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追放された絆紋使いの穏やかな冒険譚〜辺境の街ではぐれ者たちと最強の居場所を作ります〜  作者: 盆ちゃん


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第113話 愚者の末路と、豊穣なる迷宮の間引き

第113話 愚者の末路と、豊穣なる迷宮の間引き

 辺境の街アシュタルの東、小高い丘に広がる特級クラン『絆紋亭』の拠点であり、『絆紋公国』の中心地であるこの場所は、今日もまた、世界中のどの場所よりも優しく、奇跡のような調和に満ちた朝を迎えていた。

 庭の中央にそびえ立つ巨大な精霊樹は、深淵の虚無を完全に浄化した光をたっぷりと吸収し、一つの大森林と見紛うほどの神樹へと成長を遂げている。その豊かに茂ったエメラルドグリーンの枝葉が朝の心地よい風に揺れるたび、チリン、チリンと微かな鈴の音のような魔力の波紋が広がり、拠点全体を極上の癒やしのオーラで包み込んでいた。

「ウォンッ!」

「キュイッ!」

「きゅるるーっ!」

 澄み切った青空の下、縁側で朝の空気を胸いっぱいに吸い込んでいる俺の足元へ、一番最初に俺の固有スキルである『絆紋』を受け入れ、共に歩み始めた最古参の相棒たち――銀色のウルフ『フェル』、純白のポーションラビット『ピコ』、そして空色小竜の『ソラ』が競い合うように飛び込んできた。

 それに続くように、水豹のリン、幻宝石獣のキラ、白銀の幼熊ブラン、空間転移を操る銀狐のギン、鋼棘の鎧獣マル、疾風の隼ゲイル、影猫のシャロ、水妖の獺ミロ、風精のリスのルル、土精の土竜ドロ、星翼の梟ステラ、幻影の蝶ファル、雲羊のモフ、木精の栗鼠コノ、鎌鼬のタマ、鋼殻の戦亀カメ、雷雲の幼鳥ライ。

 極北の遠征で家族となった氷牙の白虎ビャク、吹雪の妖精ユキ、霜結びの蜘蛛シモ、オーロラの精霊アウラ、氷晶の鹿ルカ、雪豹のマシロ、水晶の亀クリス、幻影の蝙蝠バット、白炎の狐ホムラ、浄水のスライムのスイ、鏡面の梟ミル、幻晶の穿山甲リン、虹光の蝶プリ、重力エイのフワ、影豹のクロ、磁力甲虫のジキ。

 そして星天の神狼シリウスや、時空の鯨クジラ、次元の螳螂カマ、星喰いのバク、星の精霊であるルミ、コア、ジュジュ。虚無の暴食者から浄化され生まれ変わった虚空の精霊ゼロ、時空猫のチク、星屑の幼竜アストラ、昨日の新人・幻聴鳥のルリたちも、わらわらと俺の周囲に集まり、心地よさそうに喉を鳴らしている。

「おはよう、みんな。今日も元気いっぱいだな」

 俺が彼らの頭を順番に優しく撫でると、魔物たちは心底嬉しそうに目を細め、尻尾を振って応えた。庭の奥では、漆黒の竜ノヴァや紅蓮の火蜥蜴ガエン、鋼角の犀ザイン、岩砕の巨獣ダグ、砂塵の魔蠍ゼットといった大型組も、朝の日差しを浴びて気持ちよさそうに背伸びをしている。

「レイン様、朝食の準備が整いましたよ!」

 厨房から、見習い魔導士のエリスと元宮廷料理人のセシルが、賑やかな声を上げた。

 ダイニングルームの巨大なテーブルには、特製の魔力小麦で作った『焼きたてのハーブソーセージロール』に、農学者セリーヌが育てた新鮮なカボチャを使った『濃厚パンプキンスープ』、そして砂漠の巫女ナディアが持参したスパイスで味付けされた『彩り野菜のキッシュ』が並べられている。

「ガハハ! 今日も飯が美味いねぇ! さあ、飯を食ったら、あの愚か者どもに現実ってやつを教えてやろうじゃないか!」

 女戦士のアイラが、ソーセージロールを豪快に頬張りながら大笑いする。

「ええ。アシュタルの美しい水源を汚そうなんて、万死に値するわ。徹底的に思い知らせてあげる」

 少女魔導士のルウも、優雅にスープを飲みながら冷酷な笑みを浮かべた。

「証拠は完全に固まっています。あとは、彼らが雇ったという暗殺者もろとも、一網打尽にするだけです」

 特級密偵のシオンが、コーヒーを啜りながら静かに告げた。

愚者たちの宴と、圧倒的なる急襲

 朝食を終えた俺たちは、空間転移を操る銀狐のギンの力を借りて、一瞬にして大陸最南端の絶壁に建つ廃城へと跳躍した。

 シオンの隠密部隊の新人獣人であるミャオと、幻聴鳥のルリが事前に把握していた情報通り、廃城の広間では、旧ザウエル帝国のガロワ男爵をはじめとする悪徳貴族の生き残りたちが、朝から安酒を煽りながら、実現不可能なアシュタルへの復讐計画に酔いしれていた。

「今日あたり、我々が雇った暗殺者どもがアシュタルに潜入する頃合いだな!」

「絆紋公王が毒に苦しんでのたうち回る様が見物ですぞ! ガハハハ!」

 彼らが下品な笑い声を上げていた、その時だった。

 ズガァァァァァァァンッ!!!

 広間の巨大な木製の扉が、凄まじい衝撃音と共に木っ端微塵に粉砕され、吹き飛んだ。

「な、なんだぁっ!?」

 ガロワ男爵たちが悲鳴を上げて立ち上がる。

 土煙が晴れた入り口に立っていたのは、巨大な戦斧を肩に担いだ女戦士アイラと、炎の杖を構えたルウ、そして俺とシオンだった。俺の足元には、フェルとピコが鋭い眼光で彼らを睨みつけている。

「おはようさん、世界一の愚か者ども。随分と楽しそうな宴じゃねぇか」

 アイラがニヤリと笑い、戦斧を床に叩きつける。それだけで広間全体が激しく揺れた。

「き、貴様らは……絆紋公国のアシュタル軍!? な、なぜ我々の居場所が……っ! よ、傭兵どもは何をしている! 出会えぇっ!!」

 ガロワ男爵が叫ぶが、広間の外からは何の返事もない。

「あなたがたが雇った三流のゴロツキたちなら、すでに私の隠密部隊が全員無力化して縛り上げてありますよ。暗殺者とやらも、国境付近であっさりと捕縛済みです」

 シオンが冷たい声で告げると、悪徳貴族たちは一斉に青ざめた。

「ば、馬鹿な……我々の計画が、なぜ……!」

「証拠なら、ここにありますよ」

 俺が指を鳴らすと、ミャオの肩に留まった幻聴鳥のルリがふわりと飛び上がり、昨日の彼らの会話を幻影付きで完璧に再生し始めた。

『見よ。これは、我がザウエル帝国がかつて魔王軍の残党から密かに買い取っていた「死霊の毒薬」だ……』

 ガロワ男爵自身の声が、広間に響き渡る。

「ヒィッ……! こ、これは……違う、罠だ! 捏造だ!」

 ガロワ男爵は慌てて懐から毒薬の入った瓶を取り出し、俺たちに向けて投げつけようとした。

「喰らえぇっ!!」

「遅いわよ。『インフェルノ・バースト・極』」

 ルウが指先を軽く振るだけで、空中に放り出された毒薬の瓶は、瞬時に数千度の業火に包まれ、中身の毒ごと跡形もなく蒸発して消え去った。

「な、あ……」

「お前の持っていた毒薬はこれで終わりか? それとも、他にもあるのか?」

 俺はゆっくりと歩み寄り、右手の甲の『絆紋』の光を灯した。翠色の光が広間全体を包み込むと、彼らが密かに隠し持っていた武器や悪意の籠もった魔道具が、全てパチンと音を立てて砕け散った。

「ヒィィィッ!! ば、化け物……!」

「勘違いするな。俺たちは、お前たちが世界に迷惑をかけないように掃除をしに来ただけだ」

 圧倒的な力と、完全に筒抜けだった計画を前に、悪徳貴族たちは為す術もなく崩れ落ちた。

 彼らはシオンの部隊によって全員が捕縛され、アシュタル辺境国の地下牢へと転移させられた。かつて民を苦しめ、平和な世界に水を差そうとした愚者たちの野望は、実行に移されることすらなく、完全なる『ざまぁ』の結末を迎えたのであった。

ギルドマスターの悩みと、豊穣なる迷宮

 愚者たちの掃討を終え、アシュタルの街へと帰還した俺たちは、そのまま冒険者ギルドへと足を運んだ。

 ギルドマスターのバルカンが、緊急で俺に相談したいことがあると伝令をよこしていたからだ。

「レイン、よく来てくれた。平和になったってのに、俺の胃痛は治まるどころか酷くなる一方だぜ」

 ギルドの奥にあるマスター室に入ると、筋骨隆々のバルカンが、山積みの羊皮紙を前に頭を抱えていた。

「極北の脅威も去って、各国の不法な領土争いもなくなった。何か厄介事か?」

 俺が尋ねると、バルカンは深くため息をついた。

「それがな、皮肉なことに、平和になったせいで起きてる問題なんだよ。……お前らが極北の『虚無の暴食者』を倒してくれたおかげで、世界中のマナが浄化され、安定した。それは素晴らしいことなんだが、その反動で、世界中に点在する『通常ダンジョン』の活動が異常に活発化しちまってるんだ」

「通常ダンジョンの活発化?」

「ああ。魔王の瘴気から生まれた『変異ダンジョン』は放置すればスタンピードを起こす時限爆弾だったが、もともと自然界の魔力溜まりから発生している『通常ダンジョン』は、倒せば良質な魔石や薬草、鉱石といった資源が手に入る、言ば自然の宝庫だ。これまでは魔王の瘴気に押されて大人しかった通常ダンジョンが、今になって元の活力を取り戻し、魔物が過剰発生しているんだよ」

 バルカンは一枚の報告書を俺に差し出した。

「だが、通常ダンジョンは資源の恩恵があるから、コアを壊して潰すわけにはいかねぇ。かといって、過剰発生した魔物を放置すれば、いずれ溢れ出して近隣の村に被害が出る。だから定期的に『間引き』をする必要があるんだが……」

「冒険者の数が足りていないってことか」

「その通りだ。極北の遠征や新都市の開拓に人員を割いていることもあって、各地の通常ダンジョンの間引きが全く追いついていない。このままじゃ、せっかくの平和な街に魔物が溢れ出しちまう」

 なるほど。平和になったからこその、豊かすぎる自然の反動か。

「分かった。なら、俺たち『絆紋公国』と『アシュタル辺境国』の全軍で手分けして、世界各地の通常ダンジョンの間引きを行おう。戦闘訓練にもなるし、そこで得た資源は新しい街の開拓に回せば一石二鳥だ」

「おおっ! レイン、恩に着るぜ! お前らが動いてくれるなら、これほど心強いことはねぇ!」

 バルカンが感涙を流して俺の手を握りしめた。

間引きの出陣と、紅蓮の火山迷宮

 ギルドからの要請を受け、俺は直ちにクランメンバーと魔境鎮圧部隊を招集し、数十の小隊に分けて世界各地のダンジョンへと派遣した。

 クロードやガレスたちは東の森林ダンジョンへ、アイラとルウは北の氷穴ダンジョンへ、シルヴィアとシオンは西の廃墟ダンジョンへ。それぞれが最適化された陣形で、安全かつ迅速に魔物の間引きと資源回収を行う。

 俺自身は、フェル、ピコ、ソラたち最古参の相棒と、ノヴァ、ガエンたち大型組、そして最近仲間になったチクやアストラたちを連れて、南部に位置する巨大な『紅蓮の火山迷宮』へと空間転移で向かった。

 ここは高品質な火属性の魔石や、武具の素材となる特殊な鉱石が採掘できる非常に有用なダンジョンだが、現在、奥深くで火炎系の魔物が異常繁殖し、冒険者が近寄れない状況になっているという。

「さて、みんな。コアは壊さず、増えすぎた魔物だけを適度に減らしていくぞ」

「ウォンッ!」「キュイッ!」「きゅるるーっ!」

 俺の号令と共に、魔物たちが勢いよく火山迷宮の中へと駆け出していく。

 ダンジョン内は灼熱の熱気に包まれていたが、浄水のスライムであるスイが涼やかな水のオーラを放ち、俺たちの体温を快適に保ってくれている。

 しばらく進むと、巨大なマグマの池の周辺に、『フレイム・リザード』や『ラーヴァ・ゴーレム』といった火属性の魔物がひしめき合っているのが見えた。

「ガエン、ノヴァ! 軽く蹴散らしてこい!」

「グルルルォォッ!!」「ギャォォォンッ!!」

 紅蓮の火蜥蜴ガエンと漆黒の竜ノヴァが突撃し、彼らの圧倒的な力で過剰に増えた魔物たちを次々と薙ぎ払っていく。倒された魔物は魔石や良質な素材へと変わり、それらをアイテムボックスへと手際よく回収していく。

 順調に間引きを進めながら下層へと降りていくと、突然、前方の通路から若い男女の悲鳴と、激しい戦闘音が聞こえてきた。

「誰かいるのか?」

 俺が急いで駆けつけると、そこには巨大な『ラーヴァ・スコーピオン(溶岩蠍)』の群れに追い詰められている、二人の若き冒険者の姿があった。

「くそっ、数が多すぎる! ティム、俺の盾の後ろに隠れろ!」

「トム兄ちゃん、ごめんなさい……私の魔力がもう……っ!」

 巨大な盾を構えて必死に防御する兄のトムと、その後ろで槍を杖代わりにして息を切らす妹のティム。彼らは明らかに実力に見合わない深層へと迷い込んでしまったようだ。

「危ない!」

 溶岩蠍の一匹がトムの盾を弾き飛ばし、巨大なハサミを振り下ろそうとした瞬間。

「フェル!」

「ウォォォンッ!!」

 フェルが神速の雷光となって駆け抜け、溶岩蠍のハサミを電撃で弾き飛ばした。

「ピコ、ソラ!」

「キュイッ!!」

 ピコが『ホーリー・ムーン・キック』で蠍の甲殻を粉砕し、ソラが神聖なブレスで後続の蠍たちを浄化する。

「えっ……?」

 トムとティムが呆然とする中、俺は右手の甲の『絆紋』の光を灯して長剣を振り抜き、残りの溶岩蠍の群れを一瞬にして光の粒子へと変えた。

「大丈夫か、二人とも」

 俺が声をかけ、絆紋の光で彼らの傷と体力を癒やすと、二人は信じられないものを見るような目で俺を見上げた。

「あ、あなたは……噂に聞く、絆紋公国のレイン様……!? あ、ありがとうございます! 命を救っていただき……っ!」

 トムが慌てて跪き、ティムも涙を流しながら深く頭を下げた。

「無事で良かった。ここは魔物が過剰発生していて危険だ。俺たちが護衛するから、一緒に地上まで戻ろう。……君たち、腕は悪くないみたいだし、もしよかったらアシュタルに来ないか? 素晴らしい教官たちが、君たちの槍と盾の連携をもっと強くしてくれるはずだぞ」

 俺の誘いに、双子の兄妹は目を輝かせて力強く頷いた。新たな人間の仲間、槍使いのティムと盾使いのトムが陣営に加わった瞬間だった。

迷宮の奥で出会う、新たなる家族

 トムとティムを保護し、さらに下層へと間引きを進めていくと、マグマが滝のように流れ落ちる巨大な空洞へと出た。

 そこで俺たちは、不思議な光景を目にした。

 岩肌に剥き出しになった極上の火属性魔力鉱石ファイア・クリスタルの鉱脈。その鉱脈の前に、二匹の小さな魔物が陣取り、過剰発生した凶暴な魔物たちから鉱脈を必死に守るように戦っていたのだ。

 一匹は、体長一メートルほどの小柄なバクのような魔物。しかしその体は、ルビーやサファイアといった美しい宝石の結晶で覆われており、敵の攻撃をキラキラと反射している――『宝石食いのジュエル・バク』だ。

 もう一匹は、全身からポッポッと温かくも力強い焔を放つ、手のひらサイズの美しい小鳥――『焔の小鳥フレイム・チック』だった。

「キュルルルッ!!」

「ピピピーッ!!」

 宝石食いの獏が鉱石を食べて自身の装甲を強化し、突進で敵を弾き飛ばす。焔の小鳥が、獏の周囲を飛び回りながら火の粉を撒き散らし、敵を牽制している。

 彼らは、このダンジョンの豊かな資源を愛し、暴走する魔物たちから森ならぬ『鉱脈』を守ろうとしている純粋な魔物だった。

「フェル、ピコ! あの子たちを援護するぞ!」

「ウォォォンッ!」「キュイッ!」

 俺の号令で、フェルたちが一斉に飛び出し、周囲に群がっていた凶暴な魔物たちを瞬く間に制圧した。

 静寂が戻った空洞。

 二匹の魔物は、圧倒的な力を持つ俺たちを前にビクッと体を震わせたが、俺が武器を収め、右手の甲の『絆紋』の光を灯してゆっくりと近づくと、その温かな波紋に触れて警戒を解いた。

(……あたたかい光。あなたたちが、この鉱脈を守ってくれたの?)

 宝石食いの獏から、キラキラとした宝石のように純粋で無垢な思念が伝わってくる。

「ああ。俺はレイン。お前たち、二人だけでこの綺麗な鉱脈を守っていたんだな。すごい勇気だ」

 俺が微笑みながら、獏の宝石の毛並みを撫でると、獏は嬉しそうに鼻を擦り寄せてきた。焔の小鳥も、俺の肩にふわりと留まり、心地よい温もりを伝えてくる。

「俺たちは、この世界を平和にするために色んな場所を開拓しているんだ。もしよかったら、俺たちの家族にならないか? 地上には、お前たちが大好きな綺麗な石や、温かい場所がたくさんあるぞ」

 俺の誘いに、二匹は嬉しそうに大きく頷いた。

「よし。獏のお前は『ルビ』だ。小鳥は『エン』。よろしくな、二人とも」

「キュルッ♪」

「ピッ♪」

 新たなる家族、宝石食いの獏ルビと、焔の小鳥エンを迎え入れ、俺たちは火山迷宮の間引きと資源回収を完璧に完了させた。

 ダンジョンの恵みである莫大な資源と、新たな仲間たちを連れて地上へと帰還した俺たちは、世界中のダンジョンを鎮静化させたクランメンバーたちと合流し、その夜は絆紋亭で大いなる宴を開いた。

 悪意を持つ愚者たちは影へと消え、善良な者たちと純粋な魔物たちが集う絆紋公国。

 世界に真の平穏をもたらすための彼らの歩みは、これからも揺るぎなく続いていくのであった。

ここまでお読みいただきありがとうございます!少しでも面白いと感じたら、画面下から【ブックマーク】と【☆☆☆☆☆】の評価をいただけると、執筆の大きなモチベーションになります!尚、現在新作 【安全第一】死に戻り商人の異世界スローライフ~万能魔法と『リトライ』を駆使して完璧な物流網とインフラを整備し、のんびり隠居を目指します~

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