↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
天尊降臨 ~神々の子は諸天万界を旅する~  作者: ポンタ
第一章 玉修門の使用人・凡吉
PR
14/70

山賊退治の奨励品・前編

 驚くべき発見に沸き立つ凡吉は、そのまま『修験者基本パック』も開封し、目の前に現れた品々を検(あらた)める。


霊竹(れいちく)の斑蓋(はんがい)

銀の簪(かんざし)

三尺(さんしゃく)手拭(てねぐい)

黒檀(こくたん)の頭襟(ときん )

浄衣の鈴懸(すずかけ)

金蚕糸(きんさんし)の結袈裟(ゆいげさ)

獅子(しし)の引敷(ひっしき )

破邪(はじゃ)緋手甲(ひしゅこう)

立禅(りつぜん)脚絆(きゃはん)

縮地の地下足袋(じかたび)

疾風の八目(やつめ)草鞋(わらじ)


貝網付き法螺(ほら)

星月菩提樹(せいげつぼたいじゅ)の最多角念珠( いらたかねんじゅ )

錫杖( しゃくじょう ):声聞の錫杖‐二股四環

            縁覚の錫杖‐四股十二環

            菩薩の錫杖‐二股六環

霊木の笈(おい)

紫檀(したん)の肩箱(かたばこ)

玉鋼の金剛杖(こんごうづえ )

白檀(びゃくたん)の桧扇(ひせん)

無銘(むめい)の柴打(しばうち)

不動の走縄(はしりなわ)・貝の緒(お)

金剛杵(こんごうしょ)・法剣(ほうけん)

鎮心の手持ち梵鐘(ぼんしょう)


(う~ん……)


 少なくとも、行脚(あんぎゃ)は出来るだろう…凡吉はそう考えて、次に『隠された道[中原帝国第二皇子公主・龍華鈴を守る]達成パック』を開封した。


【称号】

龍神帝


【功法】

五行訣(基礎)

九字秘術:臨字秘術


【眼術】

龍神眼(初級)


【血脈】

龍神血脈


――凡吉は思わず息を呑んだ……とりあえず五行訣の説明欄を見ることにした。


【五行訣】

陰陽の理に基づき、木、火、土、金、水の5つの基本属性を操る功法。

修行を積むことで各属性ごとに相生と相克の法則を使いこなすことが出来る。

この功訣を使えば、肉体の鍛錬や内功の練習がやりやすくなる。


――と書かれてあった。

 凡吉はとりあえず、体内の経絡を巡るようにイメージした。すると――。


(おおっ!体全体に温かい何かが満ち溢れるような感じがする!)


 凡吉は、体内に気が満ちていくのを感じ取った。同時に五行についての知識をどんどん吸収していった。

 次に、九字秘術について説明欄を見る。


九字秘術【臨字秘術】:実力が五割向上する。効果持続時間は30分。再使用可能時間は12時間。


(臨字秘術……実力を五割向上……か。実質、一日一回しか使えない感じだな……次の能力は?)


 凡吉は龍神眼【初級】を選択した。


【龍神眼】

対象の情報を詳細に見抜くことができる眼術。昇格可能。

初級の効果:対象との距離測定/生命体の簡易的な魂魄確認/初級の危険感知


(おおっ…これはすごい……)


 試しに近くの木に向けて使うと—―。


種族:樹木

生命力:良好

特記事項:なし


 凡吉は感心した。


(なるほど。魂魄はステータス的なやつなのか……)


 次に「龍神血脈」を調べた。


【龍神血脈】

龍神の血を引く者にのみ発現する血脈。潜在能力の開放と共に以下の恩恵を得る。

成長率大幅上昇/気力自然回復速度向上/状態異常耐性強化/龍族に関する功法の取得及び修練度が大幅上昇


……最後に、称号:龍神帝を調べる。これは特に詳細な説明はなく、ただ一行だけ記されていた。


【龍神帝】

龍神達を支配し統べる存在。


(……?)


 凡吉は眉をひそめた。中二病っぽい称号だが、こうも真面目に記されると困惑するばかりである。

 しかし……これらの新しい情報は凡吉に新たな目的意識を与えた。


(……この世界で、生きていこう……)


 これまで以上に、その思いが強くなった。無論、それを後押ししたのが今回の出来事であることには変わりないが、山賊に襲撃された時のお嬢様こと華鈴の表情を見て、少なくとも彼女を守れるくらいの強さは身に付けるべきだと自覚した。

 幸いなことに、自分に『諸天万界』の権能がある…異世界物で定番のチート能力だが、これを活用しない手はない。

 凡吉は決意を新たに、蒼い画面に手を伸ばした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。