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負け犬らしいよ、わたし  作者: きのきのこ
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老いへの船出

最近、老いに敏感だ。

ここからは全てメンテナンスだと思っているが、

それしかしていない。


髪を染めて切りそろえる。

歯医者でクリーニングと歯並びのチェック。

まつ毛はパーマを当てる。

肌は定期的に皮膚科に通う。

私はマッサージをしてもらうことにお金を払ったりはしない。あくまでも結果が伴うであろう皮膚科で肌のメンテナンスをする。それはフォトフェイシャルであったり、ピーリングでイオン導入であったりを施術してもらう。

あとはホットヨガで汗をたっぷりかいて、サウナでも汗だくになり、肌や身体を整える。

そんなことをしているとあっという間に土日が終わってしまい、直ぐに一週間が始まる。


洋服も何が似合うのかもはや分からず、いつも同じような格好ばかりしている。

全身真っ黒か、全身真っ白があまり悩まず着ることが出来る私の通勤着だ。


私は郊外にすんでいるため、出勤に1時間以上電車に揺られている。もちろん立ちっぱなしだ。辛いと思わなかったが、辛いと言っている同僚の話を聞いた途端、辛い気持ちになってきた。よく通ってるわって。


なので朝は遅い。9時半過ぎに出社している。

朝活は私の憧れだ。50も過ぎて早起きが出来ないのは何とも聞こえが悪いが、5時台に目は覚めるが、ぐーたらな性質のため、起き上がることなくだらだらしていて、7時半頃慌てておきだし、そんな出社時間になる。


メンテナンスしているくせに、出かける準備はあまりしたくない方だ。誰も私を見ていない、というのが私の言い分だ。恐らく誰も私に注目はしていないので

あまり身だしなみは整えたりしていない。


けど、メンテナンスをしっかりすることで、あまり手をかけずに外に出ても大丈夫なようにしているのだ。

これも50を過ぎているおばちゃんの言い訳に過ぎないのは分かっている。


シルエットで若者とそうでないものの違いについてよく考える。お腹は出ている若い女の子は結構いるものだが、背中にうっすら肉がついてしまうとおばちゃんになるのだろうか。あとは髪質も大事かも。


遠くから見て、綺麗なシルエットであること目指したいところだ。

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