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第136話 桜とサクラ
白いリスの案内で林の奥へ進むサクラ。
そして着いたのは、
「ここは…」
そこはたくさんの桜の木が咲き誇る場所だった。
気球で空から見た時はこんな場所はなかったはず。
白いリスによると、どうやらここは結界に覆われ見えないようになっているらしい。
「キュル」
白いリスはここにある若い桜の木を持っていくといいと言う。
サクラはいくつかの若い桜の木を見る。
「これにするわ」
サクラはまだそこまで大きくなっておらず、持ち帰れるサイズの若い桜の木を選ぶ。
白いリスにお礼を言い、サクラはホームへと戻る。
ホームに戻ったサクラは早速、庭に若い桜の木を植える。
「綺麗…」
まだ小さいながらもきれいに咲く桜の木。
その光景に感動するサクラ。
いずれは成長し、庭一面を彩るくらい大きくなることだろう。
「キャン」
桜の木の周りを楽しそうに駆け回るウタマル。
こうしてサクラの思いつきから始まった庭の木探しは無事に終わる。




