第101話 錬金術師シイナ
ゴーレムを回収し、ビギンの街へ戻ったサクラとボタン。
ボタンの知り合いの錬金術師に会いに行く。
向かったのは生産職の集まるエリア。
ボタンたち鍛冶師が集まる場所から離れた場所に目的の店はあった。
「ここなのです」
1軒の小さなお店の前に着く。
「シイナ、いるのです?」
ボタンが慣れた様子で店の中に入る。サクラも続く。
「ボタンちゃん、いらっしゃ〜い」
モノで溢れかえった店内。
奥から声が聞こえる。
「シイナ、また散らかしたのですか?一昨日掃除したばかりなのですよ」
どうやらボタンは数日前に、ここを訪れていたようだ。
「あはは、ごめんね〜」
のそりと奥から現れたのは白髮のローブを着た少女。
彼女が目的の人物、錬金術師シイナ。
「シイナ、見てもらいたいものがあるのですよ」
ボタンは早速ゴーレムを取り出し、シイナに見せる。
「ふむふむ〜」
「どうなのです?」
「うん、これなら直せば使えると思うよ〜」
シイナの見立てでは壊れてはいるが、修理は可能で直せば使えるとのこと。
「それじゃあシイナちゃん、ボタンちゃん。よろしくね」
「まかせて〜」
「お任せなのです」
シイナにゴーレムの修理を依頼することになった。
しかしシイナはのんびり屋さんなので、いつ仕事が終わるかわからない。
そのためボタンが付きっきりで様子を見ることになった。
それから数日後。
ボタンからゴーレムの修理が終わったと連絡が入る。
サクラは再びシイナの店に向かう。




