トイレの花子さん 2
さてさて皆様、お立ち会い!
恐怖の帳が下りた密室、そこは理不尽なる怪異の独壇場。
耳元で響くは錆びついたハサミで喉をかきむしるようなおぞましき囁き、床から染み出すは赤黒き怨念の水滴。
一人の憐れな少女が、逃げ場のないトイレの個室で、ガタガタと震えながら己の命の灯火が消え去るのを待つばかり。
ですが皆様!
物語がここで終わってしまっては、ただの陰気な怪談話。
本日の真打ちが、この暗い女子トイレの扉を豪快に蹴り開けて登場いたしました!
トントントン、と拍子木の音が、まるで勝利のファンファーレのごとく高らかに鳴り響きます。
「おいおいお嬢ちゃん。いくら北京ダックが美味そうだからって、そんな狭い個室に立てこもって、お腹の心配をするにはちと時間がかかりすぎてるぜ。俺の胃袋はもう、そこらの安いダイナーの冷え切ったポテトじゃ誤魔化せないレベルで悲鳴を上げてるんだがね」
夕闇を不作法に踏み荒らす、場違いなほど軽い男の声。
入り口の扉が、ガシャァン!と派手な音を立てて蹴り破られ、そこに現れたのは、身長百九十センチの圧倒的な質量。
黒いジャケットをだらしなく羽織った筋肉達磨、森繁龍が、いつものように気だるげに、けれどその双眸にギラリと獰猛な獣の光を宿して佇んでおりました。
「も、森繁さん……!?」
個室の隅で、涙に濡れた赤い瞳を見開いて、莉紗が呆然とその名前を呼びました。
ですが皆様、この状況を前にして、最も困惑しているのは他ならぬ、トイレの花子さんそのものでございます!
「あ……あ……? お、男……? ここは女子トイレ……ルール違反……だわ……」
個室のドアの隙間から這っていたぶよぶよの裸足が、カタカタと震え、赤黒い水が不快に波打ちます。
それもそのはず、怪異にとって女子トイレの一番奥の個室は、人間を精神的に追い詰めて恐怖を糧にするための完璧な聖域。
そこに、ルールなど一切合切を無視した、ガソリン臭い男がズカズカと土足で踏み込んできたのですから、彼女の本能は、まるで古いコンピューターに不純な水をぶっかけられたように、激しいシステムエラーを起こしてパニックに陥っております!
「やれやれ、ルール違反だって? お嬢ちゃん、俺の辞書には立ち入り禁止という言葉は載ってないんでね。お前が俺の紳士協定にサインしてほしいなら、まずそのドブ川を煮詰めたようなおぞましい霧を片付けるこった。せっかくのハンサムなツラが、湿気で台無しになっちまうぜ」
龍は、おぞましい赤黒いモヤを前にして、退屈そうにあくびを漏らしました。
この男、恐怖の塊である特級クラスの怪異を目の前にして、眉一つ動かしゃあいたしません!
「ギ、 ギギギ……キエエエエエエ!」
システムエラーを起こしていた花子さんが、激しい屈辱の咆哮を上げました。
個室の四方の壁から滴り落ちる黒い脂が、逆巻く触手のごとくうねり、龍の喉元をめがけて一斉に襲いかかります。
ですが皆様、ここからが龍の真骨頂!
龍はポケットから、何やら妙なものを取り出しました。
それはなんと、家庭のトイレでお馴染みの、ゴム製の吸引具、そう、ラバーカップ、通称スッポンでございます!
しかも、それだけではございません。
もう片方の手には、レモン香るトイレ用洗剤スプレーを握りしめているではありませんか!
「おいおいお嬢ちゃん、そんなにジメジメした触手を伸ばして、俺に手招きでもしてるのかい? だが残念ながら、俺の掌はもっとマシなものを掴むためにあるんでね」
言うが早いか、龍はスッポンを驚異的なスピードでしならせ、襲いかかる黒い触手の一本を、むんずと吸着させてしまいました。
シュッ! ペちん!
不気味な暗がりに、やけに間の抜けた吸引音が響き渡ります。
「な、 何するのォォォォ!」
「おっと、じっとしてろよ。少しはこの汚らしい空間をお掃除してやるぜ。地獄のクリーンキーパーもお前のズボラさには呆れて、洗剤のサンプルすら置いていかないだろうよ」
さらに龍は、花子さんが潜む個室の隙間に向けて、トイレ用洗剤スプレーを、シュッシュッと容赦なく乱射いたしました。
レモンの人工的な爽やかな香りが、トイレ内に充満するドブ臭い怨念を、文字通り力技でねじ伏せてまいります。
怪異に対する、これ以上ないほどの絶対的な無関心と侮蔑!
人々の恐怖と畏敬の念によって保たれていた花子さんの威厳が、龍のこのふざけきったおもちゃ扱いにより、みるみるうちに剥ぎ取られ、強制解除されていくのでございます!
「あ、あ、私の力が……が、消えていく……!?」
「お前のその古典的なお伽話は、おもちゃのスッポンや洗剤でコケにするにはちょうどいい強さだったが、プロのストレス解消のお相手としちゃあ、ちと強度が足りなかったようだな」
龍はスッポンを床にポイと投げ捨てると、そのタイトな黒いジャケットの袖を、ゆっくりと捲り上げました。
「さて、お嬢ちゃん。ジメジメした狭い部屋に引きこもってると、お肌に悪いぜ。街で一番お洒落なケーキ屋のタルトを食べるには、まずはその頑丈そうなドアを片付けるのが先決ってわけだ」
龍のダウナーだった双眸に、獰猛な肉食獣の光がギラリと宿りました。
「お前がそこから出てこないってんなら――こちらから、お邪魔させてもらうぜ!」
龍がグッと腰を落とし、その長い右脚を後ろへ引き引いた、その瞬間。
ドゴォッ!!!
トイレ内に、まるで戦車の砲撃でも炸裂したかのような、凄まじい爆音が轟き渡りました。 龍の鍛え抜かれた右脚が、光速のごとき回し蹴りとなって、莉紗が閉じ込められていた木製の頑丈なドアへと叩き込まれたのです。
ミシ、ミシ、バキィィィィン!
外からコンクリートで固められていたはずの個室の扉が、その金具もろとも木っ端微塵に打ち砕かれ、凄まじい風圧とともに、奥の壁へと吹き飛んでいきました!
「きゃああああ!」
あまりの衝撃波に、莉紗は思わず目を覆いました。
そして、吹き飛んだドアの破片の直撃を食らい、個室の奥に潜んでいた花子さんの異形の肉体が、バウンドしながらトイレの床へと無様に転がっていったのでございます。
怪異は、今や、龍の規格外の質量兵器が通る、ただの物理的な肉の塊にすぎません!
「キ、キエエエエエエ!」
花子さんは、耳元まで引き裂かれたようなおぞましい口を大きく開け、最後の抵抗とばかりに龍へと飛びかかりました。
ですが皆様!
この狭い女子トイレの個室前、まともに動き回るスペースなどございません!
普通の格闘家ならフットワークすら使えぬ窮地でございますが……この男のフィジカルは、次元が違いました!
「おっと、そこは俺の指定席じゃないぜ」
龍は地を踏む代わりに、左右のタイルの壁を凄まじい脚力で交互に蹴りつけました。
トトトンッ!
なんと、幅一メートルほどしかないトイレの狭い壁と壁の間を、龍は驚異の敏捷性と関節のバネを活かして超高速で往復し始めたではありませんか!
これぞ、反復横跳び二百台の異常な敏捷性を極限まで高めた動きでございます!
あまりの超高速往復に、花子さんの目には左右の壁から同時に、巨大な大男の壁が迫ってくるようにしか見えません。
もはや、物理法則がバグを起こして無数の龍が重なっているかのような、圧倒的な変態ステップ!
「な、何が起きてるのォォォォ!?」
パニックに陥り、狂乱する怪異。 その隙を、中空を左右に飛び交う龍が見逃すはずもございません。
「こっちだぜ」
ドガァッ!
およそ除霊とは思えぬ、おぞましい打撃音が響きました。
龍の放つ、光の速度と一緒らしいと噂される凄まじい手刀とパンチのラッシュが、花子さんの肉体へと雨あられと降り注ぎます。
バキ、ボコ、ドガァ、バシィ!
「ガハッ……!? あ、あああ……!」
殴られるたびに、花子さんの異形の身体はボロ雑巾のように壁から壁へと跳ね返り、冷たいタイル張りの床の上をゴロゴロと無様に転がります。
空間をねじ曲げていた赤黒い夕闇の結界も、龍の圧倒的な物理暴力の前に一瞬にして霧散し、窓の外には、いつもの静かで平和な高校の夜景が、みるみるうちに引き戻されてまいりました。
「ひええええええええええ!」
さきほどまで莉紗をあんなにも絶望のどん底に突き落とした恐るべき怪異が、今やただの打撃用サンドバッグのように、容赦なく、徹底的に粉砕されているのですから!
ついに床に力なく這い蹲り、ピクリとも動けなくなった花子さん。
そのおぞましい全身からは、生まれて初めて人間に命を握られた恐怖による冷たい汗が、止めどなく溢れておりました。
龍は気だるげに首を左右にポキポキと鳴らし、這い蹲る少女の姿をした怪異を見下ろしました。
「やれやれ、これでお終いってわけだ。地獄に帰ったら、お前のママに、お肌の手入れとフィジカルの鍛え直しを教わるこったな」
龍が最後の一撃を、右の拳に込めました。
キィィィィン、と空気そのものが龍の拳の圧力で鋭く鳴り響きます。
「せいぜい、地獄で安らかに眠りな、お嬢ちゃん」
ドゴォッ!!!
龍の放った最大の一撃が、花子さんの脳天へと真っ直ぐに炸裂いたしました。
凄まじい衝撃波により、周囲の窓ガラスがガタガタと悲鳴を上げ、トイレ内の埃が一瞬にして円形に吹き飛ばされます。
「――ッ!?」
声にならない悲鳴を上げ、花子さんの身体が激しく硬直いたしました。
次の瞬間、彼女の異形の身体に、まるで見えないガラスにひびが入るように、全身へピキピキと青白い亀裂が走り始めたのでございます。
龍の放った鉄拳により、花子さんを縛っていた呪縛のガワが、物理的に粉々に砕け散ったその瞬間。
「あ……」
莉紗が、小さく息を呑みました。
床に這いつくばる花子さんの異形が、みるみるうちに薄れ、その中から、一人の穏やかで、どこか悲しげな普通の少女の魂が、白く淡い光を纏って現れたのでございます。
その顔には、耳元まで裂けた凄惨な口も、泥のような怨念もございません。
それは、莉紗がよく知る、生前の懐かしい姿そのものでございました。
「悠香……ちゃん……?」
莉紗の目から、せき止めていた涙がボロボロとこぼれ落ちました。
震える声で、その魂に語りかけます。
「ごめんなさい、私のせいで……。一緒に同じ高校に行こうって約束して、ずっと勉強教えてたのに、私だけ受かって……。あんな喧嘩したまま、悠香ちゃん、死んじゃうなんて……ずっと、私のせいで自殺したんだって、そう思い込んでて……!」
「違うの、莉紗」
淡い光の中で、悠香の魂は優しく微笑み、首を横に振りました。
「あれは本当にただの交通事故だったの。……私こそ、ごめんなさい。八つ当たりして、ひどいこと言って。本当は、最後まで私に勉強を教えてくれた莉紗に、ありがとうって、ごめんねって言いたくて……」
消滅の間際、少女の魂は静かに涙をこぼしながら、莉紗を優しく見つめました。
「もう、大丈夫。私を、その冷たい暗闇から自由にしてくれて、本当にありがとう……」
恨みや呪いではなく、自分を救ってくれた龍の拳と、最後まで自分を想って泣いてくれた莉紗への、心からの感謝の言葉。
それを最後に遺し、彼女の身体はカタカタと静かに崩れ、温かみのある綺麗な、光を帯びた灰へと姿を変えていきました。
そして、秋の冷たい夜風に攫われるように、サラサラと音を立てて、窓の外の夜空へと静かに昇華していったのでございます。
莉紗の心に、中学時代からずっと重く圧し掛かっていた親友の死に対する罪悪感、そのわだかまりの氷が、今、温かい灰とともに完璧に融けて、消え去っていきました。
「……うう、……よかった、本当によかった……っ」
莉紗は床に膝をつき、顔を覆って、声を上げて泣きじゃくりました。
ですが、それは恐怖の涙ではなく、長年の呪縛から解放された、安堵と救いの涙でございました。
龍は、捲り上げていた袖をだらしなく元に戻すと、ふぅと深くため息をつき、泣きじゃくる莉紗の前にゆっくりと歩み寄りました。
そして、ぽん、と莉紗の銀髪の頭をおもちゃのスッポンで優しく叩き、不敵な笑みを浮かべて語りかけたのです。
「おい、お嬢ちゃん。泣くのは後にするこった。……本来、噂の掃き溜めから生まれた怪異――人々の恐怖や共通認識が結びついて形を得た情報の怪物ってのはな、自我も記憶も、心すら持ち合わせちゃいない、空っぽの化け物にすぎないんだ」
龍はポケットに手を突っ込み、窓の外の夜空を静かに見上げました。
「定められたルールに従って無差別に人を襲うだけの、ただのからくり人形さ。だが、あいつはお前にどうしても謝りたかった。その強烈な想いの魂が、お前のその妙にオバケを引き寄せる特異体質に引っぱられて、噂のガワを無理やり乗っ取って特級のイレギュラーになっちまったってわけだ。まったく、地獄の閻魔様もあいつの頑固さには呆れて特等席を譲ったに違いないぜ」
普段はだらしなく不遜なこの大男が、戦いの後に見せた、底知れない優しさと愁いを帯びた表情。 莉紗は涙を拭い、呆然と龍を見上げました。
「……森繁さん」
「さあ、お嬢ちゃん。泣き顔の美少女じゃ、極上の北京ダックも味が落ちちまう。さっさと立ち上がって、そのお洒落な銀髪に似合うケーキ屋のタルトを平らげに行くこった」
龍はそう言うと、親指をグッと立ててみせ、だらしなくトイレの出口へと歩き去っていきました。 莉紗はその大きな背中を見つめ、胸の奥がじんわりと温かくなるのを感じながら、強く頷いて立ち上がるのでございました。
トントントン、と時が過ぎまして。
ところ変わってこちらは数日後、中央区の片隅に建つビル。
「……くそったれが! 十番のあの駄馬め、カタツムリの方がよっぽどマシなスピードで歩きやがって! 芝を走ってるのか、それとも泥の上でお昼寝でもしてたのかい!? おかげで俺のサイフは今や、北極の万年雪よりも冷え切っちまったぜ!」
ガラリと乱暴に扉を開け、不機嫌極まりない顔で事務所に入ってきたのは、競馬で大負けした森繁龍。 ジャケットを脱ぎ散らかそうとした龍ですが、その瞬間、信じられない光景を前にしてピタリと足を止めました。
「……おっと」
なんということでしょう!
いつもは足の踏み場もないゴミ溜めだったはずの事務所が、まるでホテルのロビーのようにピカピカに片付き、窓ガラスは磨き上げられ、机の上には埃一つ残っておりません!
そして、キッチンのほうからは、なんとも香ばしい、美味そうなオムライスの匂いが漂ってまいります。
「あ、おかえりなさい、森繁さん! ちょうどオムライスができたところですよ!」
エプロンを身につけ、ハタキを片手に持った天羽莉紗が、キッチンから満面の笑みでひょっこりと顔を出しました。
「おいおいお嬢ちゃん。ここは迷子の保護施設じゃないぜ。さっさとそのお洒落な銀髪を隠して、自分の家へ帰るこった。俺は今、お前のおしゃべりに付き合うエネルギーすら残ってないくらいに打ちのめされてるんだ」
龍はシッシと面倒くさそうに手を振り、莉紗を邪険に追い払おうとしました。
ですが、莉紗は全く怯むことなく、腰に手を当てて胸を張りました。
「帰りません! これは、私の命とあの子の魂を救ってくれた恩返しなんですから! 事務所の掃除も洗濯も、森繁さんの不健康な食事の改善も、全部私がやります! 虎徹さんにもちゃんと話して、許可を貰って合鍵をもらってきたんですからね!」
「何だと……? あのクソ真面目な会計士め、勝手なことをしやがって……」
龍は舌打ちをすると、ポケットからスマートフォンを引っ張り出し、仲介屋の虎徹へと荒々しく電話をかけました。
「おい、大将。どういう風の吹き回しだい。俺の神聖な事務所に、勝手なお目付け役を送り込むなんて、お前の紳士協定にはそんな余計な条項が載ってたかい?」
受話器の向こうから、虎徹のクスクスと嬉しそうな笑い声が聞こえてまいります。
「ははあ、そいつは驚いた。お前のその驚異的な変わり身の早さに、莉紗ちゃんの大掃除が追いついたってわけだね。家賃も滞納して、怪しい偏食メニューばかり食べて栄養失調で倒れそうなだらしのないお前には、ちょうどいいお目付け役だよ。莉紗ちゃんの手料理を食べて、少しはまともな人間らしい生活をするこったな、相棒」
「うるさいぜ、大将。地獄の説教部屋のほうが、お前のそのお節介よりはマシなBGMだ。余計なハタキ代を俺の取り分から引くなんて言うなよ」
「フン、そのハタキ代どころか、学校の個室のドアの請求書がきっちりお前の口座から引かれる予定だけどね。じゃあ、莉紗ちゃんをよろしく頼むよ」
ツ、ツ、ツ……と、虎徹は一方的に電話を叩き切ってしまいました。
「やれやれ、あの腹黒インテリめ……」
龍が心底嫌そうにスマートフォンをポケットに突っ込むと、莉紗はお盆の上に綺麗に盛り付けられたオムライスを乗せ、龍の前にペコリと頭を下げました。
「というわけで、森繁さん! 改めて、これからよろしくお願いします!」
銀髪を揺らし、赤い瞳をキラキラと輝かせて満面の笑みを浮かべる莉紗。
ですが、龍はそんな健気な美少女を平然と見下ろすと、スプーンを口にくわえたまま、心底めんどくさそうに、いつものだらしのない悪態を吐き散らしたのでございます。
「フン、地獄の独房の方がよっぽどプライバシーがある。勝手にしろ、ガキ。ただし俺の昼寝の邪魔をしたら、そのハタキごと天井に吸着させるからな……あー、めんどくせえ」
龍はそう吐き捨てると、ソファにこれでもかと手足を投げ出して、莉紗の作ったオムライスを無作法にスプーンですくい、美味そうに口に放り込みました。
莉紗はそんな龍の邪気ない態度に、ぷんぷんと怒りながらも、嬉しそうに事務所の窓を開け、爽やかな風を迎え入れるのでございました。
さてさて皆様、これにてめでたく大団円、一件落着でございます!
お次のお話は、一体どんな恐怖が待ち受けているのやら……。
それは次回のお楽しみ!




