第84話 モグラの洞窟
「ここにモグラさんたちがいるのですか」
「ええそうよ」
クランメンバーとなったボタンは早速、サクラに案内され鉱山へとやってきていた。
坑道の中に入ると、
「モグ」
早速モグラと出会う。
「はじめましてなのです。ボクはボタンなのです」
「モグ」
ボタンとモグラが挨拶する。
「モグ」
モグラの案内で進むサクラとボタン。
いつもとは違う道を進む。
どうやらモグラたちが普段生活している場所に連れて行ってもらえるらしい。
そうして到着したのはモグラたちが暮らす洞窟。
採掘場より少し狭いがその分、各所に別の場所へ繋がる穴がたくさん用意されている。
おそらくモグラたちの居住スペースだったりするのだろう。
「モグ!」
案内役のモグラが声をかけると続々とモグラたちが集まってくる。
「はじめましてなのです」
「モグ」「モグ」「モグ」
集まったモグラたちと交流を始めるボタン。
「あっ、そうだ。皆にプレゼントがあるのよ」
「モグ?」
サクラはモグラたちにオーバーオールを渡す。
これはサクラからモグラの話を聞いたカレンが用意したもの。
「モグ」
「はい、ボクとお揃いなのです」
早速着替えたモグラたちはボタンに自慢する。
お揃いの衣装を着たこともあってか、ボタンとモグラたちはすっかり打ち解けたようだ。
その様子を一歩引いて眺めるサクラ。
微笑ましく眺めているが、心の中ではもふもふと小さな女の子の組み合わせは最高と叫んでいるのだった。




