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栄護士りぼん 異世界大豆生活  作者: 多胡真白
第8話 チュートリアルをスキップしますか?
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異世界えだまめ発見

キッシュを食べ終えて宿に戻ってから、再びアンジュルムを開いてプレゼン内容を考えます。ですが朝から頭を使いっぱなしで、慣れない環境も相まって集中力が続きません。

気分転換に畑の様子を見に行ったら、びっくりして頭が冴えました。今朝収穫した大豆が青々と伸びていたのです。一日で収穫できるたけのこのような植物ですし、不思議はないのかもしれませんが…。

しかし、何かが引っかかりました。パチンコ玉サイズの豆が三つ入った緑色のさや…。見覚えがあります。部屋に戻ってアンジュルムを開いて調べてみると、未成熟な大豆、つまり枝豆だとわかりました。


って枝豆!?二度見ならぬ二度びっくりです。枝豆、いいじゃない!大豆だからたんぱく質が豊富で、美味しくてついついたくさん食べられますよ。しかもゆでるだけで、お湯さえあれば誰でもウェルカムです。


もしかして、今夜のプレゼンで大豆を紹介するのにジャストミートなのでは?と思い、試しに小ぶりの鍋に入る量のさやを摘み取って、管理人室(ブラウンさんとオリバーくんの部屋)のキッチンを借りて、枝豆をゆでてみました。軽く塩を振って、わたしとオリバーくんとブラウンさんの三人で試食です。(アンジェリカは用事があるとかで先にギルドに行きました)


結果は…大当たりです!サラリーマンの皆さん、枝豆ですよ、枝豆!キンキンに冷えたビールにゆでたての枝豆庶民の風物詩がここでも味わえる!かもしれない!久々の和な食品にテンションアゲアゲです。(ここに来てからたかだか三日でも、一月経ったような感覚です)

オリバーくんは夢中になってあっという間に食べ尽くしてしまいました。ブラウンさんからは、味もさることながらプチプチ豆を押し出すのが楽しいですね、と大人の余裕を感じさせる評価をいただきました。

これはいけると確信したわたしは、実っている限りの大豆をオリバーくんに手伝ってもらって収穫し、すべてゆでておきました。


枝豆のおかげで、すっかり緊張と不安が吹っ飛びました。まったく、大豆様々です。

アンジェリカから支給されたバッグにいっぱいの枝豆を詰め込み、意気揚々とギルドに向かいました。

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