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負け犬らしいよ、わたし  作者: きのきのこ
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トムと私

最近、トム•クルーズのトップガン マーヴェリックを観た。昇進もせずに、ずっと現場にいる変わり者、という役どころだ。勝手に私と同じだわ、と思った。

ほんの一部で、それも役どころだけなのに、図々しいったらない。トムのファンに刺されるね…


トムは確かに年を取っていた。

スターのオーラは健在だけど、次の世代にバトンを渡す立場なのだ。けど、教えることもいっぱいあるのだ。けどけど、私にはまったくないのだ。


見かけも見苦しく、時の流れたあとがしっかり私の顔や身体に刻まれていて、そしてお荷物のような存在でしかない。


私はずっと学び続けるのだ!などはお前の都合で周りははた迷惑というものだ。


私は私の中で時間が止まっていて、私の中ではまだ就職したてのような気持ちで今の仕事には取り組んでいる。どんなに向いてなかろうと、どんなに遅かろうと、どんなに要領が悪かろうと、逃げずにしっかりやろうと心に決めている。


けどそれは若くて肌もぴんと張っている若者だから、応援したくなるというもので、私がそんなことしててもみっともないのだろう。


みんなが当たり前にやってきたことを私は今、改めて勉強していると思っている。それは遅すぎたのかもしれないけど、でもやはり一生懸命やりたいと思っている。


分からない言葉は調べて、恥をかき捨てて、人に分からないと聞いて、自信がなさげでおどおどしていて、それでも頑張ろうと思っている。


世代は変わろうとしているけど、私の時間は今頃動き出したのかもしれないけど、仕事は頑張ろうと思っている。昇進することも無いけど、若返ることもないけど、それでも頑張ろうと、そう思っている。

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