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7.睡眠第一。上司は次です。

気が付いたら、更新せずにnか月。

1500字を超える速度がめっちゃ落ちていました。

定期的に書かなくちゃな、と反省しています。

 眩しいほどの笑顔で天然を炸裂されたので、こちらも太陽顔負けの笑顔を返しました。

 ・・・なかなかこの上司様の天然をお目にかかる機会はないので。

 先輩はギギギ・・・と音が鳴りそうなほどぎこちなく首を傾げ、金髪の隙間からカラフルでキラキラのピアスたちが顔をのぞかせています。

 ・・・ではもう一度。

「嫁です!」

「スミマセン、ヨク、ワカリマセン。」

 アレ〇サ?ちょっと似てるんですね・・・。

 随分と言葉の消化に時間がかかっているようですね。笑顔がカチンコチンに固まっています。

 先輩はしばらく放っておくことにしましょうか。

 それよりも…掃除が先ですね。命の危険があります。

 まずはリビングだけでもきれいにしましょう。

 雑巾、はたき、掃除機、洗剤、スポンジが必要ですが…。

 いや何もありません!え!?こんなにないことありますか?

「先輩、掃除道具を私の家から持ってくるので待っていてください!」

「ヨ、メ…。ツ、マ…。」

「ありがとうございます!いってきます!」


 い、家に行って帰ってくるまでに2時間かかりました。

 徒歩15分位なはずなんですが…。(ぐー〇る先生曰く)

「ただいま戻りました。」

「ヨ、ヨ、ヨ、ヨ、ヨ、」

 先輩・・・まだやってたんですか。

 心なし老けました?いつもふわっとセットされている髪がストレートになっていますが。

 先輩に埃が積もっていくのが見ていて苦しいです。さっさと掃を始めましょう。

 フローリングの雑巾がけ、天井ははたき、全体に掃除機、水回りは洗剤とスポンジで掃除したいところですが・・・今は深夜2時。

 明日、あ今日か…は7時出勤なので、床だけ掃除して寝ましょうか。

 ここでただただ重くて、道中泣きそうだった2Lの水が登場です。

 浄水を掃除に使うのはもったいないですが、ここの水道は安全性がとても不安なので、ペットボトルの水で掃除します。

 ・・・今度、悠貴部長に電気や水道のことを聞かなくてはいけませんね。

 というか、引っ越しはいつするのでしょうか?

 うーん、それより前に、本気で同棲するのでしょうか?

 言葉数が少なすぎますよ、部長・・・。

「♪バケツに水を入れて♪雑巾浸して絞って♪ふきふきふきふき~」

 オリジナル曲・『床の雑巾がけソング』とともに、リビングの端から端までを丁寧に拭いていきます。

「♪コンセントをさして♪スイッチ入れて♪全部掃除機で吸います」

 続いては、『掃除機と私』とともに端にぐるっと一周掃除機をかけます。

 ふぅっ、腰が痛い・・・。

 時間もかかりましたが、綺麗です!床が!茶色だったんですね!

 4時間寝られます!

 アラーム準備OKです。

 布団はないですが・・・床に直接でも、寝られるだけでいいですね。

 あとは・・・

「ヨメ、ツ、ツ、ツ・・・」

 うわぁ、いつの間に床に倒れていたんですか・・・。

 いつもの、チャラいけど完璧な上司が台無しですよ。

 それでも笑顔だけは崩さないのはさすがですね。

 いや崩してないのか、固まって崩せないのか、微妙ですが。

「せ~んぱ~い。もう3時ですよ~。戻ってきてくださ~い。」

「ツ・・・マ・・・」

 うーん、まったく現実に戻ってきませんね。

 こうなったら奥の手です。

「呂木先輩、お客様からお電話です。」

「はい!今行きます!」

 さすがうちの会社の社員です。

 思考が停止していても仕事となれば、動かざるを得ませんよね。

「・・・え?早乙女さん?」

「男女二人が、一つ屋根の下はだめです。自分の部屋に戻ってください。」

 多分、私と会ってからの記憶消えてますね。

 部長との結婚のことは、私から言っても伝わらなそうなので、また悠貴部長に伝えてもらいましょうか。

 ちょっと皴が付いた紺のスーツの背中をぐいぐいと押して、とりあえずドアの外に出します。

「申し訳ありません。では、また会社で。」

「う、うん・・・。俺、何してたんだっけ?」

「それでは。」

「えぇえ・・・。」

 睡眠第一。

睡眠は大事です。

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― 新着の感想 ―
[一言] お久しぶりです、名無しと申します。 嫁、妻に動揺する先輩、そんなことは気にもせずにオリジナルソングで掃除を進めるさきさん…さきさんの名前あってるか分からんし漢字も覚えてない…待って見返さなき…
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