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第112話 妖精広場①
久しぶりに妖精広場の様子を見に来たサクラとウタマル。
広場ではコボルド、ケット・シーの他にビギンの街の子供たちが楽しそうに遊んでいる。
実は後日、街の子供たちも妖精広場に入れるように許可を出していた。
広場はあくまで妖精たちが休めるように作った場所だが、子供たちも遊びたそうに見ていたのが気になったのだ。
コボルトたちに聞くと問題ないとのことだったので、街の子供たちも広場を使えるようになる。
妖精たちと子供たちがわちゃわちゃと遊んでいる様子を眺めるサクラ。
その輪にはウタマルも混ざっている。
小さい、かわいいがたくさん溢れる空間はとても癒される。
「ん?何かしら?」
サクラが微笑みながら眺めていると見慣れないものを見つける。
「あれはリス?」
数匹のリスがコボルトたちに混じって遊んでいた。




