第113話 妖精広場②
妖精広場に紛れ込んでいたのはシマリスだった。
ただの動物ではないだろう。
そう思い鑑定してみると、やはりシマリスは妖精だった。
「ねぇあなたたち、どうしてここに来たのかしら?」
「キュル」
サクラがシマリスたちに広場に来た理由を聞くと、シマリスたちは楽しそうな場所なのでやってきたという。
もしかしたらこの妖精広場はシマリスたちが来る何か条件を満たしたのかもしれない。
気になるがこれについては今考えても仕方ないので後回しだ。
最優先で考えることはシマリスたちが危険な存在かどうか。
とはいえ街に入れたのだから危険はないと思われる。
悪意のある者たちは基本的に街に入れることはできないことはわかっている。
それにコボルトたちの様子をみるからに敵ではないはず。
サクラは警戒を解くことにした。
シマリスたちはいつから来たのか確認すると、どうやら彼らは数日前から広場に居着いているらしい。
シマリスたちは突然現れたにも関わらず、コボルトたちや子供たちは問題なく受け入れていた。
そして広場のマスコットとして人気者となっていた。
このままでも問題なさそうなので、シマリスたちの滞在は許可することに決める。
こうして妖精広場に新たな仲間が加わることになった。




