第40話〈ギューヴェル〉
透き通るような青空と、見渡す限りの淡い緑。遥か前方にかすんで見える、薄青い山脈。
湿地帯は背の低い水草で覆われ、時折その水面が陽光を浴びて光る。
その光景の中、全身を爽やかに撫でていく涼風。
空中飛行。
まさに、これこそ異世界の醍醐味だ。自在に空を飛ぶことは人類の夢。
俺はその夢の時間を堪能していた。はずだった。
「う……、ぐっ、き、気持ち……悪い。す、すいませんバスキュルさん、もう少しゆっくり飛べませんか?」
何の支えもない空中の、慣れない浮遊感。
ちょっとした風にも身体はフラフラと揺れる。一秒も止まっていることはない。
内臓がゆっくりと、柔らかい手でかき混ぜられるような気持ちの悪さ。
まさか空を飛んで、こんなに酔うなんて。
「すまんがトーキ殿、あまりゆっくり飛ぶと間に合わん。堪えてくれ」
俺のすぐ左を飛ぶバスキュルに、軽く言われる。
ええ? もうなんか、吐きそうなんですけど……。
右を見ると、リテも真っ青な顔で吐き気に耐えていた。
「ごめんなさい……。私ももうちょっとゆっくり……。耐えられないかも……」
「大丈夫ですか? 飛行酔いというのがあるとは聞いていましたが、そんなにきついものなのですか?」
真後ろからリューム君がけろっとした顔で言った。
他の魔族たちも、酔っている様子はない。
くっ……。「人間」とは三半規管の出来が違うのか。
「バスキュル。もう少し『キャルロルディ』の重さを増すんだ。軽くしすぎると風で揺れやすくなる」
一番右側のディルダンがバスキュルに言った。
「了解だ、ディルダン」
「そう。しかし重くしすぎぬようにな。重いと動きが鈍くなって、急な魔獣の襲撃に対応できん」
「わかっておる。しかし、加減が難しいな」
わずかだが、身体の揺れが小さくなる。
「ありがとうございます。少しマシになりました。うっぷ……」
ただ飛ぶだけでも、身体を軽くする「キャルロルディ」とそれを動かす「コルティレン」の、微妙な連携が必要なようだ。飛行魔法があまり普及しない理由が少しわかった気がする。
…………………
「全員、左前方の丘に降りよ! 休憩にする!」
俺たちの状況に気付いてくれたのか、キャリュアが声をかけて休憩となった。
湿地帯の中に島のように浮かぶ、小高い丘に降りる。
俺たち3人に加えて、キャリュアたち「バルヴィーグ」が8人。合わせて11人だが、それだけが座っただけで、いっぱいになるくらいの広さ。丘というよりは岩山か。
俺とリテは、かき混ぜられて不快感をこみ上げる内臓を抱えて、水を飲む。あまり喋る気力もなかった。
「リテ、トーキ、調子はどうだ?」
キャリュアはいつも通りの快活さで聞いてきたが、弱い微笑みを返すだけだ。
「あっはっは。すまんな、バスキュルもディルダンも飛行魔法には慣れてないから、揺れたのだろう。まあ、我慢してくれ」
案の定、キャリュアもこの苦しさを全く理解していないようだった。
これだから身体能力の高い種族は。
「クルストリーン」
リテが緑色に光る魔石のペンダントを自分の胸の前にかざす。治癒魔法だ。
「トーキもほら。少し楽になるよ。お腹に向ける方が良いのかな?」
そう言ってペンダントを握る手を、俺のお腹へと押し付けた。
距離が近い。
彼女の頭頂が目の前に来る。なんか良い匂いがする。
俺の腹部で緑色の光が輝いて、気持ちの悪さがひいていく。
「あ、ありがとう」
言うと、下から俺を見上げてくるリテ。目が合った。
思わず抱き寄せたくなるが、我慢する。
リテはすぐに離れて、何事もなかったようにキャリュアの方を向いて話しかけた。
「ここまで魔獣に会わなかったね。このまま行ければいいんだけど」
「ああ。しかし無理だろう。もう何頭かのギューヴェルに見つかって警戒されてるしな」
「え? そうなの?」
「気付いてなかったか。まあ、かなり離れていたからな」
「全然見えなかったけど」
「ふふっ。魔族は目も良いんだよ」
得意気に笑うキャリュア。
「相手をよく見て、観察し、どんな変化も見逃さない。これが良い狩人の条件だ。ちょっとした目線の動きから、相手の心理まで読むこともできる。な、トーキ」
え? 何? 何か見られたかな?
キャリュアには、俺がリテを好きなことは言ってないが、気付いたんだろうか。
だとすると、リテがどう思っているのかもわかっているのか?
後でこっそり教えてもらおうか。
なんて思っているとキャリュアが立ち上がる。
「さて、出発しよう!」
………………
再び俺たちは空中へと舞い上がる。
治癒魔法で少し気分が良くなり、周りの状況も落ち着いて見られるようになってきた。
キャリュアたちにリューム君も加わって決めた作戦は、2人ずつのペアで飛行することだった。
飛行魔法を行える最小人数、2人でペアになって飛ぶ。2人なら連携も取りやすい。
キャリュア含むチーム「バルヴィーグ」のメンバーの内6人で3つのペアを作る。
俺の正面にキャリュアのペア。そして左右の前方に1組ずつのペアが飛ぶ。
その3組の後ろに俺たち。俺、リテ、リューム君とバスキュル、ディルダンの5人。
この5人は戦闘にはできるだけ参加しない。狩りは前方の3組に任せて、回避に徹する。俺たちに危険がないようにするためだ。
だからチームの中で一番身体が頑強なバスキュルとディルダンが俺たちについている。
いざとなったら、身体を盾にしてでも守れ、ということだ。
「いたぞ! 右上方、ギューヴェルだ」
キャリュアが叫んだ。
見上げると、青空に黒い点のようなものが見える。
俺の視力では、それが魔獣なのか何なのか、全然判別できない。知らなければ見逃してしまいそうな小さな点だ。
「来るぞ! 弓、構え!」
キャリュアの声に、前方3組の魔族が弓を構える。
俺たちは警戒して後ろに下がる。俺の前にバスキュルが出てきて盾になった。
空中の黒点が、わずかに大きくなる。それでもまだ形ははっきり見えない。
「放て!」
キャリュアの合図で、一斉に矢を放つ。
そして、間を空けることなく次の矢を構える。
黒点はようやく鳥の形に見えた。
矢は当たってないのか? ギューヴェルの動きに変化はない。
上空から真っ直ぐにこちらに向かってくる。
「放て!」
もう一度キャリュアが叫ぶ。
風切り音と共に矢が飛ぶ。
当たったか? と思った瞬間、ギューヴェルの姿が急激に大きくなったように見える。
え? と思うとギューヴェルの爪が光っているのが見えた。
猛烈な速さで接近。
あ、と思う間もなく、目の前にその爪がある。
速い!
身体がものすごい勢いで後ろに引かれる。
それと同時に、ギューヴェルが一瞬で目の前を通り過ぎる。
息が止まる。何が起きたのか理解が追いつかない。
下を見ると、すでに小さな黒点になったギューヴェルが飛んでいる。
「もう一度来るぞ! 全員、警戒!」
キャリュアが叫ぶ。
俺の中で、心音がどくどくと鳴る。
血流が全身を駆け巡る。
何だ今の。速い、速すぎる。
身体が引かれたのは、襲ってきたギューヴェルから「コルティレン」で回避したのか。
俺は、新幹線が通過する駅のホームを思い出す。速い時は時速300キロくらいで通過するんだったか。
まさにあんな感じだった。いや、新幹線よりもギューヴェルはずっと小さいから、あれ以上のスピード感だ。来る、と思ったらもう通過してる。
「好機だ! ねらえ!」
キャリュアが言った。
俺たちを通り過ぎて下を飛ぶギューヴェルが、もう一度突っ込んで来ようと回り込んでいる。
そのために今、後ろを見せた。
キャリュアたちが矢を放つ。
ギューヴェルの飛ぶ軌道が乱れた。当たったのか?
キャリュアたちは近づきながら再度矢を放つ。バタバタとした動きのギューヴェル。
落ちた!
今度は完全に当たった。飛行する力を失って、水草の茂る水面にしぶきを上げて突っ込んだ。
水面に羽を広げて、動かなくなるギューヴェル。
キャリュアの部下がその亡骸を回収に行く。
そいつは、大柄な魔族と同じくらいの体長を持った、鷲に似た鳥だった。
「よし! あちらの岩場に一旦降りよう」
キャリュアの指示で近くの岩場に降りる。
岩の上に横たえられた巨大な鳥。
その胸には一本の矢。キャリュアの放った矢だった。
「解体しよう」
そのままキャリュアたちは、ギューヴェルの首を切って血抜きをし、羽を取り、内臓を取り、切り分けて、あっという間に肉にした。手慣れたものだった。
なんとなく、キャリュアなら魔獣を仕留めたら大喜びするのかと思っていたが、そうでもなかった。部下たちに平静に指示を出し、淡々と処理していた。
その姿は、彼女が紛れもない本物の狩人なのだと思わせた。
…………………
呆然と解体される魔獣を眺めていた俺の視界の端で、緑色の光が見えた。
誰かが治癒魔法を使っている。
振り向いてみると、バスキュルだった。
彼の右腕の肘から先、大きく30センチほど裂けて血が流れていた。
「え? バスキュルさん、やられたんですか?」
「はっはっは、かすり傷です。想像以上の速さでしたな」
笑いながら腕に魔石をかざす。傷はふさがっていくが、完全には治らない。
「大丈夫か、バスキュル」
「キャリュア殿。たいした怪我ではありませんが、少々油断してしまったようです。いやはや情けない」
「いや、よく守ってくれた。ありがとう」
「動きが速いと聞いておりましたが、近づけば剣や槍でも戦えるかと思っておりました。しかし、とてもそんな暇はありませんな」
「だから言っただろう。あいつと近距離でやり合うのは無理だ。接近されたら回避に全力をそそげ」
「承知しました」
そう言って恥じ入るバスキュルの腕を持ち、キャリュアは無言で包帯を巻いた。
「よし。まだまだ湿地は広い。これからも頼む」
バスキュルの目を見て、軽く頭を下げたキャリュアは言い、他のメンバーのところへも労いに行った。
キャリュアは、魔族としてはまだ圧倒的に若いが、チームのリーダーとしての資質は間違いない。こんなリーダーなら、ついて行きたくもなる。
ちなみに、この光景を見ていたリューム君も、なんだか嬉しそうな顔をしていた。
………………
再び飛び上がった俺たちは、治癒魔法「クルストリーン」を発動し続けることで、飛行酔いをしのいだ。
こういう時、この世界の魔法は魔力が尽きることがない、というのが実に良い。
治癒魔法の緑色の光に包まれながら、しばらくは平穏に飛び続ける。
ギューヴェルは広い縄張りを持っているので、一頭狩ればしばらくは安全だ。
「ちょっと落ち着いたねトーキ。最初からこうすれば良かった」
「そうだね。まあ、空であんなに酔うなんて思わなかったよ」
「私は、その『酔う』って言うのも初めてだった。最初は何かの病気なのかと思ったし」
「あ、そうなの?」
「そうだよ。トーキは経験あるのね」
「まあ、車とか飛行機とか。ってどれもこの世界には無いのか」
「トーキが言ってた違う世界の乗り物か~。いいな、そういうのも乗ってみたいな」
「でも、こんな風に空は飛べないから。身体だけで空を飛べるなんて、最高だよ」
「ふふ、そうだね」
魔法の効果範囲のおかげで、リテとの距離が近い。俺のすぐ右側、肩を触れ合わせて飛んでいる。
横を向けば、風になびく彼女の髪が俺にも触れそうだ。
空を飛ぶことにも慣れてきたリテが、リラックスした笑顔を間近で見せてくれる。
俺のこの幸せな時間、破ったのはキャリュアの声だった。
「いたぞ! 2頭! つがいだ!」
………………
魔族たちに緊張が走る。
俺の左のバスキュルも、ヒュッと息を飲むのが聞こえた。
「まずいですね。つがいなんて」
後ろを飛ぶリューム君がつぶやく。
「え? どういうことリューム君」
「魔獣は通常、単独行動です。複数で行動することはまずありませんから、1頭相手の訓練しかしていません。2頭のつがいは繁殖期の一時期だけ。もうその時期は過ぎているので、遭遇しないはずでしたが、運が悪い」
遥か前方に見える二つの黒点。確実にこちらに向けて近づいてきている。
「一頭ずつ叩く! 右からだ。弓、構え!」
キャリュアが指示を出す。
全員が弓を構えたところで、二つの黒点は近づいて、互いを旋回するように回り始めた。
「見えるか? 大きい方がオスだ! オスを狙え!」
俺にはどちらが大きいかなんて全然見えない。
「放て!」
一斉に矢が飛ぶ。
微かに片方のギューヴェルの飛行が乱れた。当たったのか?
「かすっただけだ。もう一度構え!」
2頭のギューヴェルは、互いを回りながら上昇する。俺にはどっちがどっちかわからない。
「来るぞ! 放て!」
上空から降りてこようとする2頭のギューヴェルに矢が向かう。1頭の動きが捻じれる。当たった。
しかし、2頭ともスピードを緩めることなく突っ込んでくる。
「回避!」
キャリュアが叫ぶ。
俺の身体も、高速で後ろに引かれる。内臓がひっくり返る衝撃。
一瞬で吐き気がこみあげる、と思うと、すぐ上にギューヴェルの嘴が見えた。
さらに身体が後方に捻るように振り回される。ジェットコースターを思い出す。脳が揺れて上下もわからない。
突風と共にギューヴェルが飛び去る。
そして、そいつはそのまま地面へ真っ直ぐ落ちていく。
矢が当たっていたんだ。
湿地の水面に水しぶきが上がるのが見える。
もう1頭は?
俺は、揺られてふらふらする頭で周りを見る。
いた。遠くに飛び去って行く後ろ姿がある。
キャリュアたちは?
2組ペアが見える。
あれ? キャリュアがいない。
ギューヴェルが旋回して上昇する。もう一度突っ込んで来る気だ。
「弓! 構えろ!」
ディルダンの声。何だ、どうしてディルダンが指示している?
キャリュアは?
「放て!」
矢が飛ぶ。
上昇していくギューヴェルに当たる。
ギューヴェルは羽をばたつかせて、錐揉みするように落下する。
ドボッと鈍い音を立てて水に落ち、小さなしぶきを上げた。
やった。倒した。
俺がそう思った時、後ろで声がした。リューム君だ。
「キャリュ……」
前方の水面、日の光をキラキラと反射する中に、青い肌と銀色の髪が見える。水草の中で動かない。
「キャリュア様が落ちた!」
ディルダンが叫んだ。冷静な彼とは思えない、狼狽した声。
2組のペアがキャリュアのところへ飛んでいく。
キャリュアの傍には、彼女とペアを組んでいた魔族が、腰まで水に浸って呆然と立っている。
「キャリュア様! 早く! 早く治癒魔法を!」
叫び声が飛ぶ。
緑色の光が彼女を包むが、キャリュアは立ち上がらない。
………………
俺たちは近くの岩場に降り、キャリュアもそこに運ばれた。
彼女に意識はない。
眠るように横たわり、浅い呼吸をしている。
「キャリュア様!」
バルヴィーグのメンバーも周りに集まった。
キャリュアの鍛え抜かれた身体が、水にぬれて光る。
その引き締まった脇腹が20センチほど裂け、赤黒い傷口を見せて、血が流れ続けていた。
彼女の傍らにしゃがみ、魔石を傷口に当てるディルダン。
治癒魔法の緑色の光が灯る
全員でその様子を見守るが、傷はふさがらなかった。
ほとんど治癒魔法の効果がないように見える。
「ダメだ! 治らない……」
ディルダンの口から絶望的な声が漏れる。
目を閉じたキャリュアの顔は、青い肌色から鉛色になっていく。
緑の光の中に見える鮮やかに赤い傷口。そこから流れる血は、彼女の身体の下に溜まっていく。
バルヴィーグのメンバーが立ちすくんで声も出せない中、キャリュアとペアを組んでいた若い魔族だけが、泣きながらうずくまる。
「す、すいません……。キャリュア様が、僕をかばって……」
冷たい風が流れた。
この世界には、治癒魔法以外の治療方法はない。
俺もリテも、呆然とこの状況を見るしかなかった。
「まだです。キャリュはまだ死んでいない。できることはまだあります」
リューム君が、他の魔族をかき分けてキャリュアの元へ歩み寄る。
「今ここにある緑の魔石を全て集めてください!」
強い声。不安気な魔族たちを、確かな瞳で見渡して言った。
すぐに全員の魔石を集める。
そして集まった7つの緑の魔石をリューム君は握りしめて、キャリュアの腹部に当てて唱える。
「メリストリーン」
これまでにない程強い光がキャリュアを包む。
眩しい。光が強すぎて一瞬何も見えなくなる。
それでも、目を閉じることなくその光を見つめていると、徐々に目が慣れていく。
強烈な輝きの中、身動き一つしないキャリュアとリューム君。
光の中心、血の流れが弱まっていく。
少しずつだが、傷が塞がっていく。
すごい、治っていく。俺は思わず声が出そうになるが、バスキュルに制止された。
そして小声で言われる。
「メリストリーンはクルストリーンの上位魔法だ。極めて正確に人体をイメージしていないと発動せん。リューム殿の集中を邪魔してはならん」
見るとリューム君は、瞬きもせず一心にキャリュアの傷口を見つめ続けている。
誰もが息をのんでこの様子を見守る。
緑の光の中、沈黙が続く。
どれほど時間が経っただろう。リューム君は微動だにしないで魔法を発動し続ける。やがて湿地を渡る風が強くなり、太陽が陰っていく。
ひんやりとした空気。緩めることのできない緊張感に、見守る俺たちの疲れもピークになった頃、キャリュアが目覚めた。
「う……、あ、リュ、リューム兄?」
「まだ喋らないで、キャリュ」
「あれ……。あ、あたし、何で……?」
「ギューヴェルにやられました。もう少し、もう少しで治癒が終わります」
キャリュアは、呆然として空を見上げている。
記憶が混濁しているみたいだ。
リューム君は最後の集中力を振り絞るように、その目に力を込める。
緑の光がさらに強く輝いて数秒、ふっと光は消えた。
傷は全て塞がっていた。
治った⁉
全員から声にならない溜息が漏れる。
「損傷は治療しましたが、出血が多すぎました。まだ危険です」
一瞬訪れた安堵だったが、リューム君の言葉で再び重い空気が降りる。
「キャリュのために、先に進むしかありません」
リューム君は立ち上がり、湿地の果てを見つめて強く言った。
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