↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
天尊降臨 ~神々の子は諸天万界を旅する~  作者: ポンタ
第一章 玉修門の使用人・凡吉
PR
6/70

諸天万界

(諸天、万界?……)


 凡吉は頭の中で響くその言葉が気になったが、今はそれどころではない。

 お嬢様をお守りしなければ……そう思って山賊と対峙するが、どうも様子がおかしい……動きがない…まるで時が止まっているようだった。

 そして、凡吉の眼前に蒼い液晶画面が現れ、文字が示された。


行者:凡吉

体質:虚無体質

境地:練体境1段


(これは……)


 凡吉が困惑していると、画面の文章が切り替わる。


『修行の開始に伴い、これまで行者が行ってきた修行成果を反映します。承認しますか?』


 その時……凡吉の頭の中に浮かんだのは、苦しかった前世の事ではなく、玉修門の皆やお嬢様と小媛さんだった。


「……承認する」


 凡吉のその言葉と同時に、ピリッとした感覚と共に彼の頭の中に掛かった靄(もや)が晴れていくような感覚になり、同時に体中に力がみなぎってくる。


『反映に成功しました』


 その文章が現れ、再び元の画面に戻る。


行者:凡吉

境地:練体境6段

体質:虚無(きょむ)之(の)体(たい)

   無漏(むろう)之(の)体(たい)

功法:練体功(初級)

   練気功(初級)

   天羽剣法(初級)

技術:煉丹術(一品)

   煉器術(一品)

   符紋術(一品)

   料理術(一品)


「……気が高まる……溢れる……」


 その言葉を最後に、僕は意識を失った。


                  ※


 凡吉の異変に、天上の神々はざわめいていた。

 だが――それを予想していた者がただ一柱……この世界に君臨する、かの存在だけは、深淵の奥から凡吉の様子を見て安堵の表情を浮かべていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。