粘菌』へと変化した。
狂棘の茨蔓は、鋭いトゲが美しい花と柔らかな葉に変わり、傷を癒やす力を持つ『癒しの聖蔓』へと生まれ変わった。
怨念の泥鬼は、豊かな大地の力を内包し、緑の苔と堅牢な岩の装甲を持つ心優しき『大地の守護鬼』として蘇った。
(……あたたかい。痛くない……。お前が、私たちを縛る呪いの毒を解いてくれたのか?)
大地の守護鬼から、ゴツゴツとしているが、どこか不器用で純粋な思念が伝わってくる。
「ああ。俺はレイン。お前たちをこんな目に遭わせた奴らは、もう二度と悪さができないようにしておく」
俺が微笑みながら守護鬼の岩の腕を撫でると、彼は戸惑いながらも、その大きな手で俺の手をそっと包み返してきた。
豊穣の粘菌も静かに俺の足元に広がり、癒しの聖蔓は俺の腕に優しく巻き付いて心地よい魔力を送ってきた。
「ウォンッ♪」「キュイッ♪」「きゅるるーっ♪」
フェルやピコたちも近寄り、新しい仲間を優しく迎え入れる。
「もしよかったら、俺たちの家族にならないか? うちには、お前たちのように傷ついた過去を持ちながら、今は元気に暮らしている仲間がたくさんいるぞ。お前たちの力があれば、荒れた土地もすぐに緑豊かな場所になる」
俺の誘いに、三匹の魔物は嬉しそうに大きく頷いた。
「よし。粘菌のお前は『ネン』だ。蔓は『ツル』。守護鬼は『オガ』だ。今日からよろしくな、みんな!」
「ポヨンッ♪」
「シャララッ♪」
「ゴォォッ♪」
新たなる家族、ネン、ツル、オガを迎え入れた俺は、レオニス伯爵とマヤに向き直った。
「君たち、怪我はないか?」
「レイン公王様……! なんとお礼を申し上げればよいか……! この命、救っていただき本当にありがとうございます!」
レオニス伯爵が涙を流しながらその場に深く跪き、マヤも何度も頭を下げる。
「礼には及ばない。民を豊かにするために知恵を絞る君たちのような人間は、俺たちにとって何よりの宝だ。……どうだろう、アシュタルへ来て、俺たちの仲間にならないか? 伯爵の植物学の知識と、マヤの献身があれば、もっと多くの人々を飢えから救うことができる。それに、うちの農学者セリーヌも、優秀な話し相手を欲しがっていてね」
俺の誘いに、二人は顔を見合わせ、力強く頷いた。
「はい……! 私たちの全てを、絆紋公国のために捧げます!」
こうして、高名な植物学者レオニス伯爵と、優秀な助手マヤという逸材が、新たな人間の仲間として陣営に加わったのである。
閑話:旧魔王城跡の胎動と、忍び寄る影
アシュタル軍と絆紋公国による『魔王軍残党狩り』は、その後も連鎖的に各地で行われた。
シオンの隠密部隊が次々とアジトを特定し、クロードやガレスたちの魔境鎮圧部隊が同時多発的に強襲をかける。武器商人として立ち回っていた残党、違法な魔薬を製造していた残党など、表の世界から逃げ隠れていた者たちは、圧倒的な武力と情報網の前に次々と捕縛され、彼らに囚われていた良心的な才能ある人々はアシュタルへと迎え入れられていった。
世界は真の浄化へと向かっている。誰もがそう信じて疑わなかった。
しかし、世界の中心、かつて勇者と魔王が激突し、現在は誰も足を踏み入れない禁忌の地――『旧魔王城跡』のさらに地下深くでは、誰も気づかないまま、静かに、そして確実に恐ろしい胎動が始まっていた。
赤黒い瘴気が渦巻く巨大な空洞。
極北で『虚無の暴食者』が消滅したことにより、世界中の変異ダンジョンは活動を停止し、マナは浄化されたはずだった。
だが、この旧魔王城周辺の土地だけは違った。
各地の残党たちが無念の中で捕縛され、彼らが溜め込んでいた負の感情や、行き場を失った微細な魔王の瘴気の残滓が、まるで巨大な磁石に引き寄せられるかのように、この旧魔王城跡の地下へと集束し始めていたのだ。
『……満チニタリナイ……マダ、足リナイ……』
空洞の中心にある、黒く脈打つ巨大な『核』。
それは、魔王の執念が生み出したのか、あるいはこの星の負の感情が凝縮したものなのか、誰にも分からない。
ただ一つ確かなことは、その変異ダンジョンの核は、世界中が平和の祝祭に酔いしれている間に、じわりじわりと、しかし確実に周囲の土地を黒く侵食し、かつてないほど巨大で凶悪な『何か』を生み出そうとしているということだった。
「……レイン様。旧魔王城周辺の監視網から、微細な魔力異常の報告が上がってきています」
その夜、アシュタルの執務室で、シオンが静かに報告を入れた。
「極北の時のような、急激な変異ではありません。非常にゆっくりと、まるで呼吸をするように、周囲の空間の魔力濃度が『重く』なっているとのことです」
「……魔王軍の残党狩りが進んだことで、彼らの手からこぼれ落ちた瘴気が一点に集まっているのか」
俺は窓の外、遠く空の彼方を見つめた。
「平和になったとはいえ、まだ完全に火種が消えたわけじゃない。シオン、監視のレベルを最大まで引き上げろ。異常があれば、すぐに俺たちが動く」
「かしこまりました。我々の目からは、いかなる闇の胎動も逃しません」
世界に真の平穏をもたらすための戦いは、まだ終わっていない。
しかし、俺たちには日々増え続ける頼もしい人間の仲間たちと、愛すべき魔物の家族たちという、絶対に揺るがない絆がある。
忍び寄る新たな影の予感を孕みつつ、絆紋公国の夜は静かに更けていくのであった。
ここまでお読みいただきありがとうございます!少しでも面白いと感じたら、画面下から【ブックマーク】と【☆☆☆☆☆】の評価をいただけると、執筆の大きなモチベーションになります!尚、現在新作 【安全第一】死に戻り商人の異世界スローライフ~万能魔法と『リトライ』を駆使して完璧な物流網とインフラを整備し、のんびり隠居を目指します~
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