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第96話 白い毛玉との縁
とある日。
サクラはあることを考えていた。
それはサクラを助けてくれた白い毛玉のことだ。
結局、白い毛玉の正体は謎のままでわからずじまい。
わかっているのは少なくとも敵ではないということ。
2回もサクラを助けてくれたのだからきっとそうだろう。
クラウドシープの件以降、あれから白い毛玉は姿を見せていない。
また会えるのだろうか。
白い毛玉についてヤナギに話を聞くも知らないと言う。
ケット・シーたちや他のコボルトたちも同様だ。
どうやら白い毛玉は妖精に関わりのあるものではないらしい。
そうなると何故、サクラの元にやってきたのか?
何か白い毛玉に関わりのあるものがないか考える。
サクラが持っているもので該当しそうなのといえば、未だに使い道のわからない石。
もしかしたらこの石が白い毛玉と関わりがあるのかもしれない。
それならこの先、この石を集めていけばまた白い毛玉に会える可能性は高い。
あまり興味のなかった石集めだったが、今後は力を入れてみようと思うのであった。




